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by ruhiginoue

暑い日は水分の補給が絶対に必要

 熱い日が続いている。熱中症対策に待避所を作ったと役所が拡声器で呼びかけている。

 また、死者行方不明者が出た大災害で、エアコンのない避難所で熱中症になる人もいるそうだ。消防と警察と共に自衛隊が出動して働いているとき。防衛相は留守で「勉強会」というが時間からすると実は食事会だったのだろう。もちろんそこではエアコンが効いていただろう。

 こんな調子だから、学校でも異常なことがあるのだろう。
 なんと小学生が下校の時に水分補給してはいけないといわれているそうだ。そのため、すごく暑いのに下校途中にお茶が飲めず、帰ってきたら軽い熱中症だったという。
 ここで指導するなら、カフェインのない麦茶か水にして清涼飲料水は論外とか、安全や行儀のために道の脇に寄ってから立ち止まって飲む、などを教えるべきだ。

 かつては、旧軍隊から体育会系に受け継がれた精神論で、根性を鍛えるためと称してわざと苦しめるやり方が横行し、その一つに水を飲ませないことがあった。それで本当に効果があると錯覚している者が多かった。
 また、『戦場にかける橋』で、暑さと渇きのため川の水を飲んでしまい高熱にうなされる場面があったが、東南アジアに行くとその危険があるので勝手に水を飲むなと旧軍は指示していた。最初はその意味があったものだったけど、それが我慢訓練と化し、意味を見失って一人歩きしはじめたようだ。

 あと、部活でよく、水を飲むと疲れると言われて苦しめられるが、これは迷信であることが大学の保健体育の実験によって確認されている。疲れるほど一気に大量に飲むことはなく、むしろ不可能だった。
 だから適度に補給するべきだ。その方が疲れないし、生命が安全である。
 そして気をつけるべきなのは、キンキンに冷えたものを一気に大量に飲むと身体が冷えすぎたり腹下したりする、ということだ。ほんとうは15℃前後が良いらしい。

 灼熱の砂漠でも、水分があれば大丈夫だし、ないと死ぬそうだ。だから暑い日は水分の補給を。




by ruhiginoue | 2017-07-10 18:01 | 雑感