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by ruhiginoue

犬が人を噛んでも記事にはならないが

 ジャーナリズムの格言に「犬が人に噛み付いても記事にならないが、人間が犬に噛み付けば記事になる」というのがある。よくあることでは誰も見向きしないが、珍しければみんな興味を持つということだ。
 長野で、中三が父親を斧で殴り逮捕された。また、だ。少年犯罪が何かと騒がれるのは、「人が犬に噛み付いた」のと同じだからだ。
 ほんとうは、大人あるいは親が子供を虐待して死なせる事件のほうが深刻なのだが、よほどのことでない限り、少年犯罪ほど騒がれはしない。黙認されてしまうことも多い。だからたまに問題になると、きまって加害者の大人は「しつけのつもりだった」と言い訳するし、そういう大人を擁護する者が必ず現れる。
 そもそも少年犯罪より大人の犯罪の方が凶悪に決まっていて、とくに暴力団の場合はたちが悪いのだが、珍しくないので話題にならない。糾弾したら「お礼参り」される恐れがあるから、及び腰になりがちでもある。
 ところが、少年の場合は安心して叩きのめすことができるし、そこへ加えて、ふだん見下していた者が逆襲してきたことへの恐れと憎しみが拍車をかける。
 つまり、少年犯罪は、もちろん色々と問題ではあるが、その程度は、どんなにひどくても報道されているほどではない、ということだ。
 
 
 

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by ruhiginoue | 2007-09-24 15:00 | 社会 | Comments(0)