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by ruhiginoue

なつかしい「ツインピークス」

 某衛星放送の目玉商品となり加入者勧誘に大いに貢献し、熱狂的なファンはローラ・パーマーの人形を作りビニールに包んで葬式まで行い、映画の宣伝のため来日していたカイル・マクラクランを呆れさせた。
 このデビット・リンチによるドラマの結末は、ミスコン優勝少女の不可解な死の犯人は悪霊に取り憑かれた実の父親だった。
 「ジョンベネ事件」は、美少女コンテスト常連のジョンベネちゃんが殺害され、メディアはスキャンダラスかつセンセーショナルに騒ぎ、その両親は殺害の疑惑をかけられた。自分の意志が確立していない子供を駆り立てる行為は虐待の一種ではないかとの意見と、この「ツインピークス」がシンクロされたのだった。
 しかし10年以上経ってから、新たなDNA鑑定により両親の潔白は証明されたとして、地元の検察は疑いをかけられた両親に謝罪したという。
 身内を殺害されたうえその犯人にされる悲劇は多い。いまアメリカ司法のズサンさにより拘束された「ロス疑惑」の三浦和義氏がそうだし、映画「日本の黒い夏・冤罪」のモデルとなった松本サリン事件の河野義行氏もそうだし、古い例では映画「証人の椅子」となった「徳島ラジオ商殺し事件」がある。
 また、「光市事件」の本村氏も、最初は警察から妻子殺しの疑いをかけられ厳しい取り調べをうけていたという。真犯人が頭の中身に問題のある未成年者だったからすぐ足がついて逮捕されたが、もう少し知恵の回る真犯人だったら逃げおうせてしまい、本村氏が強引に犯人とされて、マスメディアから鬼畜とか悪魔と騒がれ、弁護士は引き受け手がなく、受ければ懲戒請求の山となり、判決はもちろん死刑で、「死に神」大臣からゴーサインされていたことであろう。
 ところが、こうした問題を指摘されても「あすの会」など犯罪被害者の団体は、「遺族の感情はすべてにまさる」というばかりの人が多く、そうでない人は排除されている。
 
 
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by ruhiginoue | 2008-07-10 17:57 | 国際