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by ruhiginoue

チャップリンの映画はチャップリンの著作物

 著作権者とは、作品に対して芸術的・思想的な創造力を発揮した者とされているが、映画は例外で、費用が多くかかるため財界から圧力があり、著作権法が改定された。
 これに対して、日本映画監督協会では、監督こそ著作権者と認めるよう運動しており、昨年の二月二十六日に行われた創立70年の記念日(つまり二二六事件の日に偶然設立されたわけだ)の祝賀会でも、この運動について確認がされた。
 このとき私は、「監督が製作者も兼ねてしまえば、芸術的にも商業的にも思いのままではないか、スタンリー・キューブリックみたいに」と言ったところ、あるベテラン監督から「できることなら誰でもそうしたいけど、資金集めとなると大変なんだ」と言われた。
 とにかく、こういう事情なので、監督と製作者が著作権をめぐって裁判になれば、「宇宙戦艦ヤマト」のときみたいに、法律は製作者に味方する。
 しかし、チャップリンの作品はチャップリンの著作物という判決が言い渡された。かつて松本さんではなく西崎さんと判断した東京地裁が。チヤップリンの場合は、キューブリックと同じということだろうし、出演までしているから、それ以上なのだろう。

 というのが、以下引用の報道について。

格安DVDでチャプリン出演・監督の映画9作品の著作権を侵害されたとして、著作権を管理する外国法人がDVD制作会社2社に対して販売差し止めと損害賠償を求めた裁判で、東京地裁(清水節裁判長)は2007年8月29日、販売の差し止めと損害賠償約1,050万円の支払いを命じる判決を言い渡した。裁判では著作権の保護期間が争点となった。判決はチャプリン個人を著作者と認定し、保護期間は1977年のチャプリンの死後38年間で、まだ著作権が消滅していないと判断した。DVD制作会社側は、映画はチャプリン一人によるものではなく、プロダクションなどの団体の著作であり、保護期間は公開後33年間の規定を適用すべきと主張していた。Excite %u30A8%u30AD%u30B5%u30A4%u30C8 : %u793E%u4F1A%u30CB%u30E5%u30FC%u30B9
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by ruhiginoue | 2007-08-30 16:57 | 司法 | Comments(0)