井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

泥憲和という人の奇行

 泥憲和という人が五月三日の早朝に死亡し、政治的運動をしていたので新聞に小さいが訃報も掲載された。
 この人は元自衛官で、集団的自衛権などで安倍内閣を批判していた。だから柳澤協二元防衛官房と同じだ。柳澤元官房は、あくまで今の政権がひどすぎると批判してるのであって、もともとは今の政権への道を舗装する側の人だった。これは知り合いの野党議員も指摘していて、「なにをいまさら」と、かなりの不快感を表明していた。

 そして泥憲和という人はどうかというと、まず平易な表現で親しみやすく語っていたから受け入れられやすかったが、やはり柳澤元官房と同じである。そして改憲派の反共派でもある。
 それでも利用できるということか、共産党は機関紙や集会で発言させてきた。しかし一方では共産党に誹謗を浴びせ、その程度がお粗末で、かつ下品だった。

 そういう低劣な反共屋だったので、ネトウヨやキクマコとつるむ松崎いたる板橋区議員が共産党から除籍されたら同党を攻撃するネタに利用したうえ、このことで同議員を批判した者にも同党の味方とみなし嫌がらせと中傷をした。

 だから、こちらに対しても執拗だった。その内容は下品で無茶苦茶。反論や批判ではなくまるで無関係の話に難癖をつけ続け、それだけをもって他も同じだというバカ論法ばかり。しかも汚い言葉で中傷誹謗をされ、ツイッターはブロックしたが、他で続けられてた。菊池誠教授や左巻健男教授といった人たちに同調し、同じように人を見下す嫌らしい発言を執拗にやっていた。それが泥憲和という人であった。死ねば美化されるが。
 しかしいくら美化しても、泥という人が政治的に気に入らないと人権を否定する攻撃をしかけた事実は変わらない。そんな人が憲法記念日に死ぬとは皮肉である。もっとも、平和と言いながら人権意識が乏しい人はよくいる。特に党派性を持つ人には。

 しかし、少し前から急に鳴りを潜め、そうしたら死去ということだった。
 もっと前から病気で短い余命と宣告されていたらしいが、それを押して活動してきたという証言もある。それならどうして貴重な時間を、このブログなどの悪口に浪費したのだろうか。それが疑問である。



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Commented by ケーキイーター at 2017-05-04 20:21 x
 私はこの人の事を全く知らないんですが。いやね、中やっちゃんが、100歳近いのに、堂々と「改憲したい」スピーチをやっていたんで、何でこんなに元気なんだろうね。って思いながら、テレビの画面を見ていたという訳さ。そっちの方に気を取られちゃってさ。やはり、美人薄命~? ちょっと強引にエントリーしちゃった。

Commented by ルーピー at 2017-05-05 13:01 x
柳澤氏はイラク戦争を主導した人だというのに、新聞や集会で何の違和感や批判もなく受け入れられているのが腑に落ちませんでした。
他の右派政治家やタカ派の学者などが安保法反対を口にした場合、それなりに整合性を問題視されたりしますが、柳澤氏に対してイラク戦争の時とのスタンスの違いを問う人を寡聞にしてしりません。
Commented by ruhiginoue at 2017-05-05 15:30
この爺さん、まだ生きていたのか、という人が、未来に関わることへ口出すのは間違ってますね。

柳澤もと官房は、あとから中谷防衛相に怒って批判してるけど、これについて知り合いの他党の地方議員は、自由な立場になった人と、政権与党内にまだ居る人の違いだろうと言ってました。
Commented by L at 2017-05-06 12:54 x
 こんにちは。泥氏はそういう人だったのですか、驚きました。

