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by ruhiginoue

公立学校に納入する費用は施設使用料

 千葉県立高校で、必要な費用を納めなかった新入生が入学式に出席させてもらえなかったそうだ。
 高校は義務教育ではないから、公立であっても納めるべきお金は納めなければならない。
 しかし、公立学校は公的に運営されており、設備の建築や維持などから職員の給与その他の人件費も公費によっている。
 従って、入学者が納める学費は、施設の利用料金という趣旨である。学校に限らず、みんなで使用するものだけれど使用する者としない者がいる公営設備は、利用料金を課す場合が多い。
 つまり公的施設は、商業的な営業ではないから、お金を払ってもらわないと潰れてしまうので払わない人は一切の利用お断りということにはならない。
 誰かのものではなくみんなのものである場合は、それを利用するさい料金が要るなら払うのは市民としての社会的責任であるが、同時に、誰でも等しく利用する権利があるのだから、責任を果たせない場合は寛容になるべきである。
 本件の千葉県立高校の場合は、経済的事情があれば相談して欲しいと伝えてあったというのが学校側の言い分であり、それは学校に言われなくても当然のことだから、保護者の対応に問題があったことは確かだろう。
 しかし、保護者に非があったとしても、それを生徒に償わせるような解決方法は、上記した公立学校の存在意義からして間違っている。子は親を選べず、運が悪い気の毒な生徒を、さらにいじめて何になるのか。
 
 
 
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Commented by ケーキイーター at 2008-04-14 04:59 x
 新撰組の時代とあまり変わらんな。どっちみちお師匠さんの言う通り、大義名分はどうであれ教師がいじめていいと許可を与えたことは確かだ。
Commented by オサーン at 2008-04-14 14:25 x
こういうことも絡んでくるのかな?

http://www.jfpu.org/2006data.htm
日本政府は、国際人権規約「経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約」(社会権規約。A規約とも言われる)を1979年に批准しましたが、そのうち、高等教育の漸進的無償化を定めた第13条2項(c)をはじめ、4つの条項について留保し続けています。

高等教育無償化条項を留保している国は、締約国151カ国(05年1月25日現在)のうち、日本、マダカスカル、ルワンダの3カ国のみです。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-14 16:09
 高校の対応を擁護する人には、自分は苦労してないからわからないという論外の奴と、自分が苦労してきたから駄目な奴に厳しくなるという二種類がいると思います。後者でも、親は責めていいけど学校側のやり方には賛成しないで欲しいものです。
 高等学校は国の規定では中等教育に分類され、高等教育とはその上になります。だから提示いただいたサイトでも、私立大学の高すぎる学費が指摘されていました。
 高等教育無償化留保の問題は、例の岡山の事件が該当するでしょう。東大に行きたいが合格は無理そうで経済的事情もあるから他の国立大へ推薦で行けばと高校から勧められたのに父親からあきらめさせられた。私立どころか割安な国立ですら、これです。
 そのうえ大学どころか高校です。親の対応も出来てなかったけど、今時9万円が払えない人がいるのがそもそも問題かと。
by ruhiginoue | 2008-04-13 15:42 | 社会 | Comments(3)