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by ruhiginoue

公立学校に納入する費用は施設使用料

 千葉県立高校で、必要な費用を納めなかった新入生が入学式に出席させてもらえなかったそうだ。
 高校は義務教育ではないから、公立であっても納めるべきお金は納めなければならない。
 しかし、公立学校は公的に運営されており、設備の建築や維持などから職員の給与その他の人件費も公費によっている。
 従って、入学者が納める学費は、施設の利用料金という趣旨である。学校に限らず、みんなで使用するものだけれど使用する者としない者がいる公営設備は、利用料金を課す場合が多い。
 つまり公的施設は、商業的な営業ではないから、お金を払ってもらわないと潰れてしまうので払わない人は一切の利用お断りということにはならない。
 誰かのものではなくみんなのものである場合は、それを利用するさい料金が要るなら払うのは市民としての社会的責任であるが、同時に、誰でも等しく利用する権利があるのだから、責任を果たせない場合は寛容になるべきである。
 本件の千葉県立高校の場合は、経済的事情があれば相談して欲しいと伝えてあったというのが学校側の言い分であり、それは学校に言われなくても当然のことだから、保護者の対応に問題があったことは確かだろう。
 しかし、保護者に非があったとしても、それを生徒に償わせるような解決方法は、上記した公立学校の存在意義からして間違っている。子は親を選べず、運が悪い気の毒な生徒を、さらにいじめて何になるのか。
 
 
 
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by ruhiginoue | 2008-04-13 15:42 | 社会