 柳沢氏は、政治家の要求に応えるのが役人だとしてイラク戦争他への見かけ上の合法性などを取り繕う仕事をしてきました。しかし、イラク戦争についての政治家の判断や片棒を担いだことについては間違いだという認識のようです。志波玲、高遠菜穂子さんらによる「イラク戦争の検証を求めるネットワーク」が開いた院内集会にも証人の一人として協力しています。検索すれば、証言のpdfや動画も見られるでしょう。
 役人時代はアイヒマンとして活動していたのですから、「何言っちゃんてんの?」と思う議員らがいるのは当然だしそれを止めることはできません。私にも違和感はありました。しかし、自分の仕事に反省して内幕を暴露し協力してくれているのですから、史料批判を加えつつ情報を利用すればよいと思うのですけどね。内局の高級幹部や将官級で他にこういう人はいないのですから、素直に協力してもらっていいと思います。柳沢氏は佐藤優のように邪にこちらを踊らせるというところはないと思います。
 もちろん、彼のスタンスは彼に講演をお願いする側、聞きに来る方とは違います。自衛隊や安保を前提にし、概ね小泉よりも前の自民党の政策辺りが彼の考えだと思います。
 イラク戦争や戦争法についての講演に行ったこともありますが、内容もちゃんとしていましたし、質問時間もたっぷり取って丁寧に答えていました。
 私は”安倍や石破によって文官統制が壊されているが非常にまずいのでは?”と質問したら、”どうなるかは制度論以前であって政治家がどうであるかによって決まってしまうからそこが問題なのではない。文官統制はかつて自衛隊に多くの旧軍高官がいた時代にその影響を遮断するために設けたもので今はそれほど意味がある訳ではない”と答えたので大いに驚きました。内局のトップなので悲憤慷慨すると思ったら”制度がどうあろうと、総理や防衛相がバカだからバカな結果が出るんだよ。役人に止める気はないよ。だから、皆さんの投票次第だね”というわけです。
Commented by ruhiginoue at 2017-05-06 15:31
 赤旗が安易に無邪気に取り上げる人は、だいたいそうだとみて確実です。大谷、家義、左巻…こういうことばっかりだったので、共産党を応援していても赤旗を購読する気が失せたという人の話をよくききます。
 シビリアンコントロールについて、日本は昔は軍の暴走があったから大事だとの考えが強いけど、逆に専門家なら専門的見地から無謀なことに反対しても、文民だと素人であるから無謀さに気づかないうえ、ポピュリズムで程度の低い有権者に媚びることもあり、そのうえ最近の自民党では二世三世が幅を利かせて世間も知らない学校の勉強すらしないという連中が中心になっているから、それで柳澤氏もそれを言ったのではないでしようか。
Commented by L at 2017-05-07 01:38 x
 こんばんは。「将軍は部下を殺すのが嫌だからみだりに戦争に賛成しない。タカ派・バカ派政治家の方が危険」論はまま聞きます。フィンランドのマンネルハイム将軍は、ソ連から”レニングラードに近すぎるから国境線を引っ込めろ”と迫られた折、”呑まずに戦争になれば絶対敗けて人命とカネと時間を浪費し後の影響が大きい。最終的に要求を呑むしかないと交渉団に言ったそうです。しかし、政治家は成り行きと面子で引っ込みがつかなくなって拒否、戦争にしてしまいました。将軍は楠公の様な指揮ぶりで何度も一泡吹かせますが衆寡敵せずで当初の要求よりも多くの領土を喪ったそうです。
 とはいえ、第1次世界大戦におけるスウェーデンのハマーショルド大統領のようにUボートの攻撃にさらされても参戦する方が高くつくと冷徹に中立を保つ政治家もいます。

 一方、自衛隊の将軍どもはといえば
>統幕長(旧統幕議長)は「政治的軍人」が多く、古くは陸の栗栖弘臣、空の竹田五郎、海の斎藤隆、最近では空の田母神俊雄(筋悪すぎるが) 、そしてこの河野海将である。米軍関係者とのやりとりをみても、政治の統制や防衛省内局などを意に返さないタイプ
>陸のトップエリート、番匠幸一郎
>この新しいタイプの「軍人」が政治の場に登場する可能性はきわめて大きい
気分はすでに「普通の軍隊」――アフリカ軍団への道? 2015年9月14日

