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by ruhiginoue

「羅生門」は十代のとき観て驚愕した

 最初は大映ビデオのレンタルで。
 ダビングして数え切れない回数を観て総ての場面を憶えてしまった。そのあと文芸座に行きスクリーンで鑑賞。
 雅楽ふうの音楽とともに雨の中に立つ羅生門、藪の中へと分け入ってゆく場面のカメラワーク、強烈な木漏れ日と反射、光と影と風と雲と太陽と感情の表現、振り付けられた殺陣ではない壮絶な決闘、ボレロもどきの音楽、後に早坂文雄が「変容」と言う交響楽に作り替える道行きの曲、ど迫力の三船敏郎、座ったまま凄い表情をする森雅之、志村喬、京マチ子、など見所をあげていたらきりがない。
 それがデジタル化だそうで、大映を引き継いだ角川映画(いま調布の撮影所にはガメラと大魔神の巨像が衛兵のように立っている)だが、第1弾は溝口健二監督の『新・平家物語』で、『羅生門』は2作目となるそうだ。ただ、『平家』は失敗作で、溝口監督は撮影中からイライラしっぱなしだったとか。

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Commented by 七人の侍 at 2008-08-25 23:11 x
七人の侍は十代のとき観て驚愕した。それまでいろんな面白い映画を見ていたがそれらより遥か昔に創られた映画に驚愕した。この映画をみたばっかりにそれ以後見た新作映画は二番煎じに見えてしまう。新鮮さを得られない。いまだに罪な「七人の侍」だ。いまだに。デジタル大いに歓迎。角川はエライ!東宝は・・・アホ
Commented by 七人の侍 at 2008-08-25 23:17 x
言い忘れたが・・・リメイクよりはリマスターの方が遥かに価値がある。と思う。
Commented by ruhiginoue at 2008-08-26 23:26
 東宝は「七人の侍」をニュープリントして再上映したのちビデオなどを売り出したけれど、製作にかかわった人たちへの利益配分をケチったため黒澤明監督が代表して申し入れをしたとか。
 この年、「ゴジラの新作を大森一樹なんかに撮らせるより本多猪四郎監督の作品をニュープリントで」とも言われたものです。
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by ruhiginoue | 2008-08-24 08:04 | 映画 | Comments(3)