人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

権力で報道を無かったことにできる日本

 日本維新の会(実質は大阪ヤクザ党)の足立康史議員が立憲民主党や希望の党の議員を一方的に「犯罪者」呼ばわりして、立憲民主党は同議員に対して懲罰動議の提出を検討するなど問題になったので、陳謝・撤回することになった。

 これは当然だが、あれだけ威勢のいいことを言っておいて組織内で自らの立場が危うくなるや突如「断定していない」と後退したうえ撤回ということだから「犯罪者だと思う」の発言には何の根拠もなかったわけで、これこそ彼の言う「捏造」「印象操作」そのものではないかと指摘されている。

 そのくせ足立康史議員は、「朝日か嬉しそうだが、朝日新聞の加計報道「捏造」発言については、微塵も反省してないし、撤回してませんので、念のため」 と居直っている。
 これはTwitterでの発信であるから議会のように免責されない。よって司法の場で争うべきことだ。これもやはり何の根拠もないのだから、朝日新聞社は足立康史議員を訴えるべきだろう。
 もちろん政治家の発言それも総理に擦り寄ってのものだから司法が公正な対応をする期待が乏しいという問題もある。
権力で報道を無かったことにできる日本_f0133526_16383097.jpg

 また、Twitterだけの放言ではなく国会の委員会で足立議員は、加計問題の報道について朝日新聞の捏造だと自分が思うというだけで、だから「朝日新聞の捏造と言ってください」と大臣に迫った(大臣は拒否)が、こんな滅茶苦茶をなぜ平然行うのかと言うと、反論とか反証ではなく権力によって都合の悪い報道を否定できると確信しているからだ。
 これは、すでに朝日新聞が政治的圧力に屈して吉田証言を捏造だと自ら言って撤回したことなど色々と「実績」があるからだ。

 しょせん日本とは、その程度の国なのである。




by ruhiginoue | 2017-11-17 16:42 | 政治