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by ruhiginoue
 英国のマンチェスターで22人が死亡したテロ事件を捜査していた英警察は、実行犯を自爆した英国籍のリビア系男性であると断定した。

 これについて今日の朝日新聞は「リビアのカダフィ政権が民主化運動『アラブの春』で倒れてから妻子を残し帰国」と書いているが、実際はNATO軍の攻撃によって侵略されたものだった。また、そもそも民主化運動ではなく外国からそそのかされた傀儡による反乱であった。
 これは客観的事実であり周知のことだが、NATO軍記者クラブから垂れ流される「情報」を受け売りするメディアは相変わらず虚偽を報じ続ける。

 こういうことがシリアにもみられる混乱とテロの原因であり、アメリカとヨーロッパとロシアの関係に影響していて、さらに北朝鮮の態度にも影響しているのだが、これらを故意に無視し続ける(そうせざるを得ない)ため、安保でも沖縄でも国内の問題について本質に迫る報道ができないのだ。

 しかし、この一方で朝日新聞は一面から社会面まで加計学園と総理の関係について証言を取り上げるなど大きく報じている。
 これに比べ、読売新聞のあのひどい体たらく。証言者が「ミスターグッドバー」をやっていたかのような記事を大きく掲載し、御用新聞どころか週刊誌にも劣るだろう。
 これで思い出すのは警察を告発した映画『ポチの告白』の、あの場面。不祥事が裁判沙汰になったが、警察から裁判官に電話があって「あなた風俗店に行ったことありませんか」と脅す。これを読売新聞が請負うとは、ひどい堕落である。

 これだから、拙書『朝日新聞...』でも紹介した「最近の朝日新聞はダメじゃん」に対する伊藤千尋記者の「じゃあ読売新聞でいいんですか」は、まだ有効だということになる。


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# by ruhiginoue | 2017-05-25 17:29 | 社会 | Comments(1)
 共謀罪は条約も法律も本当のテロとは関係なく、朝日新聞がスクープしたように総理大臣やそのカミさんらの不正を明らかにすることが「テロ」であるから取り締まれという弾圧が安倍総理大臣の意図だろう。
 だから朝日新聞を「言論テロ」と言った今井一隆に安倍総理は賛同したわけだ。とんでもないことで、外国メディアにも取り上げられた。

 ここで多くの人が初耳の今井ってどんなやつかと調べた人がいる。すると、彼は自サイトで子供のころを述懐し、母親を侮辱したため父親が怒ってしまいボコボコにされたそうで、このおかげで国会や沖縄で「駄々っ子」のようにしている者たちとは違うようになったと言う。
 こうして、強いものには逆らうべきではないという家畜根性が身についた男だった。これでは、自己主張は悪いことだと思い、権力に従順でないことに敵意を抱いて当然だろう。

 この指摘に対して、本来の性質はぶん殴られたくらいでは変わらないという指摘もあった。ボコボコにされれば態度が一時的とか表面的とかの変化はするけど、その程度のこと。つまりこの男は殴られたことによってなんとかこの程度で済むようになった。だから、彼はもともと腐っていた性根を別方向に向けただけだった、ということになる。
 たしかに、彼は自己主張ではなく母親を侮辱したと述べている。これでは父親が怒っても当然だ。彼は自己主張ではなく単なる駄々っ子で叱られてたのだろう。なのに、自分の醜さを理解できず、ただ力で屈服させられたとしか自覚できない。
 それで、権力に異議を申し立てすることも駄々っ子だとしか思えないのではないか。

 さらに厳しい指摘があった。この今井という男は、単に親の目から見ても可愛げがなかったはずだ。どんな出来が悪くても生意気でも、親からすると可愛いものだが、そうではなかった。親の暴力を愛情だと思うことで自分を納得させたいのだろうが、残念ながら彼の親は彼を愛してなかった。だから執拗に殴った。
 これに彼は自分でも薄々気がついているから、政府に抗議する市民や政府の不正を追及する新聞を悪く言ってみせはするが、実は本当に皆に聴いてほしかった話は、彼が子供のころ可愛くなくて親すら愛してくれなかったことだったのではないか。
 こういう指摘だ。

