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by ruhiginoue

ジャガイモの不作を機会にポテトチップをやめよう

 北海道から去年の台風被害が響いているそうだ。
 昨年その季節に北海道に行ったら大変な被害だった。交通が遮断されてしまい、ホテルとかサウナとかのインターネットコーナーは乗り物と宿泊を探す人が集っていた。用事や行楽で来た人たちはみな嘆いていたが、民宿の経営者など「書き入れ時にキャンセルが相次いで泣きたいのはこっちだよ」と言っていた。

 この台風被害の影響で北海道産のジャガイモが不作となり、材料の確保が難しくなっているとして菓子メーカーの間では、一部のポテトチップスの販売を休止するという。
 すでに「湖池屋」は「125グラムお徳用すっぱムーチョチップスさっぱり梅味」など9商品の販売を休止したうえ「130グラムお徳用ポテトチップスリッチコンソメ」など7商品の販売を終了した。
 また、「カルビー」は今月15日から「ポテトチップス 関東だししょうゆ」など地域限定商品を中心に18商品の販売を終了するほか、今月22日からは「ポテトチップス うすしお味 BIGBAG」など容量の多い商品を中心に15商品の販売を休止すると発表した。

 菓子メーカー各社によると、ポテトチップスの原料となるジャガイモのほとんどが国産で、全体の7割から8割を北海道から仕入れている。ポテトチップス専用の品種は契約した農家に栽培を委託していることが多く、ほかの産地への切り替えが難しい。
 そしてジャガイモは主に夏に収穫されるため、今の時期は保管してあるじゃがいもでポテトチップスを製造していて、それがなくなってきたということだが、農林水産省によれば原料として使うために海外産のジャガイモを生で輸入する場合は病害虫などが国内に入ることを防ぐため法律の規制があり、港にある工場でしか加工が認められていないということだ。

 そういえば、家庭菜園で農地を借りていたことがあるけれど、ジャガイモは簡単だからと植えたら隣接する菜園から嫌がられた。病害虫が付きやすいので周囲に悪影響を及ぼしやすいのだ。輸入なら神経を使って当然だろう。

 そしてお菓子各社は、限られた原料を販売量の多い主力商品に振り向けるため今回の措置をとったほか、新商品の発売数も減らして対応しているが、例年の量のじゃがいもを確保できるめどは立っておらず、来月からは九州地方でじゃがいもの収穫が始まるけれど、例年並みの量を確保するためには、今年の北海道が天候に恵まれたうえ収穫が行われる8月まで待つ、ということなならざるをえないと説明する。

 一昨年の北海道産のジャガイモは、およそ43%がでんぷん用、ポテトチップスなどの加工食品用がおよそ27%、飼料用やタネ用などがおよそ15%、それに、スーパーなどで販売される青果用がおよそ14%という割合の消費ということだ。

 この事態に、ポテトチップ好きは困っているようだが、しかしこれを機会にポテトチップを食べるのをやめる提案したい。 
 もともとポテトチップはダイエットの敵であった。大きいもの一枚を食べるとそのカロリーは階段で五階くらいまで昇れるほどだと言われているから、一袋を全部食べたらカロリー消費するのが大変だ。
 また、ジャガイモを薄く切って高熱の油で揚げるから、ビタミンは壊れカロリーは上がり、味がなくなってしまうので色々と化学調味料などで味を付け加える。つまり自然の恵みを無駄にしている。
 しかも袋のプラスチックでゴミが増える。ごみ処理も有料だったりする。こうなると健康と環境と家計に悪い食い物である。

 このことを環境保護運動をしているイギリス人にきいた。また環境問題とか食料問題だけでなく自分個人のためにも、ポテトチップ食べながらビール飲んだりしてアメリカ人みたいに不健康に太って寿命を縮めるなんてバカだということだった。
 それで、もとは好物だったが一切食べなくなった。ジャガイモが不作なら、なおさらやめるべきだ。不作はやめるいい機会でもある。お菓子会社には悪いが、他にお菓子はいくらでも美味しいものがある。



by ruhiginoue | 2017-04-11 22:55 | 社会