井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

月光仮面がなかったら仮面ライダーもなかった

 もちろん「けっこう仮面」も。永井豪はあらかじめ承諾を得ていた。森進一は勝手にやるから怒られた。
 「レインボーマン」「ダイヤモンドアイ」「コンドールマン」の三部作も、なかなか傑作であった。
 とくに「レインボーマン」には、作者の思想が反映している。
 悪役が戦争で日本を恨んでいる外人たちの秘密結社。主人公はインドの山奥で修行して凄い超能力を身につけたのだが、それでもどうしようもないのが妹の手術代で、アメリカで手術をすれば治せるが渡米しようにも金がなく、1ドル360円もすると悩んでいた。
 日本のアンビバレンツな立場そのもの。般若信教を唱えて九字を切って変身するが、「アノクタラサンミャクサンボダイ」とサンスクリット語から突然「レインボーダッシュセブン」と英語になるのもそのためか。
 そんな作品を生み出してきた川内康範氏が88歳で死去。
  
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Commented by Re:Q at 2008-04-08 12:06 x
月光仮面がなかったら仮面ライダーもなかったとのご意見、まったく同感です。彼が産んだヒーローや歌謡曲からは「戦後日本」という視点が
透けて見えます。「レインボーマン」が他のどのヒーローものとも違う感触があるのは、そこに理由があるからだと思います。

<1984年のグリコ・森永事件では、週刊誌上(週刊読売)にて犯人に対し「私財1億2000万円を提供するから、この事件から手をひけ」と呼びかける。このことで事件が収束に向かうことは無かった(犯人は川内の申し出に対し敬意を表しつつも「私は乞食では無い」と拒絶)ものの、大きな話題を呼んだ>

ウィキペディアでそのように伝えられていますが、故人の人となりをよく表しているエピソードではないかと思います。ご冥福をお祈りいたします。


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by ruhiginoue | 2008-04-07 22:23 | 映画 | Comments(1)