 それで思い出したが、同じような人たちがいて、そのうち真っ先に思い出したのが、高校の同級生の父親だった。
 この人は親と対立して口もきかなかったと言いながら、親に虐待された人の話に対しては「子供が親を誤解してるに決まっている」と頭ごなしに否定しているのを見たことがある。自分が苦労したといいながらなぜ他人の苦労は否定するのかと不可解だったが、おそらくその同級生の父さんも、親から愛されてなかった自覚があったのだろう。



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# by ruhiginoue | 2017-05-24 17:15 | 政治 | Comments(3)
 「維新」の連中は、どいつもこいつも人相から言動までがまるでヤンキーで、それが今回は極道のパシリを務めた。委員でもないのに法務委員会を荒らしたわけだが、そんな丸山議員のツイートに賞賛のリプライが大量に付き、その数もだが内容も異様で、一通り見まわすようなふうに読んでみると、どれも似たり寄ったりの内容が多く、文章の書き方も同じ特徴を持つ。
 これは複数アカウント使用の同一人物が多くいるということではないかと見る向きもある。バイトを雇って「打ち子」をやらせているという指摘が前からあり、この一部ではないかということだ。

 それをいったら「高須院長を応援している」というのにも、同じ特徴が見受けられた。高須クリニックの話に反応するアカウントは、一部の例外を除いてツイートもリツイートも同じ内容のものばかりで、言葉遣づかいまで同じなものも多数。それらが同時に同じ質問もするし、その一方で民族や人種の差別などヘイトツイートを必ずやっている。

 そして、先日は典型的ネトウヨが変なこと言って絡んできたからブロックしたところ、別アカウントが全く同じことを言ってきて「ブロックしても、たくさんアカウント持ってるから無駄だぞ」と何度ブロックしても執拗だった。
 こうして、多数を偽装していることを自らバラしてしまうマヌケが、時々いる。

 ところで、なぜ拙書には高須クリニックの話が医療の本じゃなく『朝日新聞…』のほうに書いてあるのかと質問する人がいるけれども、これはマスメディアの問題であって医療の問題じゃないからだ。それと、ネトウヨ発言する老人は問題が違う。
 そして、高須クリニックを支持している人たちには、いわゆるミソジニストが目立つ。親和性があるから当然だが、そこへ行って手術を受けようって女性がいるわけだ。そういう問題である。



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# by ruhiginoue | 2017-05-23 16:16 | 社会 | Comments(2)
 「共謀罪なんて自分には関係ない。警察はそんな暇じゃない」と言う人は勘違いしている。そんな人ほどやられる。現にこれまで、ケチな違反をとがめるほうが楽して一件になるというのが警察の実態だった。

 また、ただでさえ大学病院などが「クレーマー対策」と警察に依頼したりOBを雇い過誤や事故の訴えを封じようと威圧しているのに、共謀罪が施行されたら凄いことになるだろう。特に防衛医大は医師が劣悪で訴えも多い。警察病院も問題があり、これまで警官の暴行などを隠蔽してきた。外国人が被害者の時には裁判に大使館のナンバーつけた車で外交官が傍聴にきたけど、日本の司法に呆れていた。

 防衛医大の裁判の時は、東大医学部や防衛医大内の医師まで手術を批判して不利になった医師の弁護士は警察に依頼。警官は原告に「国を訴えた思想的背景は何だ」。ただの医療過誤被害者と言うことに対し「惚けるなアカめ」。自衛隊も監視していたことがマスコミにリークされてスクープ記事となったから国会で問題になった。
 このように、共謀罪なんて無くても、この国の権力はやりたい放題だった。

