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by ruhiginoue

やはりトランプが大統領になって良かった

 米国が4月6日突如シリア空軍基地を巡航ミサイル「トマホーク」ミサイル59発を発射して攻撃し、軍人6名と周辺の民間人9人が死亡したと報じられた。

 この攻撃は米国の自衛行動ではなく、国連安全保障理事会の決議によるものでもないから「侵略行為」である。仮にシリア軍が化学兵器を使用したとしても、これに米国が報復攻撃をする法的根拠はないからだ。

 そもそもシリア軍が攻撃に化学兵器を使ったことは大いに疑問であり、なぜなら証拠がないうえあり得ないと考える材料ばかりだからだ。そして、昔からアメリカの大統領にとって最も手っ取り早い支持率回復の方法は戦争である。


 これらは、なにかと悪役に仕立てられているトランプ大統領だからこそ検証がなされ疑いを呈するメディアもあるけれど、その前のリビアの時などオバマ大統領だったから正しいに違いないと単純な報道がされたわけだ。ブッシュ大統領のイラク戦争を批判していた、ノーベル平和賞のオバマ大統領だからという程度のこと。
 このように報道は単純でいい加減なのだ。
 だいたい大統領が誰であっても、戦争するのは神輿を担いでる者たちで、神輿は勝手に歩けない。

 そして、シリアと北朝鮮に戦争をしかけることについても、右派のトランプ大統領がやることだからと批判している人たちが相当程度いるようだが、そのうちかなり多くが、もしヒラリークリントンが大統領だったら「民主主義国のリベラルな政府が独裁者を倒し自由のない国民を救うためだ」と支持していることだろう。
 これだから、誰が大統領になってもどうせ戦争をするのだから、トランプが大統領だったおかげで検証と批判をされるからまだマシである。

 また、北朝鮮政府は、自民党のように「ミサイル開発をやめろというならアメリカから攻撃されない方法の対案を出せ」と言うべきだ。他にどうすればいいのだろうか。もしも核を手放したら、たちまちNATO軍の攻撃をうけてしまう。
 だから、北朝鮮は抑止力を得ようとして発射実験を反復している。つまり「誇示」や「威嚇」をしているのだが、これを大手マスメディアは「挑発」を繰り返していると表現している。これは不適切な表現であるどころか意味を逆にしている。
 こうしたマスメディアのデタラメに騙されてはいけない。
 

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by ruhiginoue | 2017-04-14 07:33 | 国際