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by ruhiginoue
 法教育に取り組む大学教授ら研究者グループが昨年の9~12月にかけて関東と関西の8高校1370人に法に関する知識や意識を聞いたそうだ。

「法の支配とは、法によって人間のわがままな行為を規律し、それに反すれば厳しい罰を与えるべきであるという考え方をいう」

 この正誤を尋ねると、正解の「×」と答えたのは35%。国家権力が法に縛られるという意味であることを知らない人が多かった。

 しかし、これは知らないとウッカリ言葉を上辺で解釈してしまう。高校生に知らない人が多くても、それは日本の学校教育の現実では仕方ないだろう。教師だって知らない人が多いはずだ。
 ところが、かつて羽仁五郎という有名な左翼のタレント学者が、「刑法」とはなにかという質問に「犯罪者を裁く法律」と答えた弁護士がいたと問題にしていた。しかも反体制派を自認する左翼の優秀な弁護士だった。
 そもそも、犯罪者を裁く法律を作るのは間違いがないようにするためであるのだから、「刑法」とはなにかと問われたら「罪を犯したとされる市民を守る法律」と答えなければならない。

 これは80年代の初期のことだから今は違うかというと疑わしい。そして、専門家しかも反体制派がこれでは、高校生も知らなくて当然だろう。

 「日本国憲法では拷問は禁止されているが、拷問によって得た自白が真実であるなら、その自白を有罪の証拠としても構わない」
 
 これが正しいか聞くと、正解の「×」が66・2%。

「多くの人命にかかわる重大な犯罪が発生しようとしている場合、共犯者と考えられる人に自白を強要してもいいと思う」

 どの程度まで良いかにかかわらず、肯定をすべて合計すると約7割。
 そして、拷問による自白を証拠としてはならないという正解を選びながら自白の強要を容認した生徒が約44%。

 これについて調査した教授は、自白強要が悪だと知ながらもより大きな悪を避けるためには仕方ないという比較しての発想と、ただ悪いやつには厳しくという素朴な発想とがあると分析している。
 そして、悪いやつだと誰がどう決めるのか、自分が悪いやつだと決めつけられたらどうするか、ということが問題であると指摘する。

 そういえば、前に大江健三郎がテレビに出ていて、その当時問題になっていた「盗聴法」について、高校生らの中で肯定する人は、お父さんが言うから従っているのだろうと指摘し、家庭でも権力者として振る舞う人がいることを問題にしていたのを思い出した。

 また、ある同級生が言っていたけど、そのお父さんが死刑制度の問題で、「死刑廃止なんてとんでもねえ。悪いことしたやつはぶっ殺して当然なんだ」と言うので、「悪いことしたかを決めるのは権力だから怖いよ」と指摘したそうだ。
 このお父さんは、かつてヤクザが経営者する店とは知らずに入りボッタクリに遭い警察に訴えたが構ってもらえず、この実体験から警察に強い不信感を持っている人で、そのため息子に言われたことで混乱した様子だったという。

 つまり、高校生が知らなくても当然で、それは大人がしっかりしていないからで、だから高校生に教えて理解させると、今度は親が混乱するということだ。
 これは色々な分野で昔からのこと。





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# by ruhiginoue | 2017-04-22 18:30 | 司法 | Comments(0)
 映画化もされたスティーブンキングの小説『ペットセマタリー』は、動物を埋めると生き返る墓地があったけど土が腐っているので生き返ってから凶悪になるという怖い話だが、これと同じように、出演した人が異常な復活と変容をするテレビ番組が『朝まで生テレビ』(テレビ朝日)だ。 
 この番組が、最初は大したことなかったマスコミ人を宣伝して売り出し、しばしばデタラメを批判されて再起不能かという人を敗者復活のうえブレイクさせ社会に害毒を垂れ流させてきた。例えば舛添要一や西部邁がそうだったし、今では三浦瑠璃といったとろこか。

 その三浦瑠璃という「政治学者」が『朝まで生テレビ』に出演して森友問題で野党の議員を徹底論駁したと(ネットで見たが、そんな内容ではなかった)して、その動画サイトへのリンクが各地に貼られていたが、そのさい掲示板とかTwitterで「きれいなお姉さんが民進党議員をやっつけた」と紹介があり、これに対し「勝ち誇ったような驕った態度で勝ちに見せかけているだけ」という反応とともに、「派手なだけのオバハンが生意気なネーチャンのふりしているだけじゃん」「全然きれいじゃないね」「ブサイクだよ。ガリベン女によくある誤魔化し方が上手いだけ」という風貌に対する反論があり、そのうえで「宣伝のための自作自演と自画自賛じゃないのか」という疑惑もあった。
 どうであれ、ネットで録画を見たが三浦瑠璃には迫力が無かった。

