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by ruhiginoue

また間違った報道だ

 この裁判は出来レースのようなものなので結論は決まっているはずだと既に述べた。
 ところで、まだ間違った報道がされている。
 TVについてはBPOが見解を表明しており、これに対し具体的に反論した者は皆無だった。それくらいひどいTV報道だった。
 なのにBPOについて報じられた後まで事実関係を確認もせず不正確な記事が書かれている。
 「毎日」のネットでは、

 昨年5月に始まった差し戻し審で弁護側は、1、2審で認めた殺害や強姦(ごうかん)の事実を否定した。

 と書いてあるが、殺したけれど殺すつもりではなかったということだから、否定したのは「事実」ではなく「意図」だろう。殺害したけれど殺意はなかったということだ。それに1・2審でも、殺害の事実は認めたが殺意は否定している。
 また、

「甘えたくて抱きつき、反撃されたので押さえつけた」「(性行為は)復活の儀式」と主張したことなどに批判が殺到し、弁護士事務所に銃弾が届く事態にもなった。

 そんな「主張」はしていない。
 被告は頭がおかしくて、もともと変な言動があり、だから当時も異常な発想により犯行に及んだという主張をしている。それが具体的にはどういう内容かというのが上記のような話ということだった。
 そして被告が実際にそのような妄想をするであろうことは、幼児期に頭に外傷を負っていること、父親の虐待や母親の自殺によるトラウマなどの背景、事件後の精神鑑定や知能テストによって容易にわかるということであった。
 ところが、かかる報道がなされてしまったうえ、やしきたかじんや橋下徹や古館伊知郎らが煽り、これを真に受けた人から批判が殺到したわけだ。

 以上、意見を述べたのではなく事実を指摘したまで。
 

 
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Commented by 通りすがり at 2008-04-20 09:45 x
正常な神経の持ち主が正常な判断で赤の他人を殺害することは皆無でしょうね。 自分の感情、経済的な都合、興味で他人の持ち物を奪ったり、殺傷する事は「精神が異常である」のが理由でしょう。 それを、精神は正常ではなかったから「犯した犯罪の責任は問わない」という判断そのものが,本来極めて「無責任きわまりない」処置なのですが,弁護士の作業も「原因は精神異常」にすることが簡便な仕事となっている。 本来は「自分の行為に責任をとれない人間を社会に放置して、善良な市民に多大な迷惑をかける”責任者”」を明確にせずに放置している限り,第二第三の悲劇者はでます。「自分の犯した極悪非道な罪は自らの命で償う」という、人間としての最低限の品格は、たとえ精神異常であっても認めるべきではないか? 「精神異常だから・・」で刑を軽減する事自体は、実はその人間を「人間扱いしない」失礼な話。 結局は被害者、加害者両者の人格を無視し,自分だけが「驕り高ぶっている」にすぎない事に気づくべきですね。
Commented by ワイルドキャット at 2008-04-20 17:21 x
例の心神喪失の条項ですね。法律に欠陥があると思う。弁護士はそれを戦術的に突いている。
以前、覚せい剤を打って人を殺した人間がこれで不起訴になっていたが、警察白書で精神にモンダイありで不起訴になる殺人犯が年に百人くらいと記載されていた。こんなのは間違っている。刑法を直してほしい。
Commented by なめこそば at 2008-04-20 21:56 x
また勘違いコメントじゃないか。
検察が「わかっていてわざとやったうえ反省もしない犯人は凶悪だ」と主張したのに対して弁護側が「それは違う。なぜならば・・」と言ったのでしょう。
それをマスゴミが「殺人でも強姦でもないと弁護士たちが言い出した」とウソを言いまくったことが問題になっているわけでしょう。
心神喪失で減刑せよとも言ってないでしょう。これについては刑法が間違っているという人たちはどうして法律がそうなっていて裁判ではどう判断されるのかもしらないまま勝手なことを言ってる。
減刑や無罪になったからすぐ釈放ではなく病院に入れて治るまで出してやらないことになっているけど、それをするなってことは、刑務所に入れて治療もしないで刑期を終えて出て来たらまた同じ事をする危険がある。そうなったとき心神喪失条項なんていらないと言った人は責任をとるのか。
Commented by at 2008-04-21 00:08 x
加害者は幼少期に父親より虐待を受けたというが、それがどのようなものだったのか。また、母親の自殺という事実があったとしたらそれは苛酷だが、経緯はどうだったのか。加害者の人間が幼少期の虐待によって歪んだとして、その結果がこの母子殺人につながったのだとすれば、加害者の父親をどうにかしないといけない。
それにしても、殺された被害者母子宅への侵入時、加害者は点検業者を装ったという。本当に精神病であるなら、そんなことが出来るはずもなく、卑劣な精神のなす悪質な殺人だ。なにもわからない赤ん坊まで殺すなどと・・・・・・。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-21 01:20
 治療(病院が適切にやるかは別問題として)によって、もうしないようにできるのに、刑罰を与えたのではまたやってしまうから危ない。
 さらに、病気の人や認知症老人や子供が過ちを犯したとき当人を責め周囲が責任をもたないのでは、未然に防げないうえ被害者が賠償などを求められなくなる。
 そういうことを何も考えずにただ刑が軽くなるから不当な気がすると言うってしまうのは恥ずかしいと思いませんか。
 透さん疑問は、扇動的に偏向した報道ではなく、裁判の内容そのものを知れば簡単にわかることばかりです。

