井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

裁判員制度を前にして

 光市事件は、既に政治的な裏取引がなされていて、被告は死刑、続いて弁護士には報復として(検察の嫌がらせであると法曹界で批判が強く裁判でも無罪になった別件が)逆転有罪それも実刑ということになると予想している。
 そんなこと弁護士たちも含めみんなわかった上で、それでも放置はできないという義憤にかられて取り組んでいるから、長い目で見れば裏工作は裏目に出るはずだ。
 それより本題は、この報道である。
 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は、テレビ8局に「公平性欠く」と表明した。つまりほとんどのテレビ局である。
 これは身内の機構であり、そのためもともとTVに甘く、中にはワイドショー出演者まで加わっているのだから在り方にそもそも難があるのだが、それでも問題を多数指摘しないわけにはいかなかったということだろう。
 どんな意見を持って述べようと自由ではあるのだが、その元になるものが粗悪である場合、勝手に何か言っている分にいいが、裁判員制度の実施が迫っているから問題になる。
 この光市事件に関しては特にそうだが、意見以前の問題として事実誤認の指摘をしただけで怒る人がいる。反論ではなくただ喚き散らすだけ。もちろん悪ふざけもあるが、それだけならともかく、TVを真に受けて真面目に間違ったことを言う人がいる。
 これでは、裁判員自身が理性的になれるか心配であるとともに、裁判員が偏見や悪意の集中砲火を恐れて萎縮してしまい、まともな判断ができなくなってしまうだろう。
  
  

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Commented by え? at 2008-04-16 01:29 x
夫の帰宅前に不法侵入をして母親を強姦し、母子を殺害して逃走したんじゃないの? 救いようもない。弁護側の家族を同じ目に合わせてやれば、静かになるでしょ。非人権派弁護士どもはアメリカにでも送還してやりゃいいんだよ。
Commented by だとしても at 2008-04-16 01:42 x
「ドラえもん」は無いでしょう、幾ら何でも。
あまつさえ、「法廷戦術だ」と開き直るんですから、法曹界の自浄作用なんて全く期待出来ませんし(某元タレント弁護士の件は置いて置いても)。

Commented by nori at 2008-04-16 05:58 x
この事件に関する異論を書くと、論点がずれたコメントが多くきますね。
ブログマスターが言っているのは「報道の姿勢」についてなのです。
Commented by 高等遊民 at 2008-04-16 10:08 x
ドラえもん云々がどういう文脈で出て来たのか(自分の手で人を死なせてしまい、もともと悪い頭がますますパニクったそのとき急に頭に浮かんだだけ。もちろん今はそんなこと信じてない)を考えようともしない人間ばかりなら、テレビというのはいくらでも捏造に近い歪曲がやりたい放題ですね。
Commented by でも at 2008-04-16 10:18 x
ドラえもんを悪事の言い訳に使うのはやめてほしい。小さな子供たちが傷つきます。

Commented by ruhiginoue at 2008-04-16 13:27
 予想通りのコメントがいくつかありました。
 指摘してくださった方もいますが、裁判にかかわるのに偏っていたりデタラメだったりの報道がいっぱいだという批判に対して、それを放送界の身内も認めて問題ありとの結論を発表したわけです。
 そして、そんな報道を信じ込む人がいるから裁判員制度は危ないというのに、そう言っているそばから、そんな報道をまだ信じている以外ありえないコメントをする人。
 そのうえ、それは間違いと言われてもまだわからない人が。(ドラえもんは「もともと悪い頭がパニック・・・」と教えてもらったならば「悪事の言い訳」ではないことくらいわかるでしょう)
 こういう人が、ちょうど光市事件の被告のように、なにかあって逮捕されたらいいようにされてしまうのだけど、自分は被告と違うというようにおめでたくも信じているわけです。
Commented by 黒的九月 at 2008-04-23 17:21 x
はじめまして。

http://www.asahi.com/national/update/0423/TKY200804230140.html
罰金50万の実刑だったようですね。検察側証人の胡散臭さ加減を見るに有罪はないと思っていましたが、意外でした。このエントリを最初に拝見したときは「取引?ねーよw」と笑い飛ばしてしまいましたが…。