 かつて社会学者の上野千鶴子が東大教授になる前「フェミニズムの女性論客」とマスコミで紹介されていた当時に、女性の保守派論客の後継者難を語っていた。
 けっこう前になる1989年か90年すでに60歳近かった曽野綾子がまだもてはやされている原因は、後に続く女性保守派論客がおらず、候補者を見まわしても山口令子がいるくらいで、彼女は知恵も教養もなく暴言ばかりと指摘していた。
 この山口令子に対する評価を裏付けるようなことがあった。都知事選挙候補として記憶に新しい鳥越俊太郎が週刊誌の編集長だったとき、ある催しで司会をしていて、彼女を紹介するさい「ヒステリックな文体で知られる山口令子さん」と言ったため彼女が怒ってしまったことが週刊誌にネタにされていた。鳥越俊太郎としては周知のことなので軽い気持ちで言ったらしいが、自覚していない山口令子としては不当に感じたらしい。
 このあと山口令子は『朝まで生テレビ』に出演したが、発言を求められても眠くてダメだった。まあ、深夜にテレビというのも不健康だし、どうしても眠れなくてテレビを見るなら通販だろう。

 しかし、文体とか夜更かしではなく三浦瑠璃の迫力の無さは顔が問題だ。強気に出ていても迫力が無いのは、保守派論客でありながら曽野綾子や櫻井よし子のような不気味さが乏しいからだ。マスコミに出ている保守派論客なんてどうせ中身が無いのだから肝心なのは威圧感であり、特に女性は不気味さがないと相手を戦慄させられない。
 その点、前に櫻井よし子はポスターに出たら笑顔が『シャイニング』や『バットマン』のジャックニコルソンのようだと言われたが、そうでないと威圧感が無い。曽野綾子も、賞味期限がとっくに切れて引退する年齢になっても通用しているのは、ダリオアルジェント監督のジャロー映画に出てくる殺す方の女性みたいなゾッとさせられる形相だからだ。これは元々だったのが歳をとって容貌が衰えたことでさらに強烈になってきた。

 とういうことなので、そういう形相と容貌に三浦瑠璃も早くなれるとよい。おそらく大丈夫だろう。
 


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# by ruhiginoue | 2017-04-21 17:47 | 社会 | Comments(0)
 安倍内閣の支持率が、これだけ政策の失敗があるうえ不祥事が出ても大して低下しないのは、もちろんマスコミに圧力がかかっていて世論操作していること、それに騙されている有権者が多いこともあると考えられるけれど、それと同時に、騙されたのではないけれどマスコミに圧力をかけられる強者に服従している人が多いからだろう。一種の「忖度」で、これは日本人の特質だ。
 もちろん、マスコミの世論調査なんて正確でないことは昔からわかってるし、参考にするならともかく、それを盾にするようなことを総理大臣が自分で言うなんてことなかった。なのに自分から、しかも不祥事があって困った時に持ち出す安倍総理。これはマスコミに働きかけ高支持率を捏造してると言う告白に見える。

 その信用できないマスコミの世論調査について、これは最近よく言われることだが、固定電話にRDD方式の自動音声のアンケート調査が掛かって来て「2・3分のアンケート」ということだったのに、最初の「あなたは安倍政権を支持しますか?」という質問で支持しないを選択したら「最後まで調査にご協力いただきありがとうございました」と一問だけで切れたという体験談を聞く。
 これは、支持する人にだけその後の回答をさせて支持率をあげる工作ではないかと疑われている。そのくらいのことは、やるだろう。
 ただ、それ以前に、マスコミの世論調査は固定電話に掛けるものだが、固定電話なんて今どき田舎の主に年寄りの家にあるもので 田舎の人にとってはNHKが世の中のすべてである。そして安倍内閣はNHKに圧力をかけて言いなりにさせている。 籾井とか百田とか長谷川とかシンパを送り込んできた。だから世論調査で安倍内閣が多くなるのも当然だ。