Commented by ruhiginoue at 2008-04-21 01:37
 被告の父親は、妻子への暴力が日常茶飯事で、幼い息子の目の前でその母親を執拗に殴り、怯える息子も見かねて止めに入ると今度は息子をボコボコにしたうえ風呂場へ引きずっていき水の入った浴槽に頭を突っ込み押さえつけるなど壮絶を極め、団地住まいであるため泣き叫ぶ声などから近所中に知られていた。
 耐えかねた母親は自殺し、首を吊って脱力し糞尿を垂れ流している姿を見ながら11歳の息子は泣きじゃくっていた。
 そのあたりから普段の言動もおかしくなってきて、「あの子はおかしい」「かわいそうだ」「父親があれでは」「なんとかしてやれないか」というような噂が近所でささやかれていたところ最悪の事態となり、こうなる前になんとかしてやれなかったかと悔やんでいるとか。
 こんな話があるのになんで最初から裁判でしなかったかと疑問に思う人たちから最初ついた弁護士は責められたけど、未成年者であるため親の意向に従わないといけず言いたくても言えなかった。言えば被害者に知られて親の責任ということで損害賠償請求されることを恐れたというひどい話。
Commented by at 2008-04-21 09:05 x
そんな話は聞いたことがありません。事実なんでしょうか。だとしたらやりきれない。ソースは? 残虐な犯行をの罪を逃すための、何者かによる創り話だったとしたら、その作者もまた重罪です。しかし本当だとしたら、可哀相な母親だが息子(加害者)に対して、自らに対して惨いことをした。近隣住民も隣近所の体を成さぬ家庭の惨状に何かできたのではなかろうか。悔やんでいると言われてもな。もしも本当に、それほど常規を逸した恐怖と暴力と孤独とを体験していたというのなら、それが本当に事実だとしたら、この加害者の「被害者に甘えたかった」という気持ちについて熟慮しなければならない。業者のふりをして殺害、暴行、さらに赤子を殺害。これはもう許し難いが、彼の少年期もまた切なすぎる。
その話が本当なのだとしたら、最も裁かれるべきは加害者の父親でしょう。もちろん加害者自身が重い罪を免れるということもないでしょうが。後者が悲しい。
Commented by neo at 2008-04-21 17:35 x
BPOが勧告してから少し報道が少年擁護になっていました(今頃そうなっても遅いのですが)。TBSが少年の幼少期の状況をやっと報じていましたが、今さら遅すぎます。この少年の幼少期の事実等や父親の事をメディアが報じていれば、死刑にはならなかったのではと思います。
私はこのHPで光の事件のメディアに報じられない部分を知り、驚愕しました。今はこの事件で安易に死刑を言っている人たちを見ると恐ろしく思い、そしてついこの間の自分であったと思うと自分自身も恐ろしく思います。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-21 21:39
 普段は「マスゴミ」などと罵っている人たちが、なぜか光市事件ではゴミ報道を信じて他の情報には目を背けます。
 なぜかとよく見ると、暴力団とか米兵が凶悪なことをしたと報道されたときは被害者を責め報道が偏っていると批判し、権力から追及されている被告とか被疑者を責めるときには被害者を持ち出していて、ようするに相手を見てその強弱によって対応を決めているだけです。
 この裁判も、家庭の弱者として父親の被害者だった少年が他所の弱者を手にかけた事件であることを直視したくなくて、すべては少年が悪いことにして葬ってしまおうというものです。これでは同じような悲劇がまた起きるでしょう。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-21 22:00
 一部では周知ですが、水道会社の制服は被告の勤め先のもので、就職はしたもののまともに出勤しなかったことを気にして、ロゴが付いているからそれを着て検診とか言って回れば宣伝になりちょっとは貢献できると考えたと当人は言ったそうです。
 たしかに、被害者宅の他も何軒か尋ねては「水を流してください」などと言って回っていたし、そんな制服着てたら足がつくに決まっているから、むしろ悪事を計画していたとは考えられない証拠という指摘もされています。
 橋下弁護士が新人だったときなにかと世話したけれどこの件で激怒したという弁護士から、裁判の書面や橋下懲戒請求書の写しをもらって読みましたが、それらに基づいて検察側と弁護側の主張を比べて報じるべきところを、被害者と弁護団の対立の構図を作ったうえ弁護団の記者会見などは無視して被害者が感情的になっているところばかり報じたうえ、便乗して無責任なことを言いまくるタレントというやり方がTVのもっぱらの手法でした。それがBPOから問題ありと当然言われたのですが、そんなものに裁判が振り回されてしまったということです。
Commented by at 2008-04-22 07:43 x
まぁ・・・しかし・・・会社に貢献するなら出勤して頭下げて一所懸命に仕事をするのがすじですよ。制服を着れば玄関口で信用を得られるし、言葉巧みに上がり込むするスキの無い家庭の戸を叩いて「お宅の家に侵入するのはやめます」とは言わないでしょう。「不審な訪問員が来ました」と警察に通報でもされないよう、そのように当たり障りのない挨拶をかわして去ったのではないでしょうか。言い訳は被害者の心を逆撫でて苦しめるだけでしょう。若い母親や赤ん坊に対して己が仕出かした事について、真剣に反省をしていたら決して言えやしないものでしょう。
ただ、父親が母親に暴力をふるう姿を見て育ち、けなげにも母親を救おうとして自らも暴行を受け、いじめに耐えかねた母親の自殺を目撃するなどという事実があったとするなら、悔しさはとうてい言葉になどできませんし、対処しがたい悲しみが込み上げてきます。タイムマシンが在ったなら、行って父親を半殺しにし、少年がその色に染まらぬよう抱きしめてやりたいと思います。
しかしながら彼はすでに重罪人になってしまった。被害者にしてみれば晴天の霹靂でしかない。かわいそうな被害者を、今度は生み出す側に立ってしまった。
Commented by neo at 2008-04-23 17:25 x
本当に安田弁護士が訴えられていた事件で今日逆転有罪判決が出ていました。実刑ではなかったのですが、ruhiginoueさんの言及した通りになりました。この判決を見て世論の大半は安田弁護士の印象がまた悪くなるでしょう。現在光事件の弁護団はメディア、世論の大部分から袋叩きにあっていますが、いつの日かこの弁護団のやっていた意義や正しさが多くの人に理解される事を真に願います。もちろん私も弁護団の正しさを知り合いに伝えます。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-23 22:50
 透さん、これについては気を使わなければいけません。かつて被害者が誹謗されてたのですから。いくら制服着ていても知らない男なのに、若い女性それも赤ん坊がいるのに入れてしまうなんて、バカなんじゃないかと、ちょうど沖縄で米兵の誘いに乗ってしまった少女のように事件直後に誹謗があり、だからほんとうは夫が犯人ではないかと、ちょうど三浦和義氏のように、警察から厳しく追及されてしまったのですよ。そこを遺族は犯罪被害者の会などで語っているのだけどまるで報道されません。
 安田弁護士は、依頼されて拘置所で面会した犯人を見て、凶悪犯かと思ったら小学生みたいな顔しているのでビックリしてしまい、これは引き受けないといけないと覚悟したそうです。私も写真で見たけど小学六年生みたいな顔つきでした。それで被害者は警戒しなかったと容易に理解できます
Commented by ruhiginoue at 2008-04-23 22:58
 犯人は事件を起こす前々日にも父親に殴られていて、その少し前には鼓膜を破られていたそうです。小さい頃には母親の前に立ちはだかってかばったため殴られて失神したこともあったとか。
 アメリカでは児童虐待で刑事事件となり父親は刑務所、息子は施設入りでしょう。見てみぬふりして通報しなかった隣人にも刑事罰です。
 ところが日本では、家庭内の問題だとか躾のための体罰だとかで通用してしまう。その問題を認めたくないので、子供自身を責める。それが今回の裁判です。
 neoさん、安田弁護士は、実刑ではなかったので、さすがにそこまで露骨にはできなかったかなと思います。
