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by ruhiginoue

1000円札のデザイン変更

 伊藤博文は、かつて1000円札だった。日本に議員内閣制度ができて最初の総理大臣だから、それを記念してのことだ。
 ところが、伊藤博文は日韓併合の張本人として、韓国で豊臣秀吉をしのぎ「嫌いな日本人ナンバーワン」だ。これは北朝鮮でも同じ。
 (ついでに言うと好きな日本人ナンバーワンは三浦綾子らしい。韓国のどこでアンケートをとっても「氷点」や「塩狩峠」を読んで感動したという人が実に多い。北では南で翻訳したものを輸入しているらしい)
 伊藤博文を殺した安重根(アンジュングンに近い発音だったと思う。韓国人と話していて通じたことがある)は、大韓民国でも朝鮮民主主義人民共和国でも「民族の英雄」として教科書に載っている。
 だから、1000円札が伊藤博文では貿易に支障を来す。南の軍事政権が経済援助を求めて来たという事情もあった。
 それで札のデザインを変えたわけだが、それ以来は政治家をやめて学者や芸術家など「文化人」になった。早稲田方面から不満の声があったが、大隈重信ではだめで福沢諭吉になった。福沢諭吉がうっかり「征韓論」を説いてしまったことは大目に見られている。
 今は野口英世だが、その前は夏目漱石で、「夏目」を韓国人はどうしても「なちゅめ」と発音してしまう人がいる。だからまた変わったという訳ではないだろう。偽造を防ぐため髪やヒゲやシワがある人のほうが複雑になっていい。だから札に女性が載ることが少なかった。英国ではエリザベス女王だが、こちらは当人が怒るのでシワがない。
 政治家や軍人は、その国では英雄でも他の国では悪者になることが多い。しかし文化人は違う。そこがいいのに、自分は非力だと権力を志向する者がいて情けないのだが、その点で福沢諭吉は最後まで思想だけで生きたという稀に見る凄い存在だった。
 また、今日のFM「現代の音楽」は尹伊桑(ユンイサン)の特集で、「光州よ永遠に」だった。作品は残る。
 安重根が、日本軍に捕まり処刑されたあとの埋葬地を探索するそうだが、遺骨が見つかる見込みは薄いそうだ。彼は、自分は「パルチザン」だと主張したが、日本軍からは「テロリスト」として断罪された。これは今もイラクなどで続いている。
 しかし安重根を担当した日本軍の将校らは、最初はとんでもない奴だと思っていたが、会ってみたら立派な人だったので、そんな人を処刑するのは惜しいと嘆いたそうだ。


 
 
 
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by ruhiginoue | 2008-03-23 23:49 | 国際 | Comments(0)