 しかも、裁判の真っ最中に、医師に雇われた弁護士が原告の元患者を「ストーカー」と荒唐無稽な法解釈で告訴し、その告訴状には原告を逮捕し口封じするよう請求が記載されていた。これを警察は受理はしたが、いくらなんでも法的に間違いだと相手にしなかった。
 このデタラメ告訴状の作成と提出をした弁護士は、所属する東京弁護士会に懲戒請求されたが、東京弁護士会と日弁連は、どんな内容であっても弁護士の仕事であると正当化。これだから日弁連など弁護士団体が「共謀罪反対」と恰好つけた声明を発しても全然信用できない。マスコミむけに声明を出すだけの弁護士団体は、実質何もせず、裏では権力に協力してきた。だから弁護士はあてにせず聞く耳持つ政治家に陳情する人が増えたのだ。

 あと、「強行採決を中継しないNHKは許せない」とか「受信料なんてもう払わん」とか、物書きとかジャーナリストとか、あまりテレビに出ない人は発言している。しかし勇気を持って政権にズバズバ言っているけれどもテレビに出ているタレントは、やっぱりNHKには遠慮している。これはある程度は仕方ない。

 しかし、後から場当たり的に受け狙いする者の空々しさはひどすぎる。
 これで最低なのが『報道特集』に出た「ノンフィクション作家」保阪正康だ。漫画家の小林よしのりとまったく同じ。共謀罪は一般人に関係ないという政府を批判して「想像力も日常の批判の目も現実に対する意識も全部捨てて、政府の言いなりになっている人が『一般の人』じゃないですか」と、もっともなことを言うが、もともと彼は右翼丸出しで、進歩的文化人を誹謗し、市民運動を敵視してきた。

 そのなかで、彼は歴史の他に医療問題も一時は書いていたが、そのさい患者に寄り添うような発言もあったが、一方では防衛医大を批判する市民は裏に政治性があると書くなど、まさに一般人を一般人でなくする共謀罪の恐怖を実践する側にいた。

 これらは既に『防衛医大…』などで説いてきたが、本を読んで納得する人のほとんどは、実際に自分でも体験した人ばかりで、そうでない人は「まさか」という反応であった。


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# by ruhiginoue | 2017-05-22 19:43 | 政治 | Comments(3)
 この件で前回すでに述べたとおり、高須クリニックの院長が裁判を起こしたのは宣伝と目立ちたがり屋のためであるとしか考えられず、この指摘は誰でもみんなしていることだ。

 この推測を補完する事実として、その質問をした大西議員と高須院長とどちらを支持するかという「投票」がネット上で行われ、高須院長は自分の圧勝だと勝手にはしゃいでいる、ということがある。法的問題を素人の多数決に委ね、しかも投票はいくらでも多重にできて、匿名の野次馬による無責任なものである。これを本気で「支持」されたとか「勝」と思っているとしたらよほどのバカであるから、そうではなくただの悪ふざけであろう。

 しかも、Twitterで高須クリニックの話に反応する多くがネトウヨのアカウントで、それらは一部の例外を除いて同じ内容のものばかり。tweetもretweetも画像から言葉づかいまで完全に同じなものがほとんどで、ヘイトスピーチとその団体および代表者を支持してることでも共通している。また独りで多数のアカウントを持っていることが確認できたものもある。

 そもそも、議会で質問するからにはスタッフが調査をしていて、高須クリニック固有の問題もよく知ってのことだし、高須クリニックが宣伝ばかりしていることを否定するのは不可能だ。
 しかし、問題はその宣伝ではない。あの議員の質問は、つぎのようなものだった。
 「だからその、非常にですね、CMも陳腐なものが多いんですね」
 「皆さんよくご存知のように、例えば『イエス、○○』と、クリニック名を連呼するだけのCMとかですねぇ」
 この「陳腐」という表現が高須院長は気に入らないと言う。この語彙は「ありふれている」とか「ありきたり」とかで、よくない意味ではある。
 しかし、あの国会質問は医療に関わる宣伝の法規制についてのものであった。だから、その質問趣旨からすると、規制があるため漠然とした具体性のないものにならざるを得ない、ということである。この前提に立ち、そういうものばかり幅を利かせている現状は消費者にとって如何なものか、ということだ。

