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by ruhiginoue

「ビルマの竪琴」より「野火」

 市川崑監督が亡くなった。
 同じ監督と脚本の戦争ものなのに、「ビルマの竪琴」は有名だが、大岡昇平原作の「野火」はあまり知られていない。
 戦争の最前線へ行った兵士たちが合唱ばかりしている映画は人気があり、リメイクもされ、リメイク版もオリジナル脚本のままというがウソで、日本兵たちが戦地で現地人に裏切られる場面が、日本兵が現地人を庇うように改変されていた。製作がフジサンケイだったからだと言われている。
 一方、戦地で病苦と飢えに苦しみ人肉を食べようとするまで追いつめられる話は存在感が薄い。そのような内容は「ゆきゆきて神軍」まで受け入れられなかった。

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Commented by マイノリティ at 2008-02-23 21:55 x
大岡昇平と言えば、今「ながい旅」が別のタイトルで映画となって登場したばかり。いまなぜ大岡昇平なのかはさざかではないが、大岡昇平が国家の都合に翻弄されたいち被害者であることに変わりはない。善良なる人が被害者になったらなかなか救われないのが現実だ。「ながい旅」は上に立つ者の道徳を説いているものと解釈してる。善良なる小市民が苦言を言いたければ金持ちか有名人にならなければならない場合が多い。が途端に大人しくなる不思議は古代から変わらない。気骨のある人間がいかに少ないかだろう。
Commented by ruhiginoue at 2008-02-24 10:00
 「明日への遺言」ですね。
 
by ruhiginoue | 2008-02-17 00:46 | 映画 | Comments(2)