井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

現金払いは危険と差別が無くて良い

 大手コンビニ店のファミマでは客の9割弱が現金で支払いをしていて、ローソンでは75%以上だそうだ。 

 自分ではセブンイレブンが最も近いので良く利用するが、支払いはナナコカードというものを使っている。これは300円で作り、1万円使ったら100円のポイントでオマケが付くから、3万円も買い物したら元が取れて、その後は一万円ごとにたった100円のオマケだが、他にも系列のイトーヨーカドーで使用できるから、少しは得な感じである。
 しかし、小銭を落っことしてしまうことがあるので、その防止が主な目的だ。また、パスモやスイカと同じものなので、クレジットカードのような危険と嫌な感じはない。

 ある外国の映画で、日本人は現金払いが好きだというセリフがあった。これを遅れているように言う人がいるけれど、アメリカのように市場を支配しているカード会社というのは自由な買い物ができないということであり、不健全であると昔から指摘されている。
 そもそも歴史的に見れば、現金から電子マネーへの推移は、都市生活の匿名性の放棄であり、誰が何を買ったのか簡単にわかってしまう近代以前への退行となる。
 また、スキミングなどで不正利用の被害も発生していて、この点の危険もある。現金を持ち歩く危険もあるが、あくまで持っている金額に被害は限定される。それでは済まないのがカードの被害である。

 あと、日本人の好きな現金払いは、経済活動のプライバシーを守る意味の匿名性とともに、金を出す方も受け取る方も正当な対価の支払いさえあれば相手が誰であっても関係ないということであり、クレジットカードにあるような経済格差や社会的地位などによる差別を防げるという利点がある。
 昔のSFテレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』に、地球で遭難した宇宙人を匿う少年が差別と迫害を受ける話があった。そして商店街で買い物を拒絶されるが、パン屋の娘だけは食パンを売る。店をやっているのだから売るだけのことで、当たり前だと言う。そして現金を受け取り商品を渡す。
 こんな場面であり、その宇宙人は地球人に化けて「金山」と名乗っていたから、これは明らかに民族差別に対する風刺だったが、あまりに暗くて重い話なのでテレビ局から文句がついて、それでパン屋の話は後から付け加えられたとも言われている。

 しかし、現実の買い物でも、差別を受ける人に対して、金を払うなら売るだけだと言うやり取りは存在し、これで色々な被差別の立場の人が助かったことはよくあった。
 そして、大型店が進出すると地元の商店街が経営圧迫されて問題だけど、そのほうが買い物しやすいと歓迎する人もいることは確かで、これも匿名性が高いからだ。
 そうなると、「貸して不仲になるよりも、いつもニコニコ現金払い」は、ツケをちゃんと支払うかというだけの問題ではないことがわかる。

 あと問題なのは医療である。保険制度のため匿名性がなく、従事者のモラルにはほとんど期待できない。



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Commented by ケーキイーター at 2017-10-22 15:46 x
私のは単なる経済音痴~。また中身のない話かな。
Commented by ruhiginoue at 2017-10-22 17:46
「支払いはクレジットカードのみです」と言われて困ったことはありませんか。
Commented by ケーキイーター at 2017-10-23 21:02 x
今のところは無し。そんなに高額な買い物していないからかな? T・カードや狸のカードは持っていて、効率よく使っているつもり。そうだ、狸の、じゃなかった、ポンタカードにまつわる話。ある店でカチンと来たんだけど。そうだね、非公開でこの話をしてもいいけど、どうする?
Commented by ruhiginoue at 2017-10-24 14:40
インターネットの最初のころ2000年くらいまでは、ニフイティのような一部のプロバイダーしかなくてクレジット決済のみでしたから、インターネットがやりたいので仕方なくクレジットカードを作ったという人がいました。
非公開の話は、返信なしでよければ。返信ありにするならメールで。
Commented at 2017-10-24 20:59 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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by ruhiginoue | 2017-10-21 14:30 | 経済 | Comments(5)