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by ruhiginoue

高須克弥と村西とおる女性の敵

 成人向け動画(AV)の村西とおる監督が、従軍慰安婦は売春婦であると被害女性を誹謗したうえ、これは朝日新聞の捏造記事が原因であると根拠もなく発言した。それも引用するのははばかられる口汚さである。
 まさにネトウヨ発言であり、これに対してデタラメであると指摘して事実と証拠をつきつける人たちがいるけれど、村西という人はしょせん「炎上商法」を狙っているだけのような発言ばかりであるから、ここでも平気でいる。

 しかし、そもそもこの村西とおるAV監督は、女性に対する深刻な人権侵害として今問題のAV出演強要の元祖的存在であり、未成年者使用などで何度も逮捕歴のある人である。これらについても、彼はまるで武勇伝のように語っているので、女性を性的に貶めることなど彼は何とも思わない人格なのだろう。
 そういう意味で、外国からは性的奴隷と批判されている従軍慰安婦を売春婦だと罵ることは、村西とおる監督にとっては一貫性があるということだ。

 また、これら村西とおる監督の発言は高須クリニックの高須克弥院長とまったく同じ内容であり、やはり炎上商法狙いの姿勢も共通するうえ、女性を人と見做さず商売のため食い物にして傷つけたことを否定するためには被害者を中傷、という態度が完全に一致している。彼らは個人的に親しいということも、よく聞く話だ。

 この高須克弥という人はナチス礼賛とアウシュビッツや南京虐殺を否定する発言のためアメリカの美容外科学会から「追放」されたことで最近また話題であるが、一方で日本の形成外科学会は別件で問題になったもののゴネて居残ることに成功したと言っていた。
 ところで既に述べた自分の裁判経験のとおり、被告側の医師が形成外科の専門医を自称しているけど手術当時は日本形成外科学会の認定医でなかった事実を内部文書で挙証し指摘したところ、当該医師は「そんなもの申請すれば自動的に得られる」と開き直ったのだった。
 つまり「そんなもの」をTwitterで「会員です」「えっへん」と自慢する高須克弥医師ということだ。

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 さて、南京大虐殺が日本では完全に否定されていると断言した高須克弥院長だが、旧陸軍のOB組織である偕行社や、フジサンケイグループから正論大賞を受賞した秦郁彦、防衛研究所で戦史研究センター長をしている庄司潤一郎、なども当事件の存在を認めており、無かったと言っているのはデタラメ極論を吐きたがる一部の人だけであることは、周知のとおり。
 しかし高須院長は「美容外科医」である。この手の医師はだいたいが、客観的にどうであろうと関係なく、自分が成功だと言えば手術は成功だし、かえって醜くなったと言う人ばかりでも自分が美しくしたと言えば美しく、後遺症がひどくても自分が無いと言えば無いわけで、だから被害者を嘘つきとか言って侮辱するものだ。だからこれは一種の職業病というべきである。

 しかし、そもそも女性をどのように見て商売しているかということが高須クリニックの危険性であり、このことは拙書『朝日新聞の逆襲』の従軍慰安婦問題で既に詳しく解説したとおりだが、その点で村西とおる監督と高須克弥院長は体質が共通しているということである。




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Commented by 王子のきつね at 2017-11-20 11:49 x
松原仁、渡辺周、中田宏らも南京虐殺はなかったと主張している。
中田の場合、南京の人口は20万人しかいなかったから、中国側の主張する30万人の虐殺は不可能と主張している。
虐殺された人数は、学者によって2万人~30万と異なり、実際にはわからない。
この20万人というのは、ネトウヨがよく使う数字で、彼らがネトウヨの仲間だと理解するのに相応しい数字だ。
ちなみに、20万人とは南京作戦後に南京市内に残っていた人の数で、それ以前は市内に100万人、郊外に150万人が住んでいたとされている。
人口5億人の中華民国の首都に20万人しか住んでいなかったという主張自体にそもそも無理があり、江戸時代後半の日本は、人口3000万人に対して、江戸には100万人が住んでいた。
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by ruhiginoue | 2017-11-19 15:20 | 社会 | Comments(1)