 彼は人柱になる覚悟だったと思います。こんなことがあったにもかかわらず、むしろこれをきっかけに、もともと金にならない刑事事件をやりたいと言い出す新人が増えたのですから。
 もちろん、法廷で対立するのが当たり前の検察が弁護士を逮捕できるという法制度の欠陥はあります。そういう問題に取り組めていない現状をなんとかしようという弁護士たちが、先週霞ヶ関の弁護士会館でありました。そのためには、日弁連にまだ多くの勢力を保つ中坊一派の残党どもを退治しなければということです。
Commented by at 2008-04-24 00:53 x
>バカなんじゃないか
それは極めて心ない発言ですね。多くの純真な人間は若かろうとなかろうと、布団や浄水器、ソーラーシステムなどの訪問販売業者に対してでさえ、そのような対応をするものだし、地方に行けば行くほど人の好さは強まる傾向があると聞きます。丸八真綿(笑点スポンサー)なんて見ず知らずの家に上がり込むのが商売のようですからね。善し悪しは別にして・・。
だから、夕方に訪れた業者風の男を見て「あら、ごくろうさまです」程度にそれならと、疑いもせずに点検をお願いした。ただそれだけでしょうに。しかも夢を絶たれ惨殺された人間に、やすやすとそんな言葉を投げるなんて、それこそ人でなしでしょうね。三流雑誌かなにかでしょう?
夫が疑われたのは、核家族なので当然の事ではありますが彼が第一発見者でしたから、可能性という観点から警察としては捜査というか、そのようなことに務めるのは致し方ない。しかしやはり非道の商売根性で扱うべきものでは無かったでしょう。高学歴高年収の記者や編集者が恥ずかしげもなく責め苛むから、多くの人に不愉快な思いをさせていますし、マスゴミですか、そんなふうに罵倒を浴びせられるのも十分納得できますね。
Commented by at 2008-04-24 00:55 x
なぜそれほど被害者についての身の上話をご存じなのかは分かりませんが、考えたくもない、真実だとしたら許し難い情報です。たしかにこれほどの凶悪殺人を起こす人間が、まとも(?)な家庭で育っていたというほうが不自然ですが・・
私はテレビを殆ど見ないのですが、それでも随分以前にチラと加害者男性の表情を観たような気がします。その記憶が確かなら、人柱になる、つまり虐待を受けた子供たちの側に立つということでしょうか、そのような気概や何より真摯な反省を感じるるものではありませんでした。それはその後の発言からも同じです。
それでも、もしかしたらと信じたい気持ちもあります。一生を償いに捧げるというその言葉に、それが本当の意志なのだとしたら、将来どのように展開していくのか託してみたいとも。加害者男性の少年時代の、あなたの提示する話が真実なのだとしたら、それはとても悲惨なものであり、こんなふうに人殺しとなってそして死んでゆくだけの人生だとしたら哀れでならないからです。
しかし世論はそれでも感情論で死刑を望むでしょう。やはり結果が残忍に過ぎる。クラスター爆弾ほどでは無いにせよ。
Commented by at 2008-04-24 00:55 x
子育てがそのようであったなら、せめて父親を罰するまで、裁判を保留としたいとも考えるところですが・・
Commented by 常連 at 2008-04-24 01:27 x
この問題で久しぶりに感じたことを書かせてもらう。
少年の気の毒すぎる身の上は一部の雑誌には載っててその情報源はおそらく裁判所で閲覧できる裁判書面でしょう。山口の地元紙では近所の人たちの証言が報じられていたりもする。
そのしょうもない父親は再婚してまた子供も出来ているそうだからいないと家族が困る。
責任とっててめえが死刑になりやがれと言いたいところだが。
親父のかわりに息子が死刑ってのは納得できない。
Commented by at 2008-04-24 07:59 x
残酷すぎる犯罪の加害者は、しかし生育環境が大きすぎる問題にさらされつづけるものであった。だからこそ判決も土壇場で揺れているのかもしれないね。
その辺りの事実が広く流布されたら、被害者はともかく世間は父親への非難を、あるいは強めるだろうか。暴力を連鎖として見るなら、それが順序であることははっきりしている。
加害者の幼い日のことを知ったとしても犯罪自体の酷さが際立っているため、死刑を望む人は多数を占めるだろうし、それも頷けないわけではない。元凶が妻を自殺に追いやり、息子を殺人鬼に育てた父親だったとしても、母子殺害の社会に与えた衝撃が大き過ぎたからだ。
実際に身近な人間の幾人かに、ここで知り得た加害者情報を提示してみたが、「でも被害者がかわいそうだ」「死刑判決で当然だ」という意見が実に100%だった。
加害者の過去および被害者家族への同情なら致し切れないが、母子殺害と9年間の変化の無さへの強烈な怒りと失望とが極刑制裁を後押しさせる。
被害者救済措置や、こういった複雑なケースにおける処罰対象の定め方など、法にはまだまだ不備があるということ。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-24 08:45
 虚偽の報道のみを基準としたうえ、被害者がかわいそうだから事実をゆがめてでも死刑にせよというのは危険です。
 たとえばみなさんが自動車を運転していて誤って人をはねて死なせてしまったとして、それを弁護士もつけられないまま密室で作られた取り調べ調書によって、残酷な性格ゆえわざと人にぶつけて殺したということもできてしまいます。
 このてのことは、検察は重罪を重刑にするほど手柄と昇進できますからしょっちゅうやっていることです。
 そして、現場検証ではブレーキをかけた跡があるからわざとぶつけたなんて嘘だと鑑定があったけど、それは無視して、密室で作られた調書が「高度の信用性がある」と紋切り型の判決になるのが日本の裁判の原状です。
 光市事件も、弁護士が変わったとたんに証言がかわったのは不自然という判決でしたが、では遺体の鑑定との食い違いはどうして不自然ではないのか、警察の取り調べと家裁での証言では、やはり今回の上告審と同じことを被告は言っていたのだから、急に変わったのは一二審であって、これは密室で検察が作った調書が原因ではないか。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-24 08:46
 これらの問題は、被害者が気の毒というのとは無関係です。だれだって、自分や身近な人が被害者になったとしても、まず真実を知りたいはずです。嘘によってでもいいから刑を重くして欲しいという人がいたら、それは問題です。そう言う人もいるから、客観的な判断が必要で、それなのに、いかにも被害者が重要だという人は、そもそも裁判の意義がわかっていないのです。
Commented by at 2008-04-24 18:05 x
田中森一さんといいましたか。あれは確か昨夏、幻冬舎より出版された『反転』という本でした。一種の暴露本と噂が上がり読んでみると、確かに実体験を通して知り得た数々の検察世界の内情が書かれていました。著者は裁判中だったかで、出版の狙いは当然に自己弁護であったと思えるわけですが、彼の主張にも真実が沢山あるのでしょう。
被疑者を徹底的にしぼり上げて、対世間アピール用に仕立てていくというような正義も確かにあるのかもしれません。
Commented by at 2008-04-24 18:05 x
「鑑定との食い違い」というのは詳細を知りませんが、それは例えば殺害意図や方法など、罪の行方を大きく覆すようなものなのであれば捨て置くべきではありません。
がしかし加害者が母子殺害をしたのは紛うことなき許し難い事実であり、恐らく犯行現場において加害者はただ身勝手な動機のみに突き動かされていたということは容易に想像できますよ。あなたの言わんとすることはよく分かりますが、被害者への配慮に少々疑問がわいてしまう場合があるように個人的には感じます。これだけ凄惨な大事件ですから、それでは怒るような方もありましょう。ご自身の信念を強くお持ちのようです。でなければ、そのような角度で裁判に切り込むことなどするものではないでしょう。不幸な人への思いやりを忘れない心を、もう一方の不幸な人にも向けた上でなら、加害者の擁護も検察への攻撃も、どんどんなさればいいと考えます。
Commented by 被害者寄り at 2008-04-24 20:55 x
まーいずれにしても・・・