 しかし、仮に世論調査のとおりだとしても安倍総理の言うことは間違いだ。そもそも(ほんとうの語彙)政策の違いなら批判されて反論するのに支持も多いと言えるが、責任ある立場を利用して不正を働いた疑いがあるから究明しないといけないという話に支持率など無関係だ。
 まったく、安倍総理の爺さんが言った「野球場が満員」「声なき声」の開き直りよりさらに程度が低下している。もちろん、その当時も「プロ野球ファンだが安保は反対だ」とか「安保反対声なき声の会」とかプラカードを掲げたデモ隊が現れたが。
 また、不正を行って隠蔽し責任を取らない政府を支持するなんてのは民意の内に入れなくていい。明らかに間違いなんだから気にすることない。かまわず批判し内閣に退場してもらうべきだ。


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# by ruhiginoue | 2017-04-20 15:58 | 政治 | Comments(2)

戦争の後遺症

 先日の日経新聞に「昔の漫画でよく登場したカミナリおやじはPTSDを発症した復員兵だったのではなかったか?」という記事が載っていて、たしかに20代で戦争に取られて30年後の漫画が盛んになる1970年代に50代になるということで辻褄は合うとの指摘があった。

 そういえばサザエさんの夫マスオさんは復員兵だという説がある。
 よく、妻の実家に同居している人として引き合いに出されるマスオさんは、夫婦で住んでいた借家の塀を壊して薪にしようとしたから大家と喧嘩になり、それで妻の実家に同居という経緯だった。
 そして、中国など戦地で日本兵は、地元住民の家や家具を壊して薪にしていた。雨の中での行軍で濡れてしまうと、地元の民家に押し入り銃をつきつけて家や家具を壊し薪にして焚火をし、そうやって服と身体を乾かす。
 とくに中国人は家具を大事にするが、それを運びだして中国人が泣き叫んで懇願しても無視し、抵抗すれば容赦なく殺した。
 こういうことをしてきたので平気になってしまい、帰国してからもマスオさんのようなことをする人たちがいた。だから原作のマスオさんは世代的にそうなので復員兵だったと言われる。
 
 また、戦後まもなくの食糧難のとき、食べ物を分けてくれる農家を紹介するなどと言って女性を騙して誘い、強姦のうえ殺害する事件を連続して起こし死刑になった小平義男も復員兵だった。
 その小平義男は、警察の取り調べに「兵士として中国に行って、強姦殺人をなんどかやってきた。それが日本の軍隊では当たり前だったが、自分は日本に帰ってきたのにやってしまった」と自白した。

 うちの親戚にも、軍人恩給をもらっている人がいたが、中国戦線から帰ってきてから性格が変わってしまったと親族から言われていた。
 そして、わが映画ソフトコレクションを暇つぶしに観ていたうちの母親は、そのうち『ゆきゆきて神軍』を観てから「これは爺さんに見せられない。見せたら気が狂うわ」と言ったのだった。

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# by ruhiginoue | 2017-04-19 16:15 | 学術 | Comments(2)
♪渡部昇一ボワッと~インチキおじさん登場。この人に言わせればヒットラーはエライ人~そんなの非常識~タッタタラリラ

 この替え歌が、もう賞味期限切れとなり残念ではある。
 しかし中江兆民は、山県有朋が死んだとき「死ぬことでしか世の中に貢献できない人が貢献した」と言ったが、それと同じでもある。
 
 これに常連寄稿先は「【渡部昇一氏死去】戦後の言論空間に風穴、勇気ある知の巨人(産経ニュース)」と誤植しているので訂正する。
  【渡部昇一死去】戦後の言論空間に墓穴、狂気ある痴の虚人
 
 ところで、中学の同級生が渡部昇一のファンだった。受験ノイローゼで精神科に通いながら「ニート」となり、しかし部屋で読書してるから自分は他の人たちよりエライと言い、ならもっとマシな本を読むべきで渡部昇一なんてデタラメばかりと指摘すると「いいんだ。あの人はいろんな本を読んでいるんだ」と奇妙な正当化。自分と重なるのだろう。
 このようなファンが多いということだ。

 このようこき下ろされるだけでなく、渡部昇一は、自分が虚弱体質なうえ猛勉強しても学校の成績は中くらいが精一杯だったと告白している。
 そして、「米は脳に良くない」「食べるとバカになる」と言われたことがあり、これはアメリカが余った小麦を日本人に食わせる陰謀と言われたが、代表作『知的生活の方法』で渡部昇一上智大教授(当時の肩書)が「しかし私は山形の米所の出身なので米飯をたくさん食べる」と書いていたので、本当に米は脳に悪いと思った人も少なくない。
 また、彼はマザコンで、講演をすれば演壇から控え室まで母親の自慢話が延々と続く。彼が劣悪遺伝子を抹殺せよというのは心身の劣った自分を産んだ母親への怨みと甘えだったのだろう。