 このため当然ながら、同議員は高須院長が「誤解」していると言ったのだ。
 あのときテレビの宣伝に言及したことは質問の趣旨と直接の関係はなく、あくまで例として出すのが目的だった。だから特定の医師や診療所を質問にかこつけて攻撃するものではないという意味で固有名詞は出さなかった。
 なのに「名を伏せても判る」という非難は的外れである。
 それに、広告の問題を一般論として述べているわけだから、具体的にどこが悪徳かどうかは別問題であり、そういうことはそれに相応しい別の場でやることだ。

 こんな当たり前のことも理解できないとは、いくらパフォーマンスでやっていることであっても無様としか言いようがなく、こんなことに付き合わされた弁護士は金のためと割り切っているにしても恥だが、そうと気づかないのだろうか。




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# by ruhiginoue | 2017-05-21 13:17 | 司法 | Comments(2)
 過日、テレビでとりあげられた北朝鮮の技術者優遇が話題になった。
 もともと、都会と地方との格差はどこの国にもあるが、北朝鮮には極端な特徴があって、辺鄙なところでみすぼらしい生活をしている人たちと、都会で東京と大して変わらない生活をしている人たちとで、その違いがすごいと言われ、どちらになるかは子供が成績優秀かスポーツや芸術の才能があるか、などが影響するから北朝鮮の人たちは子供の教育に熱心だといわれてきた。

 これに対して日本はどうか。教育と学術が冷遇されていることについて、いちいち言うまでもない。
 それと同時に、政府の相談役のようにしている「文化人」たちは、どんな発言をしているか。例の百田尚樹が漢文を学校教科から無くせと言ったり、曾野綾子が連立方程式は自分にとって無用だったから要らないと言ったりしている。
 これは、なんてことない自分が学校で苦手だった科目は自分の頭が悪いんじゃなくその科目が悪いと否定しようとする「他罰的傾向」があるということだろう。よく劣等感を持つネトウヨが、そんな教科は要らないとか、授業が解らなかったのは日教組のせいだとか、そんなふうに責任転嫁をしているが、これと同じだ。

 しかしネトウヨは笑い話ですむが、政府の要人および政府に影響力がある人だったら、笑っていられない。前に曽野綾子が、白人と黒人は性格が違うので別々に住むべきだと産経新聞に書いて「人種隔離(アパルトヘイト)」の推奨だとして国際的に批判されたが、それは一介のモノカキではなく政府の委員などをよくしている人だったからだ。
 これと同じことで、産経の「正論大賞」をもらうには連立方程式なんて要らないだろうが、そんなことを言う人が政府の肝いりで教育を審議したりする諮問機関の構成員などをしているのでは危ないことになるだろう。北朝鮮が教育に力を入れ技術者を優遇しているのに、日本の政府は方程式なんて要らないという人の意見を重宝がっていたのだから。

 また、科学技術だけじゃなく文学だって、古文と漢文を勉強するから、大昔から中国は「論語」「兵法」なのに、日本は「つれづれなるままに」「はるはあけぼの」だったと悟り、国際社会でしっかりしなきゃいけないと思うものだ。その自覚なしに、ただ百田尚樹のような嫌中ヘイトスピーチやってりゃ負けてしまう。

 こんな「文化人」たちが、なぜ日本政府から贔屓されるのか。他でもない総理大臣が子供のころから勉強嫌いで、お坊ちゃま私立大学を必修科目未履修で卒業し、国会でカンニングペーパーの漢字を誤読したり立法府と行政府の取り違えしたり、という醜態である。北朝鮮も三代目だが、真面目でよく勉強し成績が良かったから、まだ若いけど後継者にしようということになり、放蕩息子の兄貴は邪魔になって殺された。
 つまり北朝鮮と違い日本の三代目は実に劣等で、だから親しくしたがる相手も同類項となるわけだ。

