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by ruhiginoue

朝まで生テレビに出ていた三浦瑠麗および女性保守派論客の条件

 映画化もされたスティーブンキングの小説『ペットセマタリー』は、動物を埋めると生き返る墓地があったけど土が腐っているので生き返ってから凶悪になるという怖い話だが、これと同じように、出演した人が異常な復活と変容をするテレビ番組が『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)だ。 
 この番組が、最初は大したことなかったマスコミ人を宣伝して売り出し、しばしばデタラメを批判されて再起不能かという人を敗者復活のうえブレイクさせ社会に害毒を垂れ流させてきた。例えば舛添要一や西部邁がそうだったし、今では三浦瑠麗といったとろこか。

 その三浦瑠麗という「政治学者」が『朝まで生テレビ』に出演して森友問題で野党の議員を徹底論駁したと(ネットで見たが、そんな内容ではなかった)して、その動画サイトへのリンクが各地に貼られていたが、そのさい掲示板とかTwitterで「きれいなお姉さんが民進党議員をやっつけた」と紹介があり、これに対し「勝ち誇ったような驕った態度で勝ちに見せかけているだけ」という反応とともに、「派手なだけのオバハンが生意気なネーチャンのふりしているだけじゃん」「全然きれいじゃないね」「ブサイクだよ。ガリベン女によくある誤魔化し方が上手いだけ」という風貌に対する反論があり、そのうえで「宣伝のための自作自演と自画自賛じゃないのか」という疑惑もあった。
 どうであれ、ネットで録画を見たが三浦瑠麗には迫力が無かった。

 かつて社会学者の上野千鶴子が東大教授になる前「フェミニズムの女性論客」とマスコミで紹介されていた当時に、女性の保守派論客の後継者難を語っていた。
 けっこう前になる1989年か90年すでに60歳近かった曽野綾子がまだもてはやされている原因は、後に続く女性保守派論客がおらず、候補者を見まわしても山口令子がいるくらいで、彼女は知恵も教養もなく暴言ばかりと指摘していた。
 この山口令子に対する評価を裏付けるようなことがあった。都知事選挙候補として記憶に新しい鳥越俊太郎が週刊誌の編集長だったとき、ある催しで司会をしていて、彼女を紹介するさい「ヒステリックな文体で知られる山口令子さん」と言ったため彼女が怒ってしまったことが週刊誌にネタにされていた。鳥越俊太郎としては周知のことなので軽い気持ちで言ったらしいが、自覚していない山口令子としては不当に感じたらしい。
 このあと山口令子は『朝まで生テレビ』に出演したが、発言を求められても眠くてダメだった。まあ、深夜にテレビというのも不健康だし、どうしても眠れなくてテレビを見るなら通販だろう。

 しかし、文体とか夜更かしではなく三浦瑠麗の迫力の無さは顔が問題だ。強気に出ていても迫力が無いのは、保守派論客でありながら曽野綾子や櫻井よし子のような不気味さが乏しいからだ。マスコミに出ている保守派論客なんてどうせ中身が無いのだから肝心なのは威圧感であり、特に女性は不気味さがないと相手を戦慄させられない。
 その点、前に櫻井よし子はポスターに出たら笑顔が『シャイニング』や『バットマン』のジャックニコルソンのようだと言われたが、そうでないと威圧感が無い。曽野綾子も、賞味期限がとっくに切れて引退する年齢になっても通用しているのは、ダリオアルジェント監督のジャロー映画に出てくる殺す方の女性みたいなゾッとさせられる形相だからだ。これは元々だったのが歳をとって容貌が衰えたことでさらに強烈になってきた。

 とういうことなので、そういう形相と容貌に三浦瑠麗も早くなれるとよい。おそらく大丈夫だろう。
 




by ruhiginoue | 2017-04-21 17:47 | 社会