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by ruhiginoue

『ランボー』の新作で音楽はどうなる

 シルベスター゠スタローンの、『ロッキー』とともに代表作『ランボー』の新作が公開。ドーピングまでして筋肉増強らしい。さっさと政治家に転身してしまったシュワルツェネガーとは対照的だが、年甲斐のなさはある意味では好感が持てる。
 さて『ランボー』シリーズと言えばカロルコプロの製作だった。同社は話題作連発の一方で浪費がたたり経営破綻。最盛期には頭文字「C」をデザイン化したロゴにランボーのテーマをモチーフにした音楽が高らかに鳴り響いていたのだが。 
 『ランボー』の音楽は、主題歌(一作目のダン=ヒルの歌はいいが二作目のフランク゠スタローンはやはり弟だから起用されたのだろうが、それにしてももうすこし上手く歌えないのか、三作目はタイアップしすぎ)とともに、フルオーケストラによるシンフォニックな響きを基調とし、そこへミリタリックなスネアドラムが鳴りスタローンが唇歪めて登場するとギューン・ギューンという電子音が音楽より効果音に近い調子で加わる。
 さらに変拍子による激烈なアクション描写の音楽が特徴的で、暴力的に煽り立てるだけでなく、よく聞くと主題の変奏に加え登場人物の心理や置かれた状況を表現するさまざまなモチーフを的確に集積し構築されている芸の細かさで、監督の荒っぽい演出にもかかわらず場面の設定と描写が観客に伝わった。
 この音楽を作った巨匠ジェリー゠ゴールドスミスが亡くなり、新作の音楽はどうなったのだろうか。

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by ruhiginoue | 2007-11-08 14:15 | 映画 | Comments(0)