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by ruhiginoue

プーチン大統領とトラック野郎

 ロシアとクリミア半島をつなく橋が開通し、その式典で初通行するトラック隊のうち一台にプーチン大統領が乗って自ら運転して渡ってみせた。
 ところが、この映像を見た人たちが、シートベルトをしていないのではないかと騒ぎ出した。この見た限りでは隠れた状態なのでどちらともいえない。
 また、トラックの運転免許を持っているのかという疑問も出たが、これについてロシア大統領府の報道菅は、20年前に取得していると説明したそうだ。
 もともとプーチン大統領は自動車の運転はしている。ジェット戦闘機の操縦までできるが、これはかつてKGBに勤務していたからだ。よくアメリカのCIAやFBIのライバルとみなされたので、諜報機関とか秘密警察とか言われたが、実際は軍の組織の一つだった。日本では陸上自衛隊が大型免許を取得できると勧誘していて、実際に退官したあと運送業になって大型トラック運転している人たちがよくいる。

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 この大型トラック無免許運転疑惑といえば、かつて菅原文太が『トラック野郎』の撮影で、公道でロケしているとき警察が監視していたそうだ。
 その原因は、単に菅原文太が大型免許を持っていないからではなく、映画に警察が反感をもっていたためらしい。いつも最後に、人や荷物を大急ぎで運ばないといけなくなって「こうなったら一世一代のスピード違反だ」と菅原文太が言って一番星号で突っ走り、追いかけてくる警察を振り切り、そのさい転倒するパトカーや白バイの様子を面白おかしく描写しているから、警察としては不愉快だったらしい。

 あと、『トラック野郎』は、もともと主人公の相方役の愛川欽也が、アメリカのテレビ番組『ルート66』のセリフ吹き替えをしていて、そこから発案したそうだが、このシリーズが終わったら、アメリカ映画『コンボイ』がヒットし「♪Come on join us convoy」というサントラ盤が売れていた。
 これら映画の影響で、大型トラックの電飾と無線が流行り、よく違法行為もあった。それがロシアでは大統領に疑惑というわけだ。


by ruhiginoue | 2018-05-24 10:32 | 国際