井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

経営者の手腕次第

 「休みたいなんて者はいらない。がむしゃらにやるんだ!」
 という精神主義的というか昔の運動部というかの感覚でいる経営者がいる。
 また、大した額でもないくせに、給料を払っているからには、仕事とは別に一応は出勤させていないと、なんとなくもったいない感じがしてしまうセコい経営者もいる。
 一方で、仕事の時間配分や分担する従業員について効率よく調節して仕切るのが経営者としての手腕だから、その点でしっかりしているとの自負があり、すべての従業員に有給休暇を完全消化するよう奨励し、そのとおり実行させていることを誇りに思っている、という経営者もいる。
 ところが、米企業による調査の結果、日本と欧米の計9カ国のうち日本人の有給休暇の年間取得日数はわずか8日で、首位フランス(34日)の4分の1以下にとどまり最下位だったそうだ。ちなみに2位はイタリアとスペイン(ともに27日)だそうだ。
 これは日本の経営者に、古い人やセコい人がまだまだ多く、経営者がしっかりしているから従業員は有給休暇を消化できるというレベルに達していないということだろう。

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Commented by Re:Q at 2008-09-03 11:24 x
 まあ文化も歴史も労働に対する考え方も違いますからね。お国柄が違うので単純に比較しても仕方がないような気もします。大体、バカンスという言葉自体がフランス語なわけで、残念ながら我が国は長期休暇という言葉しか持たず、バカンスに相当する概念がないので致し方ない…やはり市民革命のあった国は違います。
 ところでこの調査を行った会社のある当の米国の公称休暇日数は日本よりも少なかったりします(現実はどうなのかは分かりませんが…)。
 私が十数年前に勤めていた会社は中小企業でしたが、有給休暇の消化も一応は奨励されてもいました。ただ現実的には仕事が忙しくとても消化できなかったため、まだフレックス導入前だったので時差出社に振り替えていました。ちなみに社長は社の業績が落ちてきた際に営業に対して「企画書なんか書いているヒマがあったら電話営業をかけろ!飛び込みをしろ!」と激をとばす典型的なセコい経営者でした。
 それはともかく、80年代に未曾有の豊かさを達成した日本は、内需を拡大するためにも日本型のバカンスを創出して定着させるべきでした。豊かさの使い道を誤ったのが今の日本の凋落を産んでいるような気がします。
Commented by b at 2008-09-03 11:40 x
余暇や趣味に 体力使うのなら、もっと働け、、って事でしょう。
つまり労働者を『生かさず殺さず しぼり取る』のが、経営者の手腕だと考えている、、そんな社長が多いのでしょう。

有給休暇がまともに取れない会社なのに、経営者が高級車乗ってる様なら、、、、、そういう考えの社長かも
Commented by ruhiginoue at 2008-09-03 13:13
 日産の例で、フランス人社長になったら合理主義で日本のような人情がないから非常なリストラになっているというけれど、そのかわりフランスには日本とは比較にならない人権がある。そのあたりで齟齬が生じていると言われるように、国情の差は大きいですね。
 経営者だけでなく労組も、幹部が組合費でベンツに乗る「労働貴族」と化しているなどと批判されるほどですから。
Commented by マイノリティ at 2008-09-03 19:22 x
有給休暇と経営はそれほど関係はないだろう。文句は言うがなかなかやめない社員。文句有無にかかわらずすぐ辞める社員。辞めるか辞めないかが会社に対する社員の評価だ。どこの社長(や上司)だって辞めてほしくない社員は大事にするはずだ。有給休暇がもらえない?会社にとってその程度の社員ってことだろう。
Commented by ruhiginoue at 2008-09-04 05:38
 日本の場合は雇用関係の流動性が乏しいから、文句があるのに辞めない者が悪いとばかりも言ってられませんよ。
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by ruhiginoue | 2008-09-03 07:30 | 経済 | Comments(5)