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by ruhiginoue

常套手段

 主婦が拾ったお金を交番に届け、落とし主がわかったのだが、お金が無くなっていた。警察は届けた主婦を呼び出し、ネコババしただろうと執拗に自白を迫った。その主婦は妊娠しており、身重でありながら責め立てられた。いくら否定してもだめで、このままでは家族に迷惑をかけるからと離婚も真剣に考えた。
 ところが、真犯人がわかった。届けられた交番の警官だった。隠そうとしたが、すでに騒ぎとなってた。これでは落とし物を届ける人がいなくなってしまう。すると、警察はその主婦に謝罪して直ちに解放するのではなく、今度は真犯人の警官のために「減刑嘆願書」を書けと寄ってたかって迫った。
 以上は80年代のことだが、今もこの司法の体質は変わっていなかった。

 富山県警に強姦などの容疑で逮捕された男性が約2年間の服役後に無実と判明した冤罪事件で、判明直後に男性が検察官の聴取を受けた際に当時の取調官らを恨んでいないという調書を取られた、と弁護団に話していたことが28日、分かった。男性や弁護団によると、1月24日午後、富山地検で、検察官から「公判で無罪を証明するために必要」と言われ男性は聴取を受けた。
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Commented by K at 2007-05-28 18:30 x
お、これは賛成。その通りだと思う。正義の味方だの、秋霜烈日だの、利いた風なことをほざいているわりには、この検察官は本当に気の小さな、ちっぽけな小市民というところだね。だいたい、公判で無罪を証明するために、この男性が今捜査官のことをどう思っているかなんて、関係あるわけないじゃん。
Commented by ケーキイーター at 2007-06-01 18:11 x
 恨んでいる方が「健全な発想」だと思うけど。
Commented by ruhiginoue at 2007-06-02 11:21
 そうですね。恨んでいないなんていくら書いても嘘くさいだけです。
Commented by ruhiginoue at 2007-06-06 01:31
メーリングで教えてもらいました。
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冤罪恨まず」念書?◎東京(共同)5.28
=コメント=
求刑に際しては、犯罪被害者の「犯人を恨む」調書を振りかざして厳罰を求める検察官が、冤罪被害者に対しては「捜査官を恨まず」調書を作成。この国ではこういうことを“正義”と呼ぶのか。
弁護団は「(質問の)意図が分からない。無罪を証明するために不必要な質問」と話しているという。しかし、免田事件の免田栄さんは、34年ぶりに再審無罪・釈放となった後にかつて自分を起訴した検察官を訪ねたところ、「今さら非難するな」と言われたと記している(免田栄『免田栄獄中ノート』)。権力は謝罪せず。そういう権威主義的感覚は不変なのだろう。
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by ruhiginoue | 2007-05-28 15:02 | 司法 | Comments(4)