最近の流れを見ると最高裁でひっくり返すのは相当難しそうですが・・。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-24 08:58
 罰金刑は実刑のかわりですから、罰金の実刑という表現は不適切です。その点では私の予想は外れました。
 高裁の裁判官は政府筋としょっちゅう取引しています。意に添う判決をするかわりに内閣府などの機関へ転出して仕事もせずに高い給料をもらうのです。つまり買収が制度化しています。 
 私は一昨年この問題で国を裁判で訴えました。裁判官が証拠を受け取らず逃げるように退席したので傍聴席が騒然となり警備員がやってくる一幕が。
 判決は、「裁判官は不正をしないことになっている」というもので笑わせてくれました。
Commented by mash at 2008-04-24 19:50 x
おひさしぶりですm(__)m
いぜん別ハンネで書き込みした者です。

>高裁の裁判官は政府筋としょっちゅう取引しています

そんな事情があるとは・・・恐ろしいですね。
ですが、もしそうだったとしたら、本件の裁判官は
いったい「誰」とそのような取引をしたのだろうか…。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 00:22
 悪徳だと批判される企業の代理人をしていたために、その企業の被害者に恨まれ自宅を襲われ妻を殺害された弁護士が中心となり政治家などに働きかけてできたのが「改正」刑事訴訟法の「被害者参加制度」。
 被害者が検察官といっしょに論告求刑までするから行き過ぎだと法曹界からもマスコミの論説からも批判されてきました。
 裁判員制度も始まり、被害者がいることで裁判員たちは心理的に無罪にしにくくなり刑も重くせざるを得ない。
 そうした問題を問われたその弁護士は、起訴されたら100パーセント近く有罪になるものだからそれでいいんだと弁護士とは思えない解答だったとか。悪徳起業とその顧問弁護士には都合がいいでしょうが。
 また、幼児期から父親から半殺しの目に遭い続け目の前で母親に死なれて頭がおかしくなったことくらいでは特に家庭が不幸ではないというのが最高裁の差し戻し決定理由にありました。それならば、「格差社会」でワーキングプアとかネットカフェ難民になったり、キャノンやトヨタで偽装請け負いで働いたり、東大に行きたいけど親に金がないからと進学それ自体を断念させられたとか、自衛隊を脱走したとか、それくらいは全然不幸な境遇ではありません。

 
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 00:23
 逆に、親も祖父も政治家で、名門校へ学費の心配もせず行き、就職活動もせず大企業に入り、跡を継いで当然のように政治家になる人たちも、特に恵まれていることにはなりません。
 だから、不遇な人など存在しないので対策はしない。何か問題をやらかしたら未成年でも厳罰にしよう。決して、私立校へ入れないとか大企業の正社員になれない者たちは犯罪者予備軍として監視しておくんだというわけではない。
 本件の被告は被害者には誰でも同情するし、加害者は暴力団でも米兵でもないから後ろ盾はない。たとえば小泉元総理みたいに、慶応の学生時代に同大の女性を強姦したとして訴えられたけれど、やってきた警官が話を聞きたいと言うのに対して「なんだと、ボクのお父さんは防衛庁長官だぞ」と脅すことはできない。
 格好の素材です。それでも義憤にかられて弁護する者たちには、ついでに弾圧してやれば好都合だ。他の弁護士たちにもみせしめになる。 
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 00:24
 ということでしょうが、実際には、もともと金にならず大変なだけの刑事弁護を、安田弁護士たちに刺激されて、大変だけど「やってやろうじゃねえか」と燃える新人弁護士たちが増えたのだから、親の七光りのオボッチャマ・オジョウチャマの政治家たちとは違う発想をする者がいるということで、まだ世の中捨てたものではないのでは?
Commented by mash at 2008-04-25 21:17 x
>ブログ主様

レスどうもです。
つまり、その弁護士が政治家を通じて判決させるように誘導した、
ないしは、その弁護士と関係が深い政治家から、判決の指示が出た、という認識でいいでしょうか?
にわかには信じがたいですが、もしそうだとすれば、ずいぶんと荒っぽいやり口ですね。差し戻し審の中では状況証拠の点では検察側が劣勢だったことから、そのような手段を取ったのでしょうか?

