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by ruhiginoue

必ず出てくる御用学者とメディアによる情報操作

 光市事件について、検察側から証人が出たが、それは、首の圧迫に関して痕跡と一致する逆手では力が入らないから被害者に払いのけられる、などと弁護側の鑑定に対して一部漠然と反論したにすぎず、既に指摘されたとおり検察側の主張が正しいというには至っていない。
 だいたい、「逆手では力が入りにくいはずだ」なんて医学者でなくても言える。
 ただし、裁判ではこのようなお粗末な意見が権力の側だと採用されてしまい、時には裁判官が専門家でもないのに屁理屈をこねてみせるから批判されるので、それを防ぐため形式的に御用学者ないし無気力な専門科もどきをダミーとして登場させるのが、裁判の定石である。
 そして、報道がそれまでほとんど弁護側鑑定について無視して報道しなかったのに、それに対する反論になったら急に報道するというのだから、実に見え透いた情報操作である。

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Commented by ruhiginoue at 2007-09-21 02:07
 参考に、紹介自由なので、隣にトラックバックの「鑑定医の証言についての疑問」を引用させていただきます。

第一の疑問。
被害者の首に残されていた手の痕跡について触れないのはなぜか。教授は「加害者が必死に抵抗する被害者を押さえつけた」という仮説を出発点として、それを合理的に説明できるように「順手で押さえつけた」という仮説を立てているのは明らかで、証拠を無視したこの証言の価値は疑わしい。まず証拠があって、それを矛盾なく合理的に説明できる仮説を導くというのが基本であって、仮説と証拠が合致しないなら仮説に誤りがあると考えるべきだ。さらに、逆手の痕跡が残っているという証拠は、少なくともそういった跡が残るくらい強い力が働いていたということも示しているが、その点もどう説明するのか。

第二の疑問。
乳児の頭の骨は弾力があるので衝撃を吸収して骨折は起こりにくい、という。骨折以外の症状についてはどうなのか。頭蓋骨の柔らかさは骨折を起こりにくくする一方で脳にダイレクトに衝撃を伝えてしまうこともある。ただ落ちたのではなく殺すつもりで叩きつけられたという状況で脳や頭部の血管などに損傷がないということを骨の弾力性だけで説明できるのか。
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by ruhiginoue | 2007-09-20 23:03 | 司法 | Comments(1)