地震と害虫大発生の関係
2018年 07月 18日
いろいろな昆虫について写真や動画をツイートしていたら、テレビ局から大形の蛾クスサンの動画を放送で使わせて欲しいと申し入れがあり、TBSの「Nスタ」という番組の中で流れた。
この話は、昨年した。
これは前に説明したが、クスサンの幼虫がサナギになろうと木によじ登っている映像が、今年はなぜ大発生したかと解説している背景になったのだった。
このクスサンの幼虫は、よく栗の木を食害する。大発生して栗園が壊滅的打撃を受け、経営者は何百万円もの損害となって、また栗拾いを楽しみにしていた人達に申し訳ないと言っている。
その報道の中で、昆虫に詳しい人が解説した。幼虫が大発生するのは天敵がいなかった場合で、よく鳥に食べられるのだけれども、その天敵である鳥が人間や猛禽類にやられたり、あるいは何らかの理由でいつもの場所に来なかったりで、食べれらることがなく大発生したと考えられている。
これについて、やはり鳥が来なかったからではないかと言う人がいた。
いつもいる鳥がいなくなってしまったとか、ハチがいつもの場所に姿を見せなくなったとか、そういうことがあると地震などの天変地異が起きると言われている。
この関係について究明はされていないが、そういうことがあって何かおかしいと思ったら地震だったりは、実際にある。
それで、このところ地震や噴火が多いから、これが関係してるのではないか、ということだ。
つまり「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、地震など天変地異があって、それが鳥などの行動に影響を与え、その鳥に食べられるはずの虫が大発生し、農作物に壊滅的被害を与えた、という図式になる。
さて、皆さんどう思うかな。
by ruhiginoue
| 2018-07-18 16:10
| 自然