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by ruhiginoue

老齢加算はダメでテレビチューナーは支給

 生活保護の老齢加算を切り捨てるのは不当だという裁判で、裁判所が行政側の肩を持ったのはいつものことであるが、生活保護受給者や障害者に地上デジタル対応チューナーを配布するといいながら、老齢加算はダメだというのだ。これではまるで、メーカーの利権に福祉が利用されていると告白しているようなものだ。
 老齢加算とはただのお見舞いではなく、歳をとると実際に支出が増えるためだ。体力が弱まるにつれて、出かけたとき歩いて行けるものが乗り物でないと無理になっていったり、暑さ寒さなどに弱くなり冷暖房費がよけいにかかってしまうようになっていく。耐えられずに死んでしまう場合もあるのだ。また、高齢になると親類や知人の死が増えて香典が立て続けに出て行くため生活できなくなってしまうことまである。
 こういう現実をどのくらいの人たちが知っているのだろうか。福祉の受給者を非難する人たちの言い分は、現実を知っていたら恥ずかしくてとても言えない内容であるものだ。無知とヒガミによるケチ付けほどみっともないものはない。
 また、福祉とは最低の生活を保障するものなのに、それ以下の人がいて、なら、ほんとうは、最低以下の人がいることを問題にして、そういう人たちを助けないといけないのに、そうではなく、最低以下の人たちがいることを口実にして最低の基準を引き下げてしまおうと言う。いつから日本はそこまで堕ちたのだろうか。
 福祉の世話になっている人たちを羨ましいかのように言う人たちは、福祉の世話にならなければならない事情の悲惨さを知らず、同時に、金持ちにではなく福祉の世話になっている人に嫉妬してしまう自分の情けなさに気づかず、それでいて、庶民からではなく金持ちから税金を取れと主張する覇気がないため貧乏人に八つ当たりしているというブザマさにに気づいていないのである。
 こうはなりたくない。どんなに堕ちても、だ。

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Commented by ワイルドキャット at 2008-06-28 02:12 x
福祉の世話になっている人たちを羨ましいかのように言う人たちとは?
①福祉の世話にならなければならない事情の悲惨さを知らない。
②金持ちにではなく福祉の世話になっている人に嫉妬してしまう自分の情けなさに気づかない。
③庶民からではなく金持ちから税金を取れと主張する覇気がないため貧乏人に八つ当たりしているというブザマさにに気づいていない。

という意見だが、
私の周辺では、①から③に当てはまる人はおらず、
あくまで、十分働けるにも関わらず働かずに社会に寄生しようとする怠け者に対してのみ、「羨ましいね」という皮肉が投げかけられている。
私はこれを「社会の現実」とは言い切らない。あくまで、私個人の周辺の現実を挙げたに過ぎない、とここで断る。

そういう人間こそ、真に福祉を必要とする人々の敵であろう。
こういう人間にはなりたくない。どんなに堕ちても。しかし、現実には、こういう卑劣な人間が世の中にたくさんいて、納税者に負担をかけている。

生活保護の不正受給者に対して一番怒らなければならないのは、真に生活保護を必要とする人たちである。
Commented by バャンズ at 2008-06-28 11:20 x
このニュースにトラックバックしているブロガーの中には、不正受給ではなく老齢加算廃止は困ると訴えた人たちを中傷してる人がいる。そう言う人たちが1から3に当てはまるのだろう。
by ruhiginoue | 2008-06-27 13:40 | 司法 | Comments(2)