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by ruhiginoue

だから選挙に出る

 橋下弁護士が懲戒請求されたが、これでかなりヤバい状態なので、選挙に出て、当選したら政治活動が忙しいからと言っていったん退会してしまえば、懲戒請求は無効になるとの算段で、そうでないと、最初に、立候補は絶対にないと言っていた理由の、タレントとしての経済的ダメージにもかかわらずという点を説明できないというのが、法曹界の人たちに多い見方だ。
 野次馬はただ無責任にけしかけ「橋下さん頑張って」と匿名でブログか掲示板に書きはするが何もしてくれない。したという人がいたら、何をどうしたか教えて欲しい。
 一方、橋下弁護士は、調子に乗ってテレビで放言したうえブログに汚い言葉遣いでデタラメを言いまくってしまい、これが同業者たちの顰蹙を買っている。
 たとえば、前にも指摘したとおり、その光市事件にからんで、弁護士は依頼人に言われたらどんなにバカバカしくても法廷で代弁しなければならないと言ってしまったこと。これも懲戒請求の対象になっている。
 彼は、自分も万引き犯人の弁護をしたとき、被告はやっていないと否定して、ではどうしてバッグの中に商品があったのかと問われた被告は、商品のほうからバッグに入って来たと言うので、そのとおりに言ったら法廷で失笑を買ったと言った。
 これは作り話としか考えられず、弁護士の社会的な評価をおとしめると、弁護士たちを怒らせている。被告がバカなことを言ったからと、それをそのまま法廷で言ったら、「ふざけるな」と裁判官をはじめとしてみんなに叱られてしまい、法廷侮辱罪にも問われるだろう。失笑ではすまされない。
 被告は覚えが無く、精神錯乱で、幻覚でも見ていたようだから、犯行は病気などによるものだろうと診断書を添えて主張したならともかく、(安田弁護士らも光市事件でそうしているが、それを犯人のいい分をそのまま裁判に持ち出したと嘘をついて騒いだことも問題になっている)被告の言うことが荒唐無稽なのに、ただそっくりそのまま法廷で言ったら、弁護士はただではすまないはずだ。
 また、被告が「ドラえもん」などと滑稽な話をしたことも、もともと警察の取り調べ調書にも書かれていた。他にも変なことを真面目に言うので家裁で心理テストをしたところ判断能力が幼稚園児並みだった。赤ん坊のころに頭に怪我をして障害が発生しているらしく、そのうえ親父の暴力と母親の自殺などトラウマもかなりのものだった。そして犯行前から奇行があり、これでは犯行時に異様で意味不明な行動があっても当然なのだが、これは一二審ではあやふやになっていて、しかし最高裁がやり直しを決定したという次第。
 法的には何も問題がないのだが、弁護団が後から急に勝手に言い出したなどと錯覚した人も多く、これがただのタレントなら法律には素人だからと言い訳も出来るが、弁護士はプロなんだから基本的事実も確認せず発言しては許されるはず無く、そのうえで同業者を批判してしまったのだから、弁護士仲間たちから大顰蹙である。
 彼は軽薄発言してしまい、言葉に消しゴムは無いという状態なので、かなり焦っているはずだ。だからブログなど言うことが変遷してばかりいる。これでは選挙に出て逃げるしかあるまい。

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Commented by JuriKitahara at 2007-12-19 00:32
ruhiginoueお元気ですか?一つ疑問があります。
> 被告が「ドラえもん」などと滑稽な話をしたことも、もともと警察の取り調べ調書にも書かれていた。
とありますが、明確なソースはありますか?
私は結構探したのですが見当たりませんでした。
izaの光市母子殺害差し戻し審の詳細によると、『ドラえもんが何とかしてくれると思った』というのは、差し戻し審で初めて主張したようです。
検察官の発言、「検察官作成の調書に『ドラえもんに出てくる、のび太に似ている』と最初の担当検察官への悪口が記載されているが、これは関係あるのか」
ここでも明確に、『ドラえもんが何とかしてくれると思った』とは供述書に書かれはいません。
弁護側のブロガーさんたちは、こぞって取り調べ調書に書かれていたとありますが、明確なソースがありません。
ご存知あればお教えください。

