「兵隊の位ならどうなのかな」
2007年 11月 10日
例の守屋さんと山田さんの問題は、まるで韓国のドラマ『チャングム』に出てくる右大臣オ=ギョモとチェ=パンスル商会みたいだが、そこで防衛官僚の幹部婦人会まで出入り業者が接待し、飲食などの費用を負担していたとの報道だ。
他と同様に自衛隊でも、今回のは事務方いわゆる背広組だが、現場のいわゆる制服組にも、いろいろと婦人会があって、そこでは奥方たちが夫の階級をいちいち鼻にかけているそうで、それが感じ悪いから会合に行かなくなったという婦人の話を聞いたことがある。
こんな調子だから、夫の組織内地位が高いと役得もそれ相当と喜ぶ妻もいるだろうし、だから業者も気にかける。官僚の汚職というと、どこの役所でも必ず「おねだり妻」の存在が話題となるものだ。
画家の山下清の口癖「兵隊の位ならどうなのかな」は、階級にこだわる社会をユーモラスだが辛辣に皮肉っていて、その生涯を描いた『裸の大将放浪記』にいつまでも人気があるのは、地位にこだわる人と社会が相変らずだからなのだろう。
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他と同様に自衛隊でも、今回のは事務方いわゆる背広組だが、現場のいわゆる制服組にも、いろいろと婦人会があって、そこでは奥方たちが夫の階級をいちいち鼻にかけているそうで、それが感じ悪いから会合に行かなくなったという婦人の話を聞いたことがある。
こんな調子だから、夫の組織内地位が高いと役得もそれ相当と喜ぶ妻もいるだろうし、だから業者も気にかける。官僚の汚職というと、どこの役所でも必ず「おねだり妻」の存在が話題となるものだ。
画家の山下清の口癖「兵隊の位ならどうなのかな」は、階級にこだわる社会をユーモラスだが辛辣に皮肉っていて、その生涯を描いた『裸の大将放浪記』にいつまでも人気があるのは、地位にこだわる人と社会が相変らずだからなのだろう。
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by ruhiginoue
| 2007-11-10 12:36
| 社会