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by ruhiginoue

私の祖父は警察官だったが

 高知市で、飲食店のいざこざに出動した警官たちが、対処に窮したあげく暴行酔客の気を鎮めるために店員に土下座させたため、とんだ弱腰警官だと批判されている。
 私の祖父は警官で、現場から叩き上げてかなりの地位に昇ったが、それまでに、もめ事に対処しなければならないことは数えきれないほどあり、もちろん今回のような場合も何度かあって、そのときは他人にさせるのではなく自分が土下座してみせたそうだ。
 普段は権力を笠に着て威張っている者が、こうして恥を忍んで頭を垂れているのに、それでも納得できないのかと問われれば、どんなにたちの悪い奴でもさすがに反抗はできない。
 そして、なぜ代わりに謝るのかといえば、それは、まず公僕なのだから国民のために頭を下げる程度のことをするのは当然で、また、客としては店に不満を言う権利はあるのだが、しかし暴力行為に及んだ以上は違法なので警察としてはそちらを優先的に対処しなければなならないからだ。つまり「ごめん。お前の気持ちはわかるが、それでもお前をしょっぴいて行ってぶち込まなければならないんだ」と言うことだ。
 こうすれば、直接ではない分、より説得力を増す話術と態度になり、かつ、威圧感もむしろ強くなるということだった。
 それができないと、「警察なんてあてにならない。ヤクザにみかじめ料を払ったほうがまだ頼りになる」と言われてしまい、警察の威信が低下するということで、みんな頑張った。
 それが、だんだんと国中がファッショ的になって行くとともに駄目になってしまったらしい。そして今でも治っていないようだ。

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by ruhiginoue | 2007-09-22 22:28 | 社会 | Comments(0)