アイドルも議員も選挙が不正であることは同じ
2017年 10月 20日
アイドルグループ「AKB48」の「総選挙」と称する人気投票をするためにCDを大量に購入し、添付された投票券を使用したあとCD585枚を山中に不法投棄したとして、廃棄物処理法違反で30代の会社員の男性が書類送検されたそうだ。
しょせんAKBのCDなんて仮面ライダースナックやビックリマンチョコと同じということだ。オマケのカードやシールを目当てにお菓子を買って食べすに捨ててしまう子供がいて、ちょっとした社会問題になったものだ。
それにしても、一人で大量に投票するのでは熱狂的でも金次第なのだから人気を測るものにならない。売る側が喜んでいるだけだ。最初からそれが目当ての商売だったのだろうが。
こんな商売ではなく議員などの選挙では替え玉投票というのが昔からあって、投票券を金で売ってしまう人もいた。これは売るのも買うのも両方が犯罪であるが、なんと91年に東京都渋谷区で大学の寮に届いた都議会議員選挙の投票券が盗まれた事件では、盗んだ人に犯罪の自覚が無かったので世間が驚いた。
これは、大学の寮の郵便受けから、その大学の女子学生が、届いている投票券をみんな取ってしまって、これは立候補している保守系の議員の選挙運動をしている人から、持ってきて欲しいと頼まれたら深く考えずに、同じ郵便物が一様に来ているのでダイレクトメールのようなものだと勘違いしていたらしい。
だから、替え玉投票しようとする選挙運動員もけしからんが、それに頼まれるままに投票券の意味がわからず取ってしまった女子学生も呆れられた。
そして、普通はバカじゃないかと言われるところだが、その大学とは渋谷区内にある聖心女子大だったので、担当した警察官も「お嬢様だな」と呆れて言ってたそうだ。
その後、18歳になれば大学生どころか高校生でも投票できるようになって、そうしたら、替え玉なんてことしなくても、親に言われた候補者に投票する人が意外といて、そんな従順な家庭は保守的だから自民党に投票するということになったわけだ。
by ruhiginoue
| 2017-10-20 15:43
| 政治