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by ruhiginoue

風邪に抗生物質は効かない

 風邪の季節になったので注意しようという話があちこち散見されるようになった。
 それなら数日前まで少し喉などをやられていたが、すぐに回復した。

 ところで、風邪を治療する方法は存在せず、免疫によって回復するのを待つしかない。それを手助けするために安静にしたり温かくしたりで、葛根湯や生姜湯を飲むこともある。
 そういえば、SF小説では、未来も風邪は克服できないという話があり、『銀河英雄伝説』には、無理がたたって風邪をひいてしまい、いくら医学が進歩してもこれだけは温かくして寝るしかないという話がでてくるし、アランEナースの短編小説『コフィン療法』は、風邪をひかなくなる方法が発明されたら臭いに過敏になって大混乱してしまい、風邪は必要悪であると療法が否定される。

 ところで、風邪はウイルスが原因なのだからバイキン対策の抗生物質は効かないのだが、これを知らずに飲む人やテキトーに処方するいい加減な医師がいることで問題になっている。
 ただ効かないだけでなく、意味もなく抗生物質を使用すると耐性菌ができてしまい危険という指摘もある。

 このことで、風邪をひいて寝込んでいるときに、妹から無理やり抗生物質を飲まされたという人の話を聞いたことがあり、これがひどい話だった。
 そのとき、効かないし有害だからと拒否しているのに「なに!ひとがせっかく!」と怒鳴って、空腹で飲んではいけないと言うから、食事を作ってくれるとか、何か食べたいものがあれば買ってくるとか、そうだと思ったら大間違いで、ジャーの中で干からびた古い飯をもってきて食えと強要する。気分が悪くて臥せっていなければ殴っていた、と言うほどひどい態度だったが、それをわかっていてわざとやっていたのが明らかだったそうだ。

 これに親は、思いやりのないどころか冷酷で残忍な意地悪をする娘を心配していたが、この性格はついに変わらず、とうとう結婚もできなかったそうだ。
 しかし、こちらに言わせると、その性格は親によく似ていたのだ。ただ、親に輪をかけたような、親以上のひどさだったから、こういうのは性格の拡大再生産なのだろうかと考えてしまった。



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by ruhiginoue | 2017-11-14 16:05 | 社会 | Comments(0)