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by ruhiginoue

非難の言葉の浴びせ方

 アメリカの有名な弁護士が言っていたのだが、法廷で相手方に非難の言葉を浴びせるときは、事実であっても的確であっても、あくまでその行為に対して限定するべきだ。
 「その行為は悪い」と言うべきところへ間違って「そんな行為をするから悪い奴だ」と言ってしまっては「相手の一つの失敗につけ込んで全否定しようとする」と、相手方から逆襲されるし陪審員たちからも反感を買ってしまう。敗訴のもとだ。
 同様に、たとえば「アメリカがイラクに対してやったこと」を非難するなら、どんなに辛辣な言葉を用いてもそれはアメリカ政府とかブッシュ大統領への非難であるが、「あんなことをするアメリカ(アメリカ人)は」という言い方をしてしまうと、一つの誤った政策ないし一人の誤った権力者のことでもって国と国民を否定とか侮辱したことになってしまう。
 アメリカはCNNのコメンテーターが、中国人を「ごろつきとならず者」と呼んだことから中国政府から抗議をうけてしまい、同局は謝罪し、当発言は中国政府を指したもので、中国の人々を指したものではないと釈明したそうだ。
 言うのなら「中国政府のしていることは、ごろつきとならず者のすることだ」とすべきだった。
 
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Commented by また「ならず者」かよ at 2008-04-20 06:42 x
前の「ならず者」は結局「ならず者」じゃなかったじゃん。むしろ911捏造などがアメリカ国内以外からも徐々に指摘をされはじめちゃってるわけでしょ。これ、実は「ならず者」はアメリカだった、じゃ済まないよ。まさに悪の枢軸国家というか、冷酷無比のカルト暴力団ってとこ。規模からいっても中国の比じゃない犯罪者集団なんじゃないかしら。
Commented by 三蔵法師 at 2008-04-20 20:49 x
日本ももっと、しっかりとフィルタリングされたニュースだけに頼らず、本当の判断力を持って欲しいものである。
Commented by ひとこと at 2008-05-03 20:18 x
「相手方に非難の言葉を浴びせるときは、事実であっても的確であっても、あくまでその行為に対して限定するべきだ」
至言ですね。法廷に限らず,政治でも外交でも,はたまた,我々の小市民の日常生活においても,もって銘すべきことばですね。
行為と属性の取り違えこそが,偏見やいらざる対立の源泉なのでしょう。
批判を行為に止めるといった禁欲的な態度こそが,批判を真に力あるものとなすのでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2008-05-04 13:00
 井上ひさし氏も言ってました。
 間違いだと言うだけでいいのに、余計なことを言うからケンカになる。
 「だからお前はバカなんだ」とか、「だからお前はデブなんだ」「だからお前はブスなんだ」などとまるで無関係のことまで。彼の場合は「出っ歯」なんて言われてしまうと。

by ruhiginoue | 2008-04-20 01:38 | 国際 | Comments(4)