また「被害者参加制度」の成立経緯ですが、やはり巷間思われている「被害者たちが政府を動かした」式の『民主主義的』なものではなかったのですね。私も当初の「被害者意見陳述制度」がきわめて短い間に「被害者参加制度」に差し替わられたことに強い疑念を持っていたもので。
Commented by mash at 2008-04-25 21:17 x
長くなりましたので、いったん区切ります。

なお、その弁護士が主催する犯罪被害者の会に関しては下記サイトにきわめて興味深い話がありますので、ご照覧ください。
(こちらのサイトは自身もある傷害事件の被害者であり、かつて犯罪被害者の会幹事であった、嵐山町議員の渋谷とみこ氏によるものです。)
http://www.aya.or.jp/~r777/shibuya/TS1229.htm

いずれにしても(可能性は薄いようですが)被告の極刑という最悪の事態だけは何とか回避できればとは思いますが、それも含めてこの件に関しては、何かまた一波乱あるような気がします。

>長い目で見れば裏工作は裏目に出るはずだ。

この言葉を信じたいです。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-26 01:41
 ご紹介のサイトは、そのようなことを言っている人がいるという話なら聴いていましたけれど、今回改めて確認できました。
 光市事件に関しては、最初から根回しがあったと考えています。その点で私はもともと安田弁護士らと見解の相違があります。安田弁護士が月刊誌「紙の爆弾」の06年8月号で編集長からインタビューを受けているのを読むと、マスコミに煽動された世論を、打たれ弱い体質をもつ最高裁判事が気にしたと考えているようでした。が、大衆を見下している官僚たちは世論なんて屁とも思っていないはず。
 その前に、「遺族」が「出演」した「ニュースステーション」をたまたま見ていて、その時点で、これは政治的な裏があると確信してもいました。
 川田龍平議員が学生だった当時、薬害事件の責任を問われた安部英医師が無罪となり、すり替え論法によるインチキ判決だと法曹界とマスコミ論調で批判があり、川田氏は悔しそうに「納得できない」と何度もTVで言っていました。
 ところが光市事件は犯人がちゃんと有罪となり、それも無期懲役という二番目に重い刑。それでも軽いと思うだけなら遺族でも一般人でも、よくあるし、むしろ当然の感情。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-26 01:43
 ところがそれだけではなかった。あとは説明するまでもない。この違いは何でしょうか。
 遺影を持って入廷するまでは写されるけど、法廷内ではしまっておかなければならない。これが不満で「わからない」と叫ぶ遺族。この活躍によって、刑事裁判では規制緩和されてきた。
 これまで公害訴訟など行政裁判とか国賠裁判では絶対に認められなかったし、それは続いている。心理的圧力につながる行為は裁判の公正を妨げるからと。
 刑事裁判で検察側を後押しする場合だけ認められる。同じ遺族だけど権力と対峙する当事者と逆の側の当事者という違い。
 刑事訴訟法「改正」を見事に先取りしています。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-26 02:04
 そんな「改正」は間違っている、ちっとも被害者と遺族のためにならない、喜ぶのが誰かはミエミエだ、などと犯罪被害者の会で言う人も少なくない。
 その人たちが言うには、実際に会うと本村氏はTVで見るような激情型ではなく冷静で知的な人で、TVはたまたま昂ったところを編集しているし、また三浦和義氏のようにされそうになって萎縮してしまい言いなりになっているようにも見受けられる。
 そこにある背景は、たまたま例の弁護士とその会と懇意な政治家だけではなく、格差社会の形成と維持のための要請という点で利害が一致していた者たちが勢力となっていたはずです。
 だから、法廷内だけで真っ正面からやるだけでは太刀打ちできないのだけど、弁護士たちは法廷内が専門なので仕方ない。だから、それを他で応援する市民レベルの運動が必要だと私は思うけれど、それを「場外乱闘」と考えて例えば橋下懲戒に疑義を差し挟む人が安田支持者などの中にもいて、これはこれから議論が必要です。
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by ruhiginoue | 2008-04-16 00:52 | 司法 | Comments(17)