井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

私も被害者だが

 旧防衛庁による情報公開請求者リスト作成問題。
 プライバシー侵害されたとして掲載された弁護士が損害賠償請求をしたところ、一審二審ともにプライバシー侵害があったことは認めて賠償命令はしたが、個人がやったことで組織的ではないという認定であり、これを原告は「防衛庁の言い訳を鵜呑みにした」と批判し、上告するという。
 防衛庁の言い訳は「トカゲのシッポ切り」だと掲載された人は言ったと当時の毎日新聞の小見出しになっているが、これは私。防衛庁の記者会見でも、そうではないかと質問されていて、テレビでも放映された。
 個人で勝手にやったと言っても、上司は知っていて黙認していたし、自衛隊の組織を知っている人なら、こんなことするのは中央調査隊だと考えるものだ。元隊員なんかみんなそう言う。内部にいる自分たちも監視されているから。そして最初にこの問題をスクープした毎日新聞の女性記者らは、自衛隊から監視されるようになった。スクープがもともと内部告発だったから、こんどは「監視を始めたぞ」という情報が来る。だからお互い気をつけようということだ。
 ところが、この、防衛庁の言い訳を口移ししたのが裁判所。まあ当然だ。私など、裁判で問題にしたら裁判官たちから法廷で罵声を浴びせられ、その後そんな裁判官たちはそろって内閣府の情報公開・個人情報保護審査会のトップに異動していた。
 おまけに、最初はまともな裁判官が担当していたのに結審直前に担当が変わるというよくある裏工作で、「プライバシーが漏洩しても気づかない人が多いからプライバシー侵害にあらず」という呆れた判決文だった。
 当時、今では例の「朝ズバ」というとんでもないことをする番組に出て権力ベッタリ弱い者イジメ放言している大沢というヤメケン弁護士が、この問題についてテレビで、防衛庁すら違法性があったと認めているところへ「違法であっても批判してはいけない」という趣旨の発言をしていた。権力の側にいる人は汚いことをしてもいいからなのだそうだ。もともと法曹人としての資質に欠ける言動をしていて、それが今も変わっていないのだ。
 そして、今また自衛隊の国民監視機関が高校生の平和運動まで対象としていたという騒ぎが。実際に戦争を始めているわけだし。だからなのか、もともとなのか、裁判所にもすっかり手が回っているということだ。


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by ruhiginoue | 2007-06-20 22:03 | 司法 | Comments(0)