井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

たった300万円とは笑止

 産科医を増やす為に都立病院で年収を最大300万円増やすという。たった300万、最大で。ほとんどインチキの美容外科医が億単位で稼いでいるのに。
 皮肉はともかくとして、もともと、産科は女性の特権を男性が取り上げて出来た分野。今は医療ミスの四番打者みたいになってしまった東京女子医大も、昔は女性の学長先生が自らの出産を女子学生たちに見学させるまでして、生で勉強させたものだ。こうして修行した者たちが女性ならではの感覚により最大の努力をした結果なら、仮に不本意とか残念でも、そう文句は言えまい。
 それを、実体験もなにも感じられない男が感覚を伴わない知識だけでわかったふりして女性を見下ろすから、問題を起こしてしまっても訴えた母親を逆に非難するという構造ができあがる。
 給料をちょぴっと上げるより、産科にかかわる女性の比率をもっと上げるべきである。
 
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Commented by マエノリティ at 2008-01-20 00:16 x
>給料をちょぴっと上げるより、産科にかかわる女性の比率をもっと上げるべきである。

大賛成だな。ところがである。ところがここで問題が起こる。子供を産んだ経験がないから非難される女医という図式が生まれる。さあ経験せよ!とまた女性軽視な発言を繰り返す。医療経験に組み込まれたら女医もたまったものではない。思いやりと創造力のない医者は結局はヤブになる。
Commented by 通りすがり at 2008-01-20 01:03 x
スケベ心から産科医になったフェミニストが、きめの細かいゆきとどいた医療をするというのが実は割とアリなのではと素人考えで思ったりします。女の半分はオンナオンナしていて、あと半分は冷静だと思いますが、女医が絶対いいとは限りません。
Commented by 小児科医 at 2008-01-20 01:27 x
300万円は桁がひとつ違うと思います。日本の公立病院でいただいている給料は、アメリカでは研修医のもらう金額です。勤務医になればその3倍ほどになると聞いています。ある程度まとまった金額で人を集め、人のいるところには(労働条件が緩和されるために)さらに人が集まる、という正の連鎖を起こさない限り、どんどん減ってゆくばかりです。産科では、さらに「足りない!」「きつい」といった報道が、成り手不足に拍車をかけてゆきますし、臨床研修医制度の発足で、いままで何も知らずに、(食事などにつられて)だまされるように入局していた医学部卒業生たちが、ゆっくり現場を見て考える時間を得たことで、さらに志望者を減少させています。
女医さんの増加は両手を挙げて賛成とはいきません。女性の労働環境が必ずしも良くは無い日本で、リタイアしてゆく若き女医さんたちを数多見ています。一見、入局者数は多くなるのですが、10年すると寿退職し、戦力が枯渇してしまう現状があります。また、女性特有の生理的現象で、戦力にならないこともあり、多くの現場は男性医師が支えています。ワークシェアなどのフレキシブルな勤務体制を拡充してゆかないと、いずれ立ち行かなくなると思います。
Commented by コーヒー・ブレイク at 2008-01-20 01:59 x
300万円は桁が違うのか、と、年収300万円代の家庭(親子三人)は驚きます。
しかし、産科のお医者さんには増えてもらわないと困ります。私が出産した産科は、一人のお子さんを持つ女性が院長でした。もう一人の産科のお医者さんも女性で、始めの印象がよかったので行ったのですが、私が出産した後あたりから病院の体質が金儲けに走っていってしまったらしく、最近ではあまりいい噂を聞きません(私が出産した8年前はとてもよい病院でした)。
しかし、合理化して金儲けに走りたくなってしまうような実態があるのだ、とも考えられます。
ぜひ、産科医の給料を上げて頂きたいですし、出産する費用も全額公的に負担してもらえると、妊娠可能な時期の女性はとても安心して妊娠できるのですけどね。
Commented by 科としての特殊性 at 2008-01-20 03:17 x
管理人さんのおっしゃるように「産科」等において、「女医さんの比率を上げる」というのは、ひとつのいいアイディアではないかと私も思います。肝炎訴訟の例でもわかるとおり、「女性」からの「訴訟」に対して、「理屈」や「経済原理」だけで対処するには限界があると思います。
Commented by 管理人さんへ at 2008-01-20 04:21 x
「女医さんの比率を上げる」
じゃあどうすれば女医さんの比率が上がるんですかw
Commented by 素人 at 2008-01-20 04:40 x
正常な出産ならば、助産院・助産師を増やすと言うのはどうでしょう?
Commented by at 2008-01-20 08:52 x
都内公立病院にだけこのような餌をまけば、地方の産科医がそこへ
群がるでしょう。結果、より産科医不足の地域は医療過疎へなるわけで
本末転倒になる事は目に見えていますね。
また、産科のみならず現在厳しい勤務状況のなか頑張っている他科の
医師達はこのような偏った処置に憤慨するでしょう。
(私もその一人ですが。。。。
助産院、助産師を増やすのは私は賛成です。
Commented by 通りすがりの田舎医者 at 2008-01-20 23:23 x
医師不足は産科に限らず、地方ではほとんど全ての科に及んでいます。通常商品が不足すれば値上がりするというのが市場原理だと思うのですが、医師雇用の場合その逆で、なぜか医師が減って仕事がきつくなるにもかかわらず給料が下がっています。それを考えれば給料を上げるというのには一理あるのですが、それだけではだめでしょう。大体東京でそんなことをすれば地方はさらに医師不足が深刻化します。現在の医師不足の原因としては地方では新医師臨床研修システムの導入による医局制度の崩壊が最大の要因ですが、都会ではそれ以上に司法の問題があると思います。危ない患者を引き受けてその患者が亡くなった場合、過失致死の罪に問われてしまうと言う事例が続いています。これではほとんどの病院では危なくて急患を引き受けられなくなります。ましてや産科では医師が二人いなければ急患は受けられなくなると言うのは当然といえます。まずはここら辺の法の整備が必要でしょう。次に系統だった救急システムの構築が重要でしょう。まあいずれにしろ医療現場のことを全く知らない厚労省が政策立案していく限り、根本的な解決は望めないのではないでしょうか。
Commented by マイノリティ at 2008-01-24 02:14 x
「人材不足は給料の問題」と実に安易に実に軽率に考えている経営側。まずはこの頭を治療するのが必要だと、ここのコメント欄をながめて感じた次第。

治療・医療と言う言葉の意味も虚しい現状。給料不足人材不足を医術ではなく薬大量乱発に頼る医者たちが増えた現状。こんな医者はいらない。薬に頼れない産婦人科の人気不足は実にうなづける!

ところで、
>生む性である女性を、それゆえ駄目だという者
駄目だという者は、ここのコメント欄では見当たらない。
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by ruhiginoue | 2008-01-19 23:06 | 社会 | Comments(10)