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by ruhiginoue

ヤマトの次は999で裁判

 ただし、今回は、裁判としては訴えたのではなく訴えられた。
 それでも、先に批判したのは松本氏。
 「宇宙戦艦ヤマト」の著作権を巡ってプロデューサーの西崎氏と裁判となり、松本氏は一審敗訴で控訴審では裁判外和解で双方から取り下げ。
 映画だけは金を出した製作者が著作権者という日本の改正著作権法は、財界の圧力があったからで、著作者の権利を規定したベルヌ条約にアメリカが加盟していないのも、資本家の力が強い国だということ。映画は宣伝力が強いうえ製作費用が莫大という事情がある。
 その点については、日本映画監督協会が製作した「映画監督って何だ」がDVD化されるので、これを見れば参考になる。
 さて、今回の騒動だが、槙原氏が作った歌の一節が、松本氏のSFで「ヤマト」と双璧をなす「銀河鉄道999」の台詞を盗用しているとして、松本氏が抗議したところ、槙原氏は盗用を否定し、濡れ衣を着せられたと反発。松本氏は何を根拠に批判したのかと槙原氏は訴えた。
 受けて立つという松本氏は「今日の屈辱に耐える」と言った。これは沖田艦長の名台詞だけど、松本氏は劇中の台詞を格言のようにするのが得意で、それが一つの売りになっている。だから、内容ではなく台詞の一つでしかないものを、普通は問題にしないけれど、しかし今回のようなこととなったのであろう。
 著作権には、財産権に属するものと人格権に属するものとがあるが、今回は人格権の要素が強いようでいて、商業的成功した作品ならではの問題でもある。「ヤマト」「999」は社会現象的に売れたが、アニメ化しなければ果たしてあれほど売れたかどうか。それが西崎氏との争いにもなった原因だ。
 個人的には、アニメ化していない松本作品の「ワダチ」「魔女天使」などが好きなのだが・・・。

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by ruhiginoue | 2007-03-26 13:57 | 映画 | Comments(0)