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by ruhiginoue

西川史子のトンデモ発言

 大相撲界の相次ぐ不祥事に対して、いろいろな人がいろいろなことを言っているが、そのなかで、既に一部で話題となっているとおり「サンデージャポン」というテレビ番組の中で、西川史子という医師の肩書きを持つタレントが、とんでもない発言をした。
 それは相撲部屋で修行中の新弟子が死亡した例の事件についてだ。西川女史は、「シゴキっていうのは必要だと思う」「亡くなってみないとわからない」と発言した。
 あれはリンチ殺人であってシゴキではない、と外界からは批判されているし、相撲界に身を置いた人たちからも、シゴキにしてはやり方が完全に間違っているから死者が出る事態となった、と指摘されている。
 しかし、問題なのは、やってみたうえで実際に死んでみないとわからないという発言趣旨である。だから、この人は本当に医師免許を持っているのか、という疑問ないし批判が巻き起こっていて、こんな感覚の医師に治療などを受けたいと思う人はおるまい。
 彼女は、前にもテレビで「ブサイクは生きる価値なし」と発言し、これを放送したテレビ朝日と所属芸能界社ホリプロに「医師が『生きる価値なし』と発言することは如何なものか」として抗議が殺到し、西川は後にこの発言を「ルックスのことだけを指したのではなく、きれいになろうと努力をしないことを指して発言した」と釈明したそうだが、理由の如何を問わず、人間に生きる価値がないと医師が言い放つ感覚が問題になったのだから、まるで釈明になっておらず、問題の所在を理解できなかったということだ。
 だいたい彼女は専門科が何か。その経歴を調べてみたが、これぞという科目をもつほどの勉強と研鑽をしているとは評価しがたく、その点からも、とてもじゃないが医師としてお奨めはできない。
 かつて私は、既に報道されたとおり、形成外科で、絶対に良いからと医師に薦められたというより強要に近い形で手術を何度も受けさせられたうえ、後から、「駄目だった」「やってみなければわからなかった」「多くの患者をやってみて駄目だったことがわかり、だから今はやらないようになった」と開き直られ、この医師発言の録音を裁判に提出した。
 判決では、まともに説明もせず手術したことを認定されて勝訴したが、他の医療機関につとめる医師たちも、でたらめな感覚で手術した医師の態度を批判し、その医師を学会から除名すべきという意見まで出たと聞く。
 つまり西川女史の、死んでみないとわからない発言は、今充分に問題だらけの医学界の水準からしても、医師としての適格を欠く者の言葉である。このむちゃくちゃさは、橋下弁護士どころではない。テレビ局は、問題発言で騒ぎなにれば話題作りになると見込んで出演させて言いたい放題させているのだろうが、ことは人命にかかわることである。このトンデモ医師をテレビに出してはいけない。
 

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by ruhiginoue | 2007-11-12 03:45 | 体操