殺した相手が善良な市民だったがゆえ死刑は妥当でしょう。
殺した相手がやくざだったらまた違っていた。被害者によって裁判の刑量が変わるのは公平さゆえの判断でしょうね。父に殴られ気分を壊し、気持ちいいことを求めたらこうなったみたいな事件。自己中の中でも最悪。父を殺すことは発想にすらなかったのだろうな(快楽とは別物)。非社会的快楽主義者の末路ですな。検察のから回りした追求には無能を感じたが、高裁の刑量は妥当だと思う。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-24 23:35
 何の落ち度もない善良な市民をヤクザが惨殺する事件はよくあるけれど、厳罰とか死刑などと盛り上がる事はありません。
 加害者が米兵だったら逆に被害者が責められます。
 被害者のためならウソをついても良い訳ではありません。しかも権力を持った者がウソによって一般人を逮捕して裁いて処刑することが許されては危ないに決まっています。
 どんな権力者も最初から潔白の人を陥れたりはいません。まずは、明らかに真犯人で被害者に同情が集まりやすく加害者には後ろ盾のない者を標的とするものです。
 そして、そこを突破口にして対象の範囲をどんどん広げて行きます。
 そうするために被害者を利用している者たちを批判しないでいては、真に被害者への同情とは言えないでしょう。この事件で最も被害者よりなのは、冷静に事実をみるよう勇気をもって言う者です。逆なのは、当たり障りなく権勢に迎合して殺せの大合唱に加わっている者たちです。
Commented by ワイルドキャット at 2008-04-24 23:54 x
>被告の父親は、妻子への暴力が日常茶飯事で、幼い息子の目の前でその母親を執拗に殴り、怯える息子も見かねて止めに入ると今度は息子をボコボコにしたうえ風呂場へ引きずっていき水の入った浴槽に頭を突っ込み押さえつけるなど壮絶を極め、団地住まいであるため泣き叫ぶ声などから近所中に知られていた。
 耐えかねた母親は自殺し、首を吊って脱力し糞尿を垂れ流している姿を見ながら11歳の息子は泣きじゃくっていた。