>「政治的軍人」たちが、石破のもとを訪れ、内局の防衛官僚の頭越しに、制服組の主張を伝えていく。その中心に、古庄幸一(防大13期)と斎藤隆(同18期)らがいた。
>齋藤は「国家革新を唱える右翼的な人物」として、長らく公安当局にマークされていた。海上勤務からもどると再三上京しては民間人らとの会合で「国家革新」を繰り返してきたという。TBS報道記者の取材に対して公安当局者の一人は、「齋藤海将の言動に思わず、戦前、危険人物とされながら広島・福山の連隊から上京し、別の危険人物らと頻繁に接触しているのに憲兵隊や特高警察がマークしていなかった陸軍永田鉄山軍務局長斬殺事件の相沢三郎中佐のことが頭をよぎった」という
Commented by L at 2017-05-07 01:39 x
>磯部晃一東部方面総監~が、なぜか昨年8月の人事で突然勇退した。今年7月の参議院選挙以降、強行採決の突撃隊長(人間かまくら戦術)だった連隊長級の議員(佐藤正久・元一等陸佐)ではなく、陸軍大将級の「政治的軍人」が本格的に政治の分野に進出してくるかもしれない
 佐官級でもヒゲだけでなく
>(自民党の)改憲案を起草したのは、陸上幕僚監部防衛部防衛課防衛班付きの二等陸佐で、軍隊の設置と権限、国防軍の指揮監督、集団的自衛権行使、国家緊急事態、特別裁判所(軍法会議)、国民の国防義務など8項目について条文を列挙した改憲案を書いていた
(ちなみに、中谷元は元・二等陸尉)
「軍」の自己主張――帝国憲法の緊急事態条項と「2.26事件」80周年
2016年2月29日

 ハッキリ言って、ここ2,30年極右タカ派が幹部を占めてそういう教育を積み重ね、そういう基準で昇進させてきたので、”プロ軍人は文民政治家の愚行に反対する”という見立ては、少なくても自衛隊についてはアニメチックな幻想です。芥川が見つめた連中の正統後継者ですよ。ここで挙げた将軍どもが何をやって来たかについては、タイトルで検索していただけたらと思います。
ま、それだけに柳沢氏の答えに今も満足しきれていないのです。
Commented by ruhiginoue at 2017-05-07 15:42
栗栖弘臣は自衛官だった人たちから悪い評判を実によく聞きますね。
政治的な自衛官はけっこういて、そういう連中に盛んに発言させている機関紙誌があって、一般自衛官にも匿名で投稿していたりします。
こういうことに反感を抱く自衛官の話も聞きます。こういう人たちがいるから自衛隊が偏見を持たれ、自衛官も普通の市民と同じなのに「やい、右曲がり」と言われたりすると。
目立っているだけで数としては多くないようだけど、それなりに影響力をもっているのかもしれません。
Commented by 脱学校者 at 2017-05-11 12:40 x
この泥という人は、ほとんど接触もなく、理由もないのに、四条河原町のシールズデモで、わたしをいじめ排除しようとする動きを見せた。
仮にも元軍隊にいた人からの攻撃は、身ぶり・口調だけでも怖かった。
その後、Twitterでツイートを拝見したが、あまりよい印象は持っていない。

なお、故人であっても議論を続行する貴サイトに敬意を表する。月並みな悪評を恐れていては、言論の自由は形骸化してしまう。
Commented by ruhiginoue at 2017-05-11 17:52
泥という人が手当たり次第に個人攻撃を仕掛けると、なぜなのか不明であり、実際に口汚いとか威圧的とかであるけど、ついに何が言いたいのか明らかにしないのです。
政治的活動していて訃報が新聞に載ったのだから、その分野では死去したからと遠慮することはありません。
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by ruhiginoue | 2017-05-04 18:20 | 社会 | Comments(10)