 そして、渡部昇一の書いたもので『知的生活の方法』の次に有名なのが『神聖なる義務』であった。これについて、障害児を生むなととしつつ既に生まれた子はしょうがないと言うことだったと産経は擁護するが、それでその後どうなったかというと、渡部と対談もする産経の「正論大賞」仲間の曽野綾子が、障害児を産んだ自民党の野田聖子議員は社会に迷惑をかけていると非難することになるのだ。

 これについて渡部昇一当人は、ナチスが障害者を排除したからドイツは発展したのであるから、ナチスにやられないためにはあらかじめ障害を持つ子供を作らないようにすべきだと説いたのだと書いて開き直っていた。
 これをあの障害者施設襲撃事件にあてはめると、犯人の植松のようなことをする者が出ないように障害児を生むなということになる。
 
 このように、障害者の子供を作るなと言った渡部昇一と曽野綾子。そして障害児を持つ人を名指し非難。問題にされると、ナチスと違って自発的にやれという意味だと反論のつもり。しかも2人とも生命操作と避妊を否定するカトリック信者を自称している。これを問題にしないどころか2人を持ち上げる上智大と聖心女子大(例えばデーケン神父)。

 あの『銀河英雄伝説』の一巻(アニメでは後から回想)で、独裁者が劣悪遺伝子排除を訴えるさい「神聖なる義務」と言うが、これは明らかに作者の田中芳樹が、渡部昇一を皮肉ったものだった。
 このあとその独裁者は、自分の子供が生まれつきの障害者であったという皮肉なことになるが、自分が遺伝性難病で子供がいることを告白した原口一博議員は、南京虐殺事件を否定する名古屋市長を支持する意見広告に名を連ねていたけれど、そこで隣の隣に名がある渡部昇一が、遺伝性難病を持つ者は社会に迷惑をかけないよう子供を作らずに劣悪遺伝子を抹殺する神聖なる義務がある、という持論について、どう思っているのだろうか。

 以上の詳細や出典などは、拙書『防衛医大…』の防衛医大で渡部昇一が講演の項および『朝日新聞…』の朝日新聞に対する渡部昇一らによる非常識な非難で述べているので、興味があったら参照を。

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# by ruhiginoue | 2017-04-18 12:45 | 社会 | Comments(10)
 小西ひろゆき参議院議員が、産経新聞の阿比留論説委員兼政治部編集委員にネットで虚偽を書かれて名誉毀損されたと裁判を起こし勝訴したが、このあと阿比留委員は、判決の賠償金に付加される延滞金を値切ってきたので、小西参議院議員は呆れたという。膨大な意見書を提出するなどしながら最高裁まで争い延滞させたのは自分ではないかというわけだ。

 これに対して、勤務先の産経新聞が援助してやらないのかというのが巷の反応だが、会社で指示してやらせたことではなく個人で勝手にやったことだから知らんということだろう。

 ところで、ネットの名誉毀損の訴訟といえば、前にも述べたとおり賠償金は払ったが延滞損害金を払わないのでは同じ奴がいる。こいつは控訴したものの弁護士に辞任されてしまい、自分ではどうしようもないので控訴を取り下げて判決確定となったのだった。
 それなら、延滞金も一緒に支払うのでないと、早く終わらせた意味がない。請求したら、またネットで中傷のくりかえし。いくらそんなことをしても、請求したことで時効にもならなくなり、値切ったのではなく払わずに時間が経過し続けているので、また延滞損害金が利息の雪だるまのように増加つづけるのだ。

 そして、金額が増え続けていくうちにある程度まで培養したようになったら、何か仕事をしたところへ相手方に差し押さえをかける。すると信用丸つぶれになるというわけだ。




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# by ruhiginoue | 2017-04-17 12:51 | 政治 | Comments(0)
 道徳の教科書で愛国心の高揚にパン屋の話は不適切とか検定で文句を言われたが、なんでこんなケチをつけるのか。
 戦前、黒澤明は内務省の検閲で、誕生日の場面にケーキが出てくることを「外国の習慣だ」とケチをつけられ、怒ってわざとケーキではなく「誕生日を祝ったらいけないんですか」と言ったら、その誘導に引っかかった役人が「ああ、誕生祝いなんてくだらん」と言ったから、すかさず「天長節(天皇誕生日)はくだらんのですね」と言い返し、役人が慌てたそうだ。
 そして、権力の頂点にいるより下っ端のほうが異常なことをすると、黒澤明は指摘していた。これは、木っ端役人が自分の持つ権限を最大に振り回すから無茶苦茶なことになるということだろう。

