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by ruhiginoue

医師にはワーカーホリックが多い

 医師が仕事のし過ぎで疲れてしまうと、ふつうならしないようなミスをするなど患者にとって危険なのだが、これはバスやタクシーの運転手や航空機のパイロットと同様である。
 ところが、乗物の場合は「規制緩和」と称して安全そっちのけで従業員をこき使えるように業界の働きかけで政治が無責任に法改正してしまったことが原因で、いま問題の「偽装請け負い」と同じなのだが、医師の場合は少々事情が異なる。
 医師には仕事中毒いわゆるワーカーホリックの人が多く、他の業種よりも目立つ。そもそも、特に志望してなる人が多く、生活のため仕方なく就いたということが特に少ない業種だ。消極的な志望理由も、せいぜい、理系に強くて医学部だと潰しがきくという人がいる程度だろう。なるのにもっとも金と時間がかかる職業であるから当然だ。
 だから、そうして医師になると、忙しくて飯を食う暇もないとか睡眠時間が足りないと言いながら、それがほとんど「嬉しい悲鳴」のような医師は良く見かけるし、それを見た入院患者が、あこがれて医師になろうと考えることもある。医学部受験に失敗して検査技師の専門学校に通っていた人が怪我で入院したとき、クタクタになりながら充実という医師の姿を見て、やはり医師になりたいと専門学校を退学して予備校へ通い始めたという、逆というべきかの例もある。
 だから医師になれたら過労死しそうなほうへ自分を追い込む人がいるわけだ。また、過労死した場合に、本人の責任ではなく勤務先の労務管理がなってなかったということがあって遺族が労災を訴えても、役者が舞台で死ねたら本望というのと同一視されてしまい、なかなか認められなかったり、同業者から批判されてしまったりする。たしかに、トヨタの工場などで働くのとは、過酷といってもその質がまるで違うのだ。
 つまり、医師の過労死を防ぐのなら、当人がどんなに働きたいと言っても自信があると言っても、医師の為ではなく患者の為に、疲労によるミスを防がなければならないから強制的に休憩させるという制度を作るしかないだろう。

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by ruhiginoue | 2008-08-07 23:38 | 社会 | Comments(0)