透氏がすでに質問しているが、で、これのソースは? 
出典を記していないところを見ると自分で取材したのだろうか?
たしかに ruhiginoue氏の上の話は悲惨だが、しかし親から虐待を受けて育った人というのは世の中に無数にいる。私はその事実をもってDVを防ぐための法整備などに活用すべきだとは思うが、死刑を回避する根拠にすべきではないと思う。私は今回の高裁の判断を支持する。
Commented by waldbaur at 2008-04-25 00:21 x
WC氏は「死刑を回避する根拠」というが、管理人氏のいう「札付きのワル」をさしおいて、このインマチュアな元少年を、永山基準の解釈を変えてまで、死刑にしなきゃいけない「根拠」がいまいちわからない。
強烈な復讐心を持つ被害者遺族がいることが、唯一の根拠なんて悲しすぎる。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 02:07
 「根拠」について。
 どうしても死刑にしたいのは政治的理由だということ、裁判についてマスコミは虚偽報道するしBPOも偏向を認めたというのだからマスコミしかあてにしていない人はわからないと思いますが、こういう場合は裁判の基の書面を読まないといけません。
 これらはすでに当ブログでも書いたはずですが。
 複数持っている資料たとえば橋下懲戒請求書など弁護士がかなり詳しく書いているから読みたい人にはお送りしますと前に言ったところ、めんどくさいから全部画像アップしてくれというものぐさかつあつかましい要望ばかりでいやになってしまったことがあります。
 あとすでにご指摘がありましたが、地元山口のローカル紙では、近所の人たちへの取材した記事が載ったそうです。
 どこでも団地は噂やのぞき趣味や干渉はしても助け合いはしないもので、それは入居資格に収入が規定されているからです。ゆとりのない人が多いのです。
 