 だいたい、アメリカが余った小麦を買えと日本に言ってきたことからできた会社のトラックが走り回り、そのコンテナには金髪の白人の子がパンをほおばってる絵が付いていて、また給食をパンにして米を余らせたりしてきた、そんな日本政府が今さらパンしかも街のパン屋を侮辱するというのが醜い。

 そして、愛国主義を標榜しているからというだけで国有地を「もってけドロボウ」式のバーゲンセールしながら、アメリカからはもっとすごい金額で欠陥機オスプレイを購入してやる日本政府。
 そんなもの自衛隊が要らないと言っているのだから、予算はもっと有効に使うべきなのに、アメリカも要らなくなったから日本にバーゲンセールではなく、開発費用を回収するため日本に割高どころかバカにしているという値段で売りつけ、これに従う日本政府。

 つまり、悔しいけどアメリカ政府に何も言えないので、教科書につまらない文句を言ったりアナクロ幼稚園を応援したりして、自己満足それも自慰行為を子供たちに押し付ける、というだけのことなのだろう。
 だから、アメリカと北朝鮮が対立して今にもミサイル攻撃されそうだと大騒ぎしながら、原発は再稼動することにして、その次の日は総理が芸能人たちを招いて楽しそうにお花見しているという平和ボケぶり。

 それに、パンに文句があるなら、和食をアピールする広報に出演したときの安倍総理の破滅的な食し方とくに箸の持ち方の成って無さが問題だ。箸をとってボールペンでやるように回して持ち替えるなど、無精とかズボラ持ちとか言われ叱られたものだ。
 こんなことを、総理大臣が日の丸の横で和食を紹介しながらやらかしたのだ。

 こうなったら道徳の教科書に「箸の持ち方」を始めとした作法も載せて厳しく躾け、安倍総理のようにならないようにしないといけない。

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# by ruhiginoue | 2017-04-16 07:43 | 雑感 | Comments(17)
 NHKは、籾井前会長の退職金を満額支払うと経営委が議決し、これにより2126万円もらえることになったそうだ。
 この人は何か仕事をしただろうか。NHKの公共放送としての責務を否定し、政府の広報にすると宣言しただけだ。そして実際にNHKは、もともと政府の広報も同然だったが、これがさらに露骨となり、なりふり構わずの世論操作ばかりになってしまった。
 
 そのおかげで、数々の不正が問題になっている内閣も、世論調査の支持率が53%あるとか言って開き直っている。政策を批判されたことに対して世論の支持を持ち出すならまだしも不正を行ったことを追及されて言うのではコジツケも甚だしいし、こんなところで総理大臣が言い出すということは、やはり世論調査は操作されたものだろう。

 この報酬として、何も仕事はしていないが不正を堂々と行って不当な給与と退職金をタップリもらうということだ。
 これなのに受信料を払ってるやつはバカとしかいいようがない。

 それでボイコットが増加し裁判沙汰にもなっているが、焦ったNHKはワンセグ付き携帯電話を持っているんじゃないかなどと放送法をデタラメ解釈して嘘をつき契約や支払いを迫るようになった。
 あまりにひどいので、いつもNHKに偏向して大甘の裁判所ですらNHKの荒唐無稽な言い分を認めなくなった。
 しかも、そうした契約の強要や取り立てなど汚れ仕事は委託業者に押し付けている。NHKの正規職員たちは威張って命令するだけ。NHKはブラック企業と化している。そんな委託業者は、なんとしてでも転職したほうがよい。

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# by ruhiginoue | 2017-04-15 06:00 | 社会 | Comments(4)
 米国が4月6日突如シリア空軍基地を巡航ミサイル「トマホーク」ミサイル59発を発射して攻撃し、軍人6名と周辺の民間人9人が死亡したと報じられた。

 この攻撃は米国の自衛行動ではなく、国連安全保障理事会の決議によるものでもないから「侵略行為」である。仮にシリア軍が化学兵器を使用したとしても、これに米国が報復攻撃をする法的根拠はないからだ。

