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by ruhiginoue

「べムがいっぱい」

 エドモンド・ハミルトンの爆笑短編SF小説「べムがいっぱい」では、地球人が火星についていろいろと説をふりまくものだから火星が迷惑しているという話だったが、「火星には運河がある」「フォボスとダイモスは人工衛星だ」などと、まことしやかに言われて来たけれど、そのあとでバイキング号が撮影して来たという映像を見せられても信じられず、「きっとカプリコンワンみたいにスタジオのセットで撮ったんだぜ」と言っていた人もいたものだ。
 今度、探査機フェニックスが、水を確認したという。
 だからなんなんだろう。「ミッション・トゥ・マーズ」という映画のラストは笑ってしまったが、そういう結論ではあるまい。
 アメリカのテレビドラマで、宇宙開発の報道をテレビで見ながら「こんなことのために莫大な税金を使うなんて。それより近所の道路にちゃんと信号機つけて欲しいよ。世の中には病気になっても医者にかかれない人や、飢えている人だっているんだぜ」という台詞があった。
 「宇宙の夢より地上の現実」というやつだ。
 「COSMOS」で知られるカール・セーガン博士は、そう言う批判に対して、「環境対策などに有益で、同じ調査を地上だけでやったらもっと金がかかるのだから宇宙開発は無駄ではなく、しかも安上がりだ」と説いていた。そう発言したからには、というわけで軍事利用には身体を張って反対し、マーチン・シーンらといっしょに逮捕されていた。
 しかしどんなに調べても、人間のやることだから最後に決めるのは科学ではなく政治ということ。

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by ruhiginoue | 2008-08-01 13:16 | 学術 | Comments(0)