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 02:34
 またDVシェルターを作ろうとすると家庭崩壊につながると言って保守派が騒ぎます。家の為に人があるという発想です。
 最近、刑務所に入れば親から離れて家を出られるという犯行もあったけれど、公的施設がないと未成年者は家出しても連れ戻されてしまうし、精神的に破綻した状態だと逃げる意欲もなくなります。
 逮捕されてやっと親から離れられて、頭も正常になりはじめて自分のした事を悔いて被害者にすまないと思い始めることはよくあります。
 それでも死んで償えという考えに絶対反対とまではいいませんが、それなら先に反省して償う立場の人たちが大勢いて、ろくな追及をされないのではまた事件がおきます。
 犯人を死刑にしても犠牲者は生き返りませんが、そもそも事件を未然に防止できた可能性はあり、これもすでに言ったけれどアメリカだったらその可能性は日本よりは高かったでしょう。親父は刑務所、息子は施設、どちらもカウンセリングとセラピーを受けてます。そうしないと銃乱射事件になってしまう事情の差もあるでしょうが。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-25 02:35
>丸八真綿

余談だけど、これは消費者センターへの苦情が多いそうで、私のところにもきて、「ふとんアドバアザーの郷ひろみでーす」などと寒いギャグを飛ばしながらなかば強引に上がり込んで羽毛布団の「無料診断」をすると言いながらちらっと一瞥しただけで「これは買い替えないともうだめです。もともと西川のふとんはだめなんです。ではうちの布団からまくらまで一式で130万円です。ローンにしましょうか」など一方的にまくしたてるから、つまみ出しました。
 スポーツ推薦で早稲田大学の人間学科に入ったけれどケガで挫折してここに就職するしかなかったと泣き言を言ってました。事情があったとしても早稲田卒にしては堕ちたものだと思って、知人の早稲田卒にきいたら「早稲田といっても所沢キャンパスの奴と一緒にしないで欲しい」だそうです。
 どうであれ、「負け組」の悲劇であることは同じです。
Commented by mash at 2008-04-25 06:54 x
>透さん、ワイルドキャットさん