 そもそもシリア軍が攻撃に化学兵器を使ったことは大いに疑問であり、なぜなら証拠がないうえあり得ないと考える材料ばかりだからだ。そして、昔からアメリカの大統領にとって最も手っ取り早い支持率回復の方法は戦争である。


 これらは、なにかと悪役に仕立てられているトランプ大統領だからこそ検証がなされ疑いを呈するメディアもあるけれど、その前のリビアの時などオバマ大統領だったから正しいに違いないと単純な報道がされたわけだ。ブッシュ大統領のイラク戦争を批判していた、ノーベル平和賞のオバマ大統領だからという程度のこと。
 このように報道は単純でいい加減なのだ。
 だいたい大統領が誰であっても、戦争するのは神輿を担いでる者たちで、神輿は勝手に歩けない。

 そして、シリアと北朝鮮に戦争をしかけることについても、右派のトランプ大統領がやることだからと批判している人たちが相当程度いるようだが、そのうちかなり多くが、もしヒラリークリントンが大統領だったら「民主主義国のリベラルな政府が独裁者を倒し自由のない国民を救うためだ」と支持していることだろう。
 これだから、誰が大統領になってもどうせ戦争をするのだから、トランプが大統領だったおかげで検証と批判をされるからまだマシである。

 また、北朝鮮政府は、自民党のように「ミサイル開発をやめろというならアメリカから攻撃されない方法の対案を出せ」と言うべきだ。他にどうすればいいのだろうか。もしも核を手放したら、たちまちNATO軍の攻撃をうけてしまう。
 だから、北朝鮮は抑止力を得ようとして発射実験を反復している。つまり「誇示」や「威嚇」をしているのだが、これを大手マスメディアは「挑発」を繰り返していると表現している。これは不適切な表現であるどころか意味を逆にしている。
 こうしたマスメディアのデタラメに騙されてはいけない。
 

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# by ruhiginoue | 2017-04-14 07:33 | 国際 | Comments(4)
 シリアはロシアの協力を受けてイスラム過激派らを討伐し、とにかく内戦の殺戮と混乱が収まってくれればよいとシリア国民も歓迎しているのだから、そんなところで政府軍から毒ガス攻撃というのは現実的ではないと指摘されていているし確証もないのだが、そんなことはお構いなしで戦争をしようというのが欧米の「戦争屋」に支配された政治と、その広報でしかないマスメディアである。
 だから国連での芝居がかったアメリカの態度は、すでにイラクとリビアのときのでっち上げ非難で見飽きており空々しいのだが、そんなことは演じている者だってわかっているはずだ。しかしいくら批判されても罵られても、平気だろう。
 
 そして北朝鮮へと矛先が唐突に向かうが、もともと北朝鮮はアメリカから攻撃をされたら韓国を攻撃し首都を壊滅状態に陥れ国そのものが破滅的な状態になるよう準備を整えることで防止して来たし、最近ではさらに技術の進歩があって韓国さらに日本にも攻撃をできるように尽力しているから、ここでアメリカが下手なことをすれば東アジア全体が滅茶滅茶になってしまうということで、やめて欲しいし、できないだろうと推測もされ、これは希望的ではなく現実的なのだが、それでも戦争にもっていこうとしていることだけは確実だ。

 すでに、リビアの前例がある。リビアは欧米との経済協力関係を結んで対立をやめ、軍事開発を中止し、欧米との相互利益を図り、国内も経済的に繁栄させていた。ここで戦争となれば周辺も不安定になり欧米も大損であるから、これを担保にしてリビアは戦争を防げると考えていた。
 これは、それまでの常識では、正しかった。しかし、もう欧米に常識は通用しなかった。そしてリビアは、繁栄していたのに国民はみんな貧困だとか民主化運動を軍が弾圧したとか嘘の報道を欧米のマスコミに流されたうえNATO軍から攻撃を受けて破滅的状態となり、難民の乗った船が遭難する、なんてことまで起きるようになってしまった。

 どうして、欧米はこれまでの常識が通用しなくなったのか。日本の政治も同じだが、完全に行き詰まって破滅を志向はじめたとしか言いようがない。そして外国を巻き添えにしてしまおうということで、まずは目障りな政権とか体制とかの国々を標的にするのだ。
 このような現状であるから、ほんとうに戦争で滅茶苦茶になることは現実味がある。
 
 この背景および操られたメディアの問題は、拙書『朝日新聞の逆襲』で詳しく述べたつもりだが、この部分は受け容れられていないという残念な状態である。

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# by ruhiginoue | 2017-04-12 22:55 | 国際 | Comments(0)