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by ruhiginoue

ダガーナイフが勝手に人に刺さるならいざ知らす

 小学生のときのことを思い出した。
 同じ学校に通うの児童が、ローラースケートで転倒し重傷を負い、次の日に死亡した。当時、ローラースケートは流行していた。死者が出たので危険だからと学校がローラースケートを禁止すると言い出した。
 当時ままだブレードのような高性能機種はなく、スピードも遅かった。死亡した児童は不注意による危険な乗り方をしていた。でなければ、転倒しても命に関わる重傷を負うことはなかった。
 学校は、安全について指導するべきなのに、どうして禁止するのか。
 児童たちは不満だった。せっかく楽しんでいるのに、小遣い叩いてやっと買った子もいるのに、とにかく駄目だというのでは納得できない。
 親たちも批判した。何かあったから、では禁止、なんて安易すぎる。そのうち外出禁止とか言い出すんじゃないか、と皮肉を言っていた人も。
 学校側としては、ただでさえ忙しいのに、そのうえさらに指導なんてやっていられないから、禁止するしかないと言う。ようするに、子供たちの安全ではなく、自己保身である。いちおう禁止しておけば、何かあった場合に、学校としては責任逃れができる。ちゃんと禁止したのに勝手にやった者が悪いのだと。
 これと同じではないかと言いたくなるのが、ダガーナイフ規制である。秋葉原の無差別殺傷事件があってから、各地に広がりを見せていて、法改正も準備されている。
 しかし、ダガーナイフが勝手に飛んで行って人に突き刺さるわけではなく、使用する人間の意思に問題があるのだから、本当の原因を取り除かない限りは他の道具が使用されるだけである。
 “本当の原因”については、すでにいろいろな人がいろいろなことを言っているから、とりあえず御任せしておくが、「振り込め詐欺」に利用されたから携帯電話規制とか、いじめが起きるから「闇サイト」規制とか、とにかくまずは道具にケチ付けというときは、その後“本当の原因”にも問題意識を及ばせるべきなのに、それは絶対ないということが経験則からハッキリ判る。
 つまりダガーナイフ規制は、お忙しい先生方のアリバイ作りローラースケート禁止と同じレベルだ。だから事件はきっとまた起きるだろう。秋葉原には行かず桑原に逃げ込みたい(落雷ではないが)気分である。  
 
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by ruhiginoue | 2008-09-13 13:33 | 社会 | Comments(0)