横レス失礼。

>で、これのソースは?

独自でこの裁判を取材している綿井健陽記者が、現代5月号で
被告の成育歴について取材しています。
内容は、管理人さんも挙げられている、父親の虐待、母親の自殺だけではなく、
学校時代に受けた被告のいじめにも触れられています。
ぜひ一度、ご一読くださいm(__)m
Commented by k_penguin at 2008-04-25 10:27
>橋下懲戒請求書など弁護士がかなり詳しく書いているから読みたい人にはお送りしますと前に言ったところ、めんどくさいから全部画像アップしてくれというものぐさかつあつかましい要望ばかりでいやになってしまったことがあります。

 ワタシは「めんどくさいから」アップしてくれなどと言った覚えはありません。
「懲戒請求書を全部載せたいのだけど、30ページもあるので大変です。」とあなたが面倒くさがったのです。

ワタシに送っていただいたら、ワタシは全部ネットにアップするつもりでした。
知り合いでもない第3者に懲戒請求書を送る以上、不特定多数に内容を知られても良いと思っていると見なされても仕方が無いと思いますが、
あとからそんなつもりではないなどと言われると面倒なので、あなた自身がアップしてくれと言ったのです。

懲戒請求書に何か公開してはまずいことが書いてあるとも思えませんでしたが、
とにかく、「めんどうだから」と、管理人さんは公開はしませんでした。
Commented by ちょっと横レス at 2008-04-25 15:36 x
ここはとても濃い議論が交わされていますね。
ところで、レスの前のほうですが、WC氏に対して「そうなったとき心神喪失条項なんていらないと言った人は責任をとるのか。」という意見がありますが、これはどうかと思います。
というのもある社会的制度を支持することによって生じる社会的結果の責任を、その支持者個人が背負うべきではないかという主張は、社会と個人との関係を見誤っていると思うからです。
ならば、そう言うなめこそばさんは、刑法39条を支持することによって現在生じている社会的結果の責任を当然引き受けるつもりですか?という言い方もできてしまう。付属池田小の宅間などは刑事犯罪で数回、精神科通院歴をもとに不起訴処分になった末、最終的に8人の子供を殺している。その「結果責任」を「刑法39条の支持者は負えるのか?」なんて言い方は暴論でしょう。その逆も真なりだと思います。
Commented by ちょっと横レス at 2008-04-25 15:37 x
すいません、字数制限による続き。