 そして、その同類項たちが委員になり教育政策やNHKにまで関与し、そもそも政府の政策自体が教育や学術を冷遇しているから国立大学の国際ランクが低下する。一方で北朝鮮は教育や科学を優遇しミサイルも遠くまで飛ぶようになってきて、これが脅威だと政府は言うなら、まずあんたらが辞職しろと言いたい。

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# by ruhiginoue | 2017-05-20 17:06 | 国際 | Comments(3)
 美容外科の高須克弥院長が、大西健介民進議員と蓮舫代表を名誉毀損で提訴するという。
 これは厚労委での質問の中で同議員が、医療機関によるイメージ宣伝は利用者にとって有益ではないと指摘したことに対してだ。
 そのさい一例として「イエスまるまる」とクリニックの名を連呼するだけのものがあると言っていたが、これは高須クリニックの「YES!高須クリニック」という宣伝を指していることが解るので名誉毀損だと言う。

 これには驚いた。あのCМで高須院長は「YES」と言ってたのか。「Nazis」だと思ってた。普段の発言から、そうとばかり思っていた。

 しかし、あのときの同議員の質問とは、医療機関の広告には厳しい規制があるから具体性の無い広告しかできないが、するとイメージ宣伝が幅を利かせ、この現状はいかがなものかという内容だった。
 この質問自体は当然のことで、一例として出した広告はそうした規制の範囲という趣旨だ。広告を出したほうが怒ることではない。
 そして、すでに法的な指摘が専門家たちから出ている。

 まず、憲法51条に「議院で行つた演説、討論又は表決」は絶対的免責的特権がある。また、国家公務員である国会議員の職務上の行為について違法性を追及するには国家賠償法によらなければならず、その場合は個人責任を問うことが認められていない。
 だから二重に勝ち目がないというわけだ。
 これは法にそう規定のうえ、過去の判決でもそうだった。最高裁平成9年9月9日のスリーナイン判決は、ある国会議員がある病院長の問題行為を例に出して質問したため名誉毀損で訴えられたが、免責となっている。
 しかも、国家賠償請求なら可能とはいえ「職務とはかかわりなく違法又は不当な目的をもって事実を摘示し、あるいは、虚偽であることを知りながらあえてその事実を摘示するなど、国会議員がその付与された権限の趣旨に明らかに背いてこれを行使したものと認め得るような特別の事情があること」が要件であるから、これにまったく該当しないことは明らか。

 それでも高須院長が訴えると言うのは、宣伝とか目立とう精神発露とかのパフォーマンスであろう。
 なのに引き受けた弁護士は、法的に無理だと専門家なら解って当然なのだから、勝訴の見込みが皆無に近いのに金のため付き合ったという悪評が立つだろう。

 そういえば昔、東進スクール最初のころ、経営者がネトウヨみたいに「日教組が学校教育を悪くした。だから塾が繁盛している」とわめきちらし、これを日教組の悪口ならなんでも飛びついていた週刊新潮がとりあげ、そうやってタダで宣伝してもらった。
 これと同じことを高須クリニックも意図しているという、毎度のことだろう。



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# by ruhiginoue | 2017-05-19 19:39 | 司法 | Comments(1)
 週刊新潮が週刊文春に「産業スパイ」「カンニング」と怒っている話題だが、かつて週刊文春は例の花田編集長時代に、週刊朝日が「文春の【独占手記】は【独占立ち話】だ。路上でほんの数分だけ話したのが長編の手記に化ける花田マジック」と告発して攻撃したことがあるけれど、その九十年代から久しぶりの週刊誌と週刊誌の対決となった。

 まあ、トップに立つと今度は維持するのが大変なもので、するとライバルが気になってきて抜かれないようにするうちに相手の邪魔を始める、なんてのはよくあることで、これはその典型だろう。
 この報道によると、同じ曜日に発売される週刊文春に情報が漏洩してるようなことが何度もあったので、週刊新潮は数年前から調査を開始し、文春の関係者を尾行するなどしていたところ、ついに発表前の広告をコピー機にかけているところを目撃し、写真に撮ったということだ。

