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by ruhiginoue

「ハゲー!」など豊田真由子議員の暴言について

 豊田真由子議員のパワハラ問題だが、ハンガーで殴られたというのだから、武田鉄矢が映画で披露していた「ハンガーヌンチャク」を思い出してしまう。また武田鉄矢のテレビドラマで最も有名な役はもちろん金八先生だが、その最初の生徒役の一人で有名になったのが三原じゅん子である。
 この三原じゅん子議員を豊田議員は見習ったと言っていて、ポスターも模倣したそうだが、それなら負傷した秘書の診断書には「顔面打撲傷」とも記載されていたそうだけど、三原じゅん子議員は注意しなかったのだろうか。『金八先生』に出てたとき言ってたように「顔はヤバイよ、ボディやんな」と。

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 そういえば三原じゅん子議員も週刊誌の記者に写真を勝手に撮られ怒って暴力をふるい逮捕されたことがあるから、その意味でも先輩だ。
 ただ、そのとき芸能人だった彼女は、警察での扱いがひどかったと言っていたのだが、それでも司法と人権の問題に関心は持たなかったようだ。自民党に入っていてもできることはあるはずだが、しかし前にも述べたが、自分が権力の被害者になっても社会に覚醒しない人のほうが多い。
 しかも左翼団体で活動していた人にすら、そういう人がゴロゴロいるのだから、芸能人ならなおさらだろう。

 ところで、豊田真由子議員の感情的で攻撃的な暴言の録音を聞いて「お母さんみたい」と言った子供たちがいたそうだが、うちの母はもっと凄かったし、さらに凄まじかったのが小学校の担任をはじめとした女性の教師たち。
 つまり弱い立場の相手が我慢を強いられているとボルテージが急上昇する女性なんだろう。それが学校でも家庭でも困ったことなのだが、あと豊田議員の暴言に「ハゲー!」というのがあり、これについて東国原とか百田とかいう人達はどう思っているのだろうか。

 実は、高校生のとき同級生に、神経性ではなく壮年性の脱毛症だった人が複数いた。早い人は十代の後半から始まる。そのうち一人は一部の人にかわれていて気の毒だったが、もう一人は「やられる前にやれ」という主義だったから、かたっぱしから嫌がらせしていて、それが敵意が無い相手であってもオシャレな髪型をちょっとでもしていると嫌がらせをしまくっていた。これがひどいもので、殴れば良かったとも思うが、おそらく殴られても止めなかったはずで、最も有効なのは最も気にしていることすなわち「ハゲ」と侮辱することだった。これを言われると逆上はするが打撃を受けているのがはっきり判った。

 しかし自分はそいつにどんなに頭に来ても言わなかった。身体的な悩みを言って攻撃すると相手以上に自分を貶めると思ったからだ。
 ただ、そうして耐えているところにそいつは付け込んで嫌がらせをエスカレートさせた。だから執拗に殴れば良かったか、それともハゲ口撃すればよかったか。

 これについて最近思うのだが、どんなに悔しくても身体的な悪口は言わないことを貫いて、周囲からどう見られていただろうか。耐えて立派だと思われたか、我慢して不甲斐ないと思われたか。
 もちろん信念とは他人からの評価ではなく自分自身がわかっていることが大事だが、それでも学校の中でみんなどう思うか気になってしまうのはなぜかと言うと、評価する者たちは必ずいたと確信しているけれど、そうであろう人に限って自分と友達ではなかったからだ。

 つまり交友関係を後悔している。趣味が合うというだけの人たちとばかり付き合ったりしていたことを反省しなければならない。しかし、それに気づくには高校生では未熟すぎたのだ。




by ruhiginoue | 2017-07-03 22:40 | 政治