子供のころからNHK大河ドラマは大嫌い
2017年 09月 25日
動画サイトに昔のテレビドラマがあって、たまに観ることがあるけれど、それで思うことは小学生のころに感じていたことは今も同じだということだ。
それは、時代劇でNHKの大河ドラマというのが嫌いだということだ。みんな封建時代の独裁権力者たちを美化しているから不愉快になる。小学生のころから変わらない。だから時代劇が嫌いということではない。小学生のころテレビで時代劇はよく観ていたが、好きだったのは『子連れ狼』や『座頭市』などで、これと同様に西部劇よりマカロニウエスタンのほうが好感を持てた。
ただ、NHK大河ドラマの音楽は面白かったので、よくテーマ曲だけ聴いてテレビを消してしまっていた。それも一時はふるわず、かつての芥川也寸志『赤穂浪士』、武満徹『源義経』、入野義郎『太閤記』などの名曲が無くなってしまたと言われていたけれど、池辺晋一郎が頭角を現し『黄金の日々』や『独眼竜政宗』など音楽が俄然面白くなった。
しかし大河ドラマがくだらないと思うことは相変わらずであった。
これで中学生の時に困ったことがあった。幼稚園から同じだった同級生の一人が、勉強が苦手なのでせめて丸暗記の社会科くらいいい点を取ろうとしても馴染めず、だから少しでも歴史に親しむようにとNHKの大河ドラマを欠かさず観るようにしたと言うのを聴いたうちのバカ母が「あの子は偉いね。それに比べてお前は音楽しか聴かない」と叱った。
そう言われても、その同級生と比べると社会科も含め全教科でこっちのほうが成績が良かったのだ。ドラマを観たから日本史の試験で点が取れるわけではない。こんなのは常識のはずだが、それもわからない親をもって情けなかった。
そんなことを動画サイトがきっかけで思い出してしまった。
by ruhiginoue
| 2017-09-25 18:47
| 雑感