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by ruhiginoue

死刑執行の氏名公表

 これまでは「遺族感情」などに配慮して伏せていたが、批判があった。
 判決確定の順番と、再審請求の有無など裁判の誤りがないか確認したうえで、適正に執行されているか明らかにすべきと言われていた。
 たしかに、永山則夫事件のように、順番を飛ばして執行したため政治的効果を狙っての見せしめだと批判されたことがあるし、逮捕されて以来の虐待を問題にしていた人を、その裁判の決着する前に執行したため、これでは隠蔽のための抹殺であって刑罰になっていないと批判されたことがある。
 そうした批判に対して、こいつはしょうがないというような死刑囚からちゃんと殺したんだというわけだろう。
 アメリカなど外国では、伏せるどころか、死刑執行を被害者や遺族が立ち会えるようにしているうえ、判決した裁判官は立ち会う義務があるようにしている。遺族の気持ちの踏ん切りのためと、裁判官は自分の判決の責任重大さを自覚するためだ。
 裁判官のほうは、日本も取り入れるべきだと言われている。無責任な判決が多すぎるからだ。
 現実として、死刑執行のとき、自分のしたことを棚に上げて「死にたくない」と泣き叫ぶ死刑囚の姿を見た遺族が少しは気が晴れることがあるし、それより、死を前に遺族に心から謝罪して「死んでお詫びします」と言う死刑囚もいる。
 そして、「私は無実です」「やってない」と言う死刑囚の様子が単に往生際が悪いだけとは思えず、疑問を持った遺族が調べることもある。裁判官に「人殺しはお前のほうだ」と叫ぶ死刑囚の言うことが真実だったということもあるから、裁判官も緊張感をもって仕事しなければならなくなる。

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Commented by 前のりてぃ at 2007-12-11 07:06 x
>裁判官も緊張感をもって仕事しなければならなくなる。

前節あって、まったくその通りである。
「真実」の見つけどころの難しさ。これが未来の課題であるが、この「真実」は捏造できるからやっかいなのも真実だ。
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by ruhiginoue | 2007-12-07 14:26 | 司法 | Comments(1)