 これで思ったのだが、それは昨年の夏にあの大橋巨泉氏のことで週刊新潮から連絡があったときのこと。週刊新潮が取材したけど問題の医師が逃げ回るようにして時間がかかってしまい、校了に間に合わないので記事の掲載ができないということで、木曜日ではなく翌週の月曜日に発売される週刊誌にネタを譲るということになった。
 これは懇意にしている記者や編集者だから、ということで『週刊ポスト』に、という次第であった。
 このさい、週刊新潮の側から、うちで掴んだ情報だから他のマスメディアには言わないようにということであった。それは当然であるからわかるのだが、こちらは『紙の爆弾』とか『サイゾー』などと付き合いがあるので、そちらに話さないで欲しいという意味かと思っていた。
 そうではなく、向こうとしては週刊文春が念頭にあったのかもしれない。なんせ校了の後に広告の見出しから追跡取材するのだから。そう思ってみると辻褄が合う。


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# by ruhiginoue | 2017-05-18 16:00 | 社会 | Comments(3)
 一昨年、安保法制の国会前抗議のことで、いずれ爺さんの真似をするのではないかということで「安倍総理は霊能者に相談したり皇族を結婚させたりするか 」と推測していたが、そうしたら安倍総理の宗教がかった体質が暴露されたうえ、また強行採決というとき本当に皇族が結婚することになり、しかも婚約したと発表されたのではなく「婚約へ」とマスメディアが騒ぎ立てるという始末で、予想が当たったどころか、それ以上かもしれない。

 しかし、あの『日本会議の研究』で話題のHNノイホイ氏が指摘するとおり、右派ということではない下品なものが存在している。
 だから右派に限らず左派にもあると言ってよい。

 これは個人的な幼少期の体験だが、教室でまさに「共謀罪」に問われて「強行採決」されたことがある。
 このとき担任の女性教師は、気に入る児童を贔屓することもあるけど、それ以上に自分の言いなりにならない児童を目の敵にするのが激烈だった。もともと、若い女性の教師で熱心すぎる人にみられる傾向で、自分の望む型にはまらないと全否定してしまい、時には自殺に追い込むまで執拗な人がいる事実が報道されている。

 そして、身に覚えのないことで教室で吊し上げをされ否定したところ、ある児童に怖い顔して「井上にそそのかされたことがあるでしょう」と迫り、その児童が驚いて黙っていると勝手にうなづいたことにしてしまい、「決を採りなさい」と学級委員に凄い形相で言う。学級委員が「じゃあ井上君が悪いと思う人」と言ったらぼぼ全員が仕方なさそうに手をあげた。無視した人もいたが、それは前に自分が同じことをされた児童か、性格的に毅然とした児童すなわち次の標的となる可能性のある児童だった。

 こんな多数決があるか。そもそも多数決にすることじゃない。そう思った児童も多かったはずだが、この担任は他の教師からも批判されていた。すると、これこそもっとも民主的だと言う。なぜなら中国の文化大革命でやっていることだからというのだ。自分が毛沢東になって教室で児童を紅衛兵に仕立てているという自己満足をしていたのだった。

 この女教師がこのような言動をしたのは、もちろんそういうのを好むヒステリー気質が基盤にあるだろうが、そこへ夫の影響だったと後に知らされた。PTAで話題になったそうで、その夫は社会主義協会に属していた。旧社会党で最左派の、共産党よりはるかに左で、「社会党の癌」とも言われて嫌われていたセクトであった。

 こういうこともあるから、よく言われている指摘「安倍内閣は右翼だから異常なことをしている、という批判は間違いで、右翼はあくまで異常なことをするネタである」というのに納得させられるのだ。


