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by ruhiginoue

「体罰」の意味を知らない人が多い

 「体罰」の意味を知らない人が多く、それを利用して問題が起きたときにすり替えて誤魔化す学校関係者も多い。
 「体罰」は、教育的見地から懲戒を加える目的で身体的苦痛を与えることである。だから法律でも、教員が児童と生徒に懲戒を加えることはできるが体罰であってはならないという趣旨で明治時代に決まって現在まで続いている。
 親と違い教師は専門職で、指導方法についてその技法があり、これらを正式に学んで免許を受けているのだから、体罰に至ることがあってはならないということだ。
 つまり、体罰が問題となるのは、教育的懲戒として違法な手段に及んだ場合である。ところが、現実に問題となって騒がれているほとんどは、単に、教員が自分の思い通りにならないので感情的になっただけである。これは体罰ではなく暴力行為に過ぎないから、体罰に失礼である。
 なのに、それを学校当局は体罰があったと発表する。常套手段だ。問題を軽く見せかけたうえ、体罰肯定論者が味方してくれると期待しているのだ。一般人は知らなくても、教育関係者は違いが解るはずだから、暴行を体罰と言うのは確信犯である。そんな悪辣なすり替えにひっかかってはいけない。
 この件で、橋下府知事が体罰容認の発言をしたが、その内容はというと、プロの教師でありながら指導がうまくできないことを問題にせず、殴ると苦情が来るから親が悪いんだと言ってしまったのだから、これは体罰を含めた教育についての意義を踏まえてのものではない。ヘボとはいえ弁護士なのだから、関係法規を調べてから発言するべきだ。

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by ruhiginoue | 2008-10-27 08:32 | 社会 | Comments(0)