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by ruhiginoue

あまり知られていない「社会派」の赤塚不二夫

 ギャグ漫画の大御所・赤塚不二夫が亡くなった。皇太子が小さい頃カメラの前で「シェーッ」のポーズをしたことがあるほどの人気だったが、一方で例の「逮捕する」と拳銃乱射警官のギャグは、実は暴力警官を実際に何度も目撃した経験からだった。凶暴に目を吊り上げた警官の形相が印象に残っていたそうだが、それを両目つなげてしまう凄いデフォルメは他の漫画家には思いつかないだろう。
 この警官に対してバカボンパパが六法全書を振りかざすイラストもあった。これは権力の横暴と闘うための法律解説本の表紙として何度も書き下ろされていた。本の版元は三一書房など左翼系の出版社だ。
 また「日本国憲法なのだ」という、憲法をバカボンパパが解説しながら戦争反対を訴える著書もあった。「平和憲法を守り後世に伝えなければいけない」と思って書いたと述べていた。
 一時期は選挙で共産党の応援を公然と名前を出してしていた。
 中卒で、労働とともに漫画家修行しており、そのことから、「朝日」「岩波」という高学歴ばかりの権威者が進歩的なことを言うのではなく、庶民の立場から平和や人権を考えたいという意味のことを言ってもいた。
 これらはほとんど松本清張と一致しているが、社会派ミステリーと違ってナンセンスギャグ漫画で活躍したため、印象の乖離から知らない者が多い。
 
 
 
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by ruhiginoue | 2008-08-03 13:54 | 社会 | Comments(0)