刑法39条に関しては専門家の間でも議論があります。心神喪失者の責任能力を認めないのは精神障害犯罪者を一般の人=理性的人間と対極にある、「人間」と見なしていない証拠だという意見もあります。私もいつぞやの新聞で法律家の4割も実はこの条項に疑問を持っているというアンケート結果を見て驚いたことがあります。
こういったことはもっと議論を深める必要があると思います。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-26 03:11
>社会的制度を支持することによって生じる社会的結果の責任を、その支持者個人が背負うべきではないかという主張は、社会と個人との関係を見誤っている
 ごもっともです。表現も的確で、私も今後使わせていただきたい。
 もともとそのような見誤りが大手を振っていますね。
 オウムに破防法というとき、破防法なんて法律自体が間違いだから反対というのに対して、オウムがまた何かやらかしたとき、その責任をとれという人が佐々淳行など大勢というより破防法支持のほぼ全員が言いましたし、無駄で環境破壊の工事が災害対策と称して行われようとしているという反対運動に対して、建設大臣は「災害が起きたら反対した者たちの責任だ」という意味の非難をしてました。
 39条についての否定論はもっぱら法の原則を踏まえない「怪奇大作戦」のDVD未収録話と同じレベルで、精神障害なんて個性の一つだから差別してはいけないという進歩的な視点からの批判が乏しいと思います。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-26 03:16
 penginさん閲覧していてくれて嬉しく思います。
 とはいえ反応があるか挑発したつもりもないし、個人を名指しして批判してもいないし、おっしゃるようなやりとりもありませんでした。
 ただ、そのように受け止めるそそっかしい人もいるだろうから誤解されないようにとの意図で書かれたものと解釈しております。
Commented by k_penguin at 2008-04-26 11:40
別にあなたが挑発したなんて思ってませんよ。
私がこのブログを読んでいないと思っているのかな、とは思いましたが。

やりとりがあったか無かったかは水掛け論ですから、ここのコメント欄を読んだ方に各自判断してもらえばいいと思います。
http://shiropenk.exblog.jp/7705019
ruhiginoueさんの2007-12-19 04:02のコメント
Commented by 動議 at 2008-04-26 14:38 x
釣られたのか宣伝なのかようわからんが脱線はそのへんで。
Commented by ワイルドキャット at 2008-04-27 19:39 x
レスが遅くてすいません。

>mashさん
独自でこの裁判を取材している綿井健陽記者が、現代5月号で
被告の成育歴について取材しています。
学校時代に受けた被告のいじめにも触れられています。
ぜひ一度、ご一読くださいm(__)m

ああ、これはこれはどうもご親切に。こういうのを読まずに発言した私もうかつでした。

>ちょっと横レス さん

ご指摘はもっともだと思います。

>ruhiginoueさん
 オウムに破防法というとき、破防法なんて法律自体が間違いだから反対というのに対して、オウムがまた何かやらかしたとき、その責任をとれという人が佐々淳行など大勢というより破防法支持のほぼ全員が言いましたし

原発の是非論でもいつも登場します。「原発に反対するならその分を電気を使うな」とか。ただし左派でも「自衛隊のイラク派遣に賛成したりするならおまえが戦場に行って来い」という人もいた。これは右派・左派とわず、社会と個人を一致させようとする全体主義者の考えでしょうな。左翼とリベラルの違いも、ここにある。
Commented by ruhiginoue at 2008-04-28 02:46
 そうですね。内容自体が正しくても次元の異なる問題で持ち出しては間違いになる。
 それに、そういうことを言ったら「電気を使わないから原発をやめろ」と言い返されたら困る。フリーランス時代の舛添センセイが電力界社に頼まれて反原発運動を批判する講演をしたところ、「原発反対をいうなら先ず節電だ」と正論を吐いてしまい、電力会社から「もう結構、舛添さんにはもう頼まない」と言われてしまった。消費量が減って困るのは電力会社だった。
 「戦争に賛成するならお前が行け」というのも、市民同士のレベルで言うからおかしなことになる。決めた政治家や裏にいる財界人たちが、自分はもちろん息子だって行かない。貧乏なうちの息子が行く場合が多い。日本で殺人事件を起こした脱走米兵は定住権のため志願したらしい。いつも有力者の息子は徴兵逃れ。朝鮮戦争で北朝鮮を助け米兵と闘った戦死者の中には毛沢東の息子もいた。なのに金日成は息子を後継者にしたから中国が怒ってしまい、それで関係が険悪になったとも。戦争するならそういう奴がまず行けとは、そういうことが問題で言うべきことですからね。
 
by ruhiginoue | 2008-04-20 03:12 | 司法 | Comments(40)