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by ruhiginoue

夏と部活と戦争と

 大阪で、部活中の生徒が熱中症で亡くなった。予測できなかったというが、この暑さでどうだろうか。このような気温の中では、屋外運動は禁止ただし指導者が付いてるなら例外という規定である。だから、部活は許されるはずだが、それは指導者いるからであって、なのに死者がでる最悪の事態について予想できなかったとは言い訳にすぎないのではないか。
 数日前、名作「戦場にかける橋」がテレビで放映されていた。ここで描かれるような東南アジア戦線に備えて日本の軍隊では、わざと暑い中で無理して訓練し、その名残が運動部に残ってしまったという。
 また、映画の中で、乾きに耐えられず川の水を飲んでしまい細菌にやられて高熱を出す場面があるが、こうならないようにと水を飲まないで我慢する訓練をした。それがやはり部活にも影響し、水を飲むなと無理強いするようになってしまった。本当は適度に水を飲まなければならず、飲めば疲れるというが吸収の良いスポーツドリンクもあるし、そもそも疲れるほどがぶ飲みなんて不可能ということが保健体育の研究でわかっている。
 日露戦争のときは逆に耐寒訓練と称して冬の八甲田山に行って遭難し、死者多数が出たのは有名だ。
 今ではどんな大学の一般教養の必修科目にある保健体育でも、古くさい精神主義や迷信を否定して科学的になるべきと教えているから、これを習った教師も増えているはずだ。しかし古い知識を持った教師もいるはずで、今回の事件の指導教師の年代が知りたいところだ。写真を見る限りだと、梶原一騎らのスポーツ根性マンガに洗脳されてしまった世代のようにも見えるが、断定はできない。

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Commented by ケーキイーター at 2007-08-26 15:48 x
 一般の自衛隊員、大丈夫ですかねえ。自衛隊って「人命優先」の筈じゃなかったんですか。私がミリタリー音痴の為、こんな表現しかできませんが。
Commented by ruhiginoue at 2007-08-28 15:55
 自衛官でも、どんなにしごいても身体を壊さないようにするのが指導者の務めで、これをちゃんと出来る人と出来ない人がいると聞きました。
by ruhiginoue | 2007-08-17 21:27 | 社会 | Comments(2)