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# by ruhiginoue | 2017-05-17 16:07 | 政治 | Comments(8)
 『キャリー』の映画化をテレビで観て、のちに小説を読んだら、小説のほうがよかった。これはキングの小説では毎度のことで、ただし『ファイアースターター』ほどひどい映画化ではなかった。実はリメイクされた『キャリー』は未見である。
 この『キャリー』という小説はスチーブンキングの出世作だが、この小説では主人公の母親が宗教にはまって狂信的だったため娘が抑圧されていることに特徴があった。こうした狂信的な母親はキングの他の小説にも描かれるが、特に『キャリー』は話の核になっている。
 そうした『キャリー』が他人事ではなかったという人は珍しくない。それだけ自分の信仰を子供に強要する親がいるということだろう。その程度には差があるけれど、うちの母親は特にひどいほうだろうと思う。

 この母親が一時はまっていた宗教団体の開祖が、数年前に死去したとネットで知った。そして次男坊が後を継いだが、先代からの側近が出て行ってしまうなど団体の運営は難航していると聞く。しかし開祖は生前、後継者は長男と長女だと言っていて、この二人はその人柄から好かれていた。なのにどうして次男なのか。この次男はそう人望があるわけではないのに。
 そうしたら、教団が隠蔽していた事実が発覚した。開祖より前に、長男と長女が相次いで死去していた。それも、まず長女が病死し、続いて長男が交通事故死ということで、年齢からしてどちらも早死にであった。
 この教団では、病気や事故などの災いはすべて悪い霊の仕業だから、それを取り除き寄せ付けないというのが教義のすべてだった。しかし、癌も治るなどと説いて十万円もの講習料を取りながら治らないという苦情があり、詐欺ではないかと批判が出ていた。そこへ、中心となっていた後継者が開祖より先に早死にしたのだから、脱会する人が次々と出た。当然だろう。

 この団体の機関誌や開祖の著書は母親が持っているものを詳しく読んだが、語り口は上手いので信者が集まるのは理解できた。しかし程度と品位の低さが感じられた。
 その一例を挙げる。

 「人を呪わば穴二つ」という諺があるけど、この開祖の解釈とは、人を呪って危害を加えて殺害も可能だが、対象のほうが霊的に強いと撥ね返されてしまい自滅につながるというものだった。
 そして彼は子供のころ、親が兄弟ばかり可愛がり自分はのけ者だったという体験を語り、美味しいものを自分だけ食べさせてもらえなかったことで憎しみの念を向けたところ、親兄弟は腹痛に見舞われたから痛快だったとし、子供だと思っていても念力が強ければ大人も負けると説いた。ただし、それで自分が強いと思っても、もっと強い者もいるから呪ってはいけないと戒めていた。

 しかし、こうした類の宗教の基になる「心霊」の代表的な教えは「シルバーパーチ」と呼ばれるアメリカ先住民の口を借りたとする正体不明の霊魂の言葉であるが、これも呪いや憎しみは神の摂理に反していると定義し、呪ったり憎んだりしてはならないと説いて、それをやってしまうと自らに災いが起きると戒めてはいるものの、その理由が異なる。
 それによると、悪い人とか嫌な奴がいて、それを呪ったりすれば念とか霊の力によって倒せるなら、なにも苦労はない。そして、人の悪口を言うと自らの品性を貶め、そういうことで面白がる人しか寄って来なくなるのと同じように、呪ったりしていると自らの霊の格が下がり高級霊を遠ざけて低級霊ばかり近寄ってくる。そうなると当然、自分の身に災いが降りかかる、ということだ。

 この両者を比較してみれば、シルバーパーチが語った言葉は崇高だし、霊とか宗教とか一切信じない人にとっても好感が持てるものだけれど、当団体の開祖の話は抑圧された子供にとっては痛快のようであるが、小さくても強いかもしれないから注意しろとか、自分より強いかもしれないから気を付けろとか、ようするに不良かヤンキーの発想と態度だ。

 こういうことを感じたので、そんな品の悪い宗教団体を信じるのは愚かで、共感している人は下品な感性の持ち主だと思ったのだった。


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# by ruhiginoue | 2017-05-16 18:14 | 文学 | Comments(6)