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by ruhiginoue

化学調味料に舌が慣れた人はルーを使う

 カレーと家庭の味という話題だが、給食の子供向けカレーに慣れた人は、辛くも香ばしくもないものがカレーだと思っているし、手抜きして市販ルーを使う母親の作ったカレーに慣れた人は、化学調味料の味に適応するし、学食のカレーに慣れきった人は、具が少なく水増しした味をカレーだと思うだろう。
 カレーに関する記事で、ルーのメーカーに聞いたところ「夏は煮込み料理は暑く、カレーの人気も落ちそうなものですが、不思議と売上げは高い季節です。特に夏は普段あまり出ない辛口が売れるのも特徴ですね。涼しくなるとまた中辛が盛り返して来ますが」というのだが、当たり前ではないか。もともとカレーは暑いインド方面の料理で、暑くて食欲が減退しているとき刺激があるとそそられるものだから。
 かつて「インド人もびっくり」という宣伝文句で売ったカレーがあったが、インド人がほんとうにびっくりしたのはカレーパンだ。「日本人は外国のものを何でも日本式に作り変える」と在日インド人に言われたことがあるが、それは日本人の一番の特技だろう。
 あと、インド人かパキスタン人かバングラデッシュ人がやっているカレー店は日本にたくさんあるが、だからといって美味しいとは限らないそうだ。日本人が外国へ行けば誰でも見よう見まねで寿司屋ができるというのと同じだから。
 ところで学生のとき、激辛エスニック料理の店へ行って喜んで食べていて、一緒に行った韓国人の留学生から注意された。
 「日本人は(胃腸が)弱いから」
 実際に、日本人よりインド人や韓国人は平均して胃壁腸壁が分厚いそうで、やはり何世代も前からカレーとかキムチに適応してきたということだろう。


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Commented by ケーキイーター at 2008-08-31 18:23 x
 相変わらずお師匠さんの言うことはカレーな。

 私はまだまだ甘いな。
Commented by Re:Q at 2008-08-31 19:11 x
 カレーで思い出すのはやはり「包丁人味平」のカレー対決。味平のミルクカレーV.S.鼻田香作の本格インドカレーですが、実はカレー対決自体がデパートの客寄せ競争という代理戦争的な構図で、荒唐無稽ながらなかなか凝った設定でした。デパートのシャワー効果など、ちょっとしたマーケティング的な視点も用意されていて、その屁理屈のコネ方は巨大ロボットをモビルスーツと言い換えたガンダム的なセンスに近い物があって楽しめました。
 考えてみれば「美味しんぼ」の究極V.S.至高も新聞社の代理戦争で、味平にそのルーツがあったのだと私は睨んでいます(笑)
ちなみに味平は中卒のたたき上げの料理人。対する美味しんぼの士郎は四大卒でしかも新聞社の記者。この辺に時代感覚の違いを読み取ることが出来そうですが、この辺の比較論はまた別の話ですね。
 鼻田香作は味平とのカレー戦争にピリオドを打つためにご存知ブラックカレーを送り出すのですが、この麻薬入りのカレー、化学調味料にまみれた市販のカレールーの批判にもなっているような気がします。
Commented by ruhiginoue at 2008-09-01 07:17
 「包丁人味平」では、一つの辛さですべての人に合せようとして醤油を入れたりいろいろ悪戦苦闘してたのが印象的でした。
 化学調味料について「チャイニーズレストランシンドローム」というまでのことがあるかはともかく、悪い意味でクセにはなりますね。
 ガンダムはハインラインの小説が基なので、ネーミング以前に、ロボットなのにモビルスーツと称したことが不自然でした。タツノコプロの「ゴーディアン」、円谷プロの「ジャンボーグA」、東映の「宇宙刑事ギャバン」などメタルヒーローシリーズのほうがよほどモビルスーツです。ハリウッドの映画化「トルーパーズ」でも、さすがに実写では難しかったようです。
 
 
by ruhiginoue | 2008-08-31 11:12 | 雑感 | Comments(3)