人気ブログランキング | 話題のタグを見る

井上靜に関するblog(網誌)です。下記の著書を購入して支援を頂けたら助かります。下記の他は別人や海賊版なので買わないでください。Googleが誤情報を混ぜているので信じないで下さい。アマゾンのコメント欄に嘘の書評が書いてあるのは過日倒産した出版社の宣伝です。この種の輩に対抗する意味でも何卒よろしくお願いいたします。品切れのさいはご容赦ください。


by ruhiginoue

ところで沖田事件は

 大阪の地下鉄での痴漢でっちあげ事件で、狂言女性が断罪されたが、あの沖田事件すなわち中央線で携帯車内通話をとがめられた女子大生(当時)が逆恨みして、注意した会社員(当時)の沖田氏を痴漢だと通報したとする裁判では、周防正行監督も傍聴に来ていたけれど、一二審ともに沖田氏が痴漢をしたというかなり強引な認定をして賠償請求を棄却し、訴えた沖田氏とその支援者を侮辱する内容の判決文だったが、この上告を最高裁が受理した。
 冷淡な門前払いが通例の最高裁としては珍しく、判決を変更する可能性が高い。そうでなければまず受理しない。
 ところがこれは、警察の対応による国への請求棄却は確定、女性への部分だけ受理するというものだった。つまり、女だけ訴えて国は訴えるんじゃねえというお上の意思表示のようであった。
 このことも含めて、かつて沖田氏と支援者らと議論になったことがある。前にも書いたと思うが、女性だけ訴えれば簡単だけれど、警察と国まで訴えれば司法権の独立なんて建前にすぎないから困難だし、権力が悪いというなら女性は訴えないでおいたほうがいいのではないか、という話になり、当方としては、証拠など訴える題材が不足気味だから、両方とも訴えたら虻蜂取らずというかミッドウエー海戦になるとの危惧を指摘していた。
 すると、今回最高裁が、片方だけ、それも女性だけにして権力を訴えるなと明言したのだった。

Excite �G�L�T�C�g : �Љ�j���[�X
by ruhiginoue | 2008-08-08 19:41 | 司法