橋下弁護士の懲戒請求以降の変遷振りには正直呆れています。
府知事には落選、弁護士会は懲戒免職などという最悪のシナリオもあるかも?
タイミングはruhiginoueさんが仰るように今なのかもしれませんね。
大阪府民は、彼を落選させると淡い期待を抱いています。
Commented by ruhiginoue at 2007-12-19 03:45
 周知のとおり「ドラえもんに・・」は、被告も今考えると自分でも子供っぽい発想だったが当時は今より未熟だったし、何より気が動転していたと言ったと伝えられてます。
 これは差し戻し審になって初めて裁判の主張に出て来たことです。しかし、取り調べ調書に明記されているとおり、もともと被告は真面目にそんなことを言っていた。だから、責任能力を問題にするため、わざと弁護士がバカなことを言わせていたと非難する者がいるけれど、それは当たらない。もともと被告はマンガやオカルトの発想をする性癖がある。
 ところがこれは一二審で争点にしてもらえなかった。法廷で被告は殺意は無かったとも発言しているのが記録されているけれど無視されてしまった。
 つまり、主張の基になる事実としては裁判の中に証拠の一つとして存在していたけれど、主張として取り上げてもらっていなかったということです。
 これを私は、差し戻し審から弁護団に加わった弁護人の河井匡秀さんと新谷桂さんに聞きました。証拠は裁判所で閲覧できるので、嘘つくわけにはいきません。橋下氏は弁護士なんだからそのくらい調べて発言してもよさそなものです。だから問題になっています。
Commented by JuriKitahara at 2007-12-20 00:51
ruhiginoueさん、ありがとうございます。
ドラえもんが何とかしてくれるという件は、取り調べ調書にしっかりと記載されてあったわけですね。
一般人では収集できない情報です。
これなら弁護団がストーリを作成したとはなりませんね。
貴重な情報ありがとうございました。
Commented by ruhiginoue at 2007-12-20 05:13
「ドラえもんが何とかしてくれる」と裁判と調書がまったく同一の言葉ではなかったはずです。被告はいつも「後から考えてみればこんな感じだった」という調子なので、法廷でも急に突飛な発言をするそうです。
 
 橋下弁護士は前からしょっちゅう懲戒請求されていたのに選挙のネガティブキャンペーンだと言っているから、あきらかに誤摩化しでしょう。
 たかじんの番組についても既に懲戒請求はされていたけれど、他の件でもされています。マスコミに出て以来、週刊誌やワイドショーに迎合しているからです。
 一度、別のことで週刊誌での発言により懲戒請求されたとき、懲戒はされなかったけれど、しかしこれでは問題にされてもしょうがないからもっと注意して発言するべきだと釘を刺され、そのことが文章にも残っていて、請求者に弁護士会から届けられたと聞きました。
 橋下氏は単にマスコミに出ているから知られているだけで、弁護士としては実績が乏しく、安田弁護士のような大ベテランはもちろん他の21人弁護団の誰よりもキャリアで劣る。これは客観的事実。
 もしも例のタレント女医が、はるかに実績のある医師をこき下ろしたら医学界はどう反応するか、というのと同じでしょう。
Commented by JuriKitahara at 2007-12-21 01:05
ruhiginoueさん、朝早くからわざわざありがとうございます。
結局被告は、本当に精神を病んでいるのか、単に行き当たりばったりなのか、狡猾なのか事実はわからないということですね。
橋下弁護士に関しては、当初より私の評価はかなり落ちてます。
確かに弁護士の実績という点では、仰る通りですね。
来年の府知事選までもう少し静観します。
Commented by ruhiginoue at 2007-12-21 05:22
 わからないし、わかりようがない。
 きっと被告自身もわからないのだと容易に想像できます。
 いわゆる普通の人でも、かなり頭の良い人でも、自分のことはわからなかったりするものです。まして被告のようなハンデがある人は。
 だから裁判では証拠からわかることだけを導きだすものであって、それを踏み外しているのが一二審であるからと、新たに弁護士らが名乗りを上げたわけです。
 それによって、被告がとんでもないひどいことをした奴なのに有利になったとしても、それが証拠に基づいてそれなりの論を展開している限り正当なことです。
 これを一般人がなんとなく不愉快というだけならしょうがない部分もああるけれど、同じことを弁護士がしてはプロ失格だし、調べもしないで同業者を誹謗したのでは許されません。
by ruhiginoue | 2007-12-18 02:08 | 司法 | Comments(6)