井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:学術( 107 )

 誘拐事件で逮捕された男の卒業を千葉大学が取り消すというので批判を浴びている。
 まだ逮捕された段階であるから、推定無罪の原則があるし、有罪になるとしても裁判で何が出て来てどんなことになるのか不明であり、意外なことになることも珍しくない。
 また、罪を償って更生し、働いて稼いで被害者に賠償するなら、学歴はあったほうが良い。

 それに、そもそも大学で勉強したことは無関係であるが、大学の名声に傷がつかないように、卒業生ではないことにしたいのだろうか。そんなことをしてもいまさら手遅れである。
 そういうことなら、東大法学部なんて取り消さないといけない卒業生でいっぱいだ。医学部もそうだ。慶応は医学部と経済学部がそうだ。他にも挙げていたらきりがない。

 ところが、音楽大学では犯罪どころかクラシック以外の音楽をやったことで卒業取り消しなんてことが昔はザラだった。例えば歌手の淡谷のり子は東京音楽大学が東京音楽学校か東洋音楽学校と称していた時期の卒業生だが、芸術歌曲やオペラではなく流行歌でヒット曲を出したため学校の権威を傷つけたとして卒業生名簿から名前を抹消された。
 のちに和解というか大学が考え直したというかで、東京音楽大学の要綱などには、卒業生の有名人が母校を訪問したという写真に淡谷のり子が黒柳徹子らと一緒に載っていた。
 ほかでも同様のことがあったようで、作曲家の神津善行は国立音大を出ているが、彼の妻の女優・中村メイ子が言うには、彼は在学中にジャズをやったため退学に追い込まれたそうだし、美輪明宏は似たようなことで校長か理事長と喧嘩になり国立音大付属高校を中途退学したと言っていた。
 
 しかし、音楽学校の話は馬鹿げた話ではあるがいちおうは勉強した内容と関連がある。東大法学部などの取り消すべき卒業生たちもそうだ。
 ところが千葉大と誘拐は無関係だ。関係がないの卒業を取り消しなんてやっていると、そのうち必ず政治的な問題でそういうことになるものだ。危ない話である。

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by ruhiginoue | 2016-04-10 18:00 | 学術 | Comments(11)

武道と外道と共産党

 拙書『朝日新聞の逆襲』でも触れたが、人の悪口しか能がなく、それも権力や財力のある強者に媚びて弱いもの虐めばかりしている堤曉とか花田紀凱とかの編集長がやっている雑誌『WILL』を理科ネタにしたようなのが佐巻健男編集長の『Rika Tan』である。『子供の科学』を陰険にしたような感じもする。

 こういう雑誌はあくまで読み物だから、そこで「科学ライター」と自称し無関係な学位を虚しくひけらかしてヒステリーを起こしている片瀬久美子などが書いていることは、いくら「科学」といってもそれは『ポスト』や『サピオ』に井沢元彦が書いている「歴史」と同じである。

 しかも、このような人たちの「強気を助け弱きを挫く」という特徴は、ボクサー崩れが暴力団の用心棒になっているのと酷似している。
 そもそも科学でもその他の学術でも、人を貶めて悦に入るためにあるのではない。

 これは前に述べたとおり、学術と武術は同じということだ。武術を修練して極めても、己の身と名誉を守るためにやむを得ない場合に限って行使するものだ。そうでなければただの暴力だ。
 だから、武術が暴力に堕してしまわないように自律と礼儀が重んじられ、その道がある。この「道」を踏み外す者は外道である。この図式は活劇にもよく描かれる。

 これと他の学術も同じである。権威をかさに着て他人を見下したり、批判にかこつけて侮辱したり、自分の間違いは認めなかったり、そういうことをしている雑誌の編集長や書き手は、まさに外道である。

 そして日本共産党の機関『しんぶん赤旗』に『Rika Tan』の広告が。大見出しで「特集・ニセ科学を斬る!2016」。記事は「放射能不安とニセ科学」など。
 まったく、選挙に向けて野党共闘の分断工作になるといえば資金を出す勢力もあるはず。こういうことに無警戒で乗せられる日本共産党の側も間抜けである。


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by ruhiginoue | 2016-03-17 17:43 | 学術 | Comments(4)
 拙書『朝日新聞の逆襲』で、元記者が関与している『週刊金曜日』誌に言及しているが、ここで、同誌の連載をまとめてベストセラーとなった『買ってはいけない』は、もともと三一書房が『買ってはいけない化粧品』など「買ってはいけない○○」というシリーズで発行していた本が先にあったという話を三一書房の人が言っていたことに触れている。
 これらを専門家が読むと、いちおうご尤もなのだが面白おかしく書いてあると言う。これは、商業出版されれた読み物であるからやむを得ないことだ。それでも、消費者を啓発して大企業を告発する反権力の姿勢である。

 ところが、この真似をしているようでいて逆に権力にすり寄っているため、いくら商業出版とはいえただ売りたいとか目立ちたいというだけの姿勢であるものが横行している。
 そして、あくまでも読み物であるのに、それを運動のよりどころにし、まるで中国の文化大革命で紅衛兵が毛沢東語録を掲げるようにしている運動団体や議員までいて、大企業ではなく個人や零細企業を迫害している狂信的な人までいる。

 そうした団体や議員に対しては厳しい批判をしていかなければならないが、ここで問題なのは当該の読み物を発行したり書いたりしている人たちの態度である。
 その人たちは「科学的」を三つ葉葵の印籠のように掲げ、持論に反する者は「ニセ科学」とレッテル貼りしたり、事実関係をちゃんと確認しなかったり、学歴を貶めたり、とても科学的とか論理的とか言えず嫌らしい。おそらく一種のコンプレックス商法なのだろう。
 
 そもそも科学とは、他人を見下して悦に入るためにあるものではない。
 いくら売りつけたいのだとしても、これでは学術的にも商業的にも倫理的ではない。ニセ科学を批判しているニセ知識人という滑稽な図式だ。

 しかも、これに関与している人たちの攻撃的な態度は、まるで武術を嗜んだ人が半端な自信をもって喧嘩を吹っかけているも同然である。
 しかも権力にすりよっているから、武道家崩れが暴力団の用心棒になってゴロ撒きしているようなものだ。

 よく言われるように、ほんとうに武道家であれば、身を守ること、名誉を守ること、礼儀を守ること、これらを重んじるものである。それがなければ、ただの暴力である。科学もその他の学問も、同じことである。


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by ruhiginoue | 2016-03-08 17:30 | 学術 | Comments(0)
 例の佐巻健男一派の一人・大石雅寿という人にツイッターでふざけたことを書かれた問題は、すでに説明している。
 それは簡単におさらいすると以下の通りだ。

 どうやら佐巻健男という『子供の科学』を陰険にしたような雑誌を発行している人は錯覚をしたようで、こちらで彼のことをナノ銀除染ができると唱えている人に含めていると思い込むか疑うかして「井上静氏は勝手に妄想しないでください」とツイートした。
 これをそっくり引用しながら大石という人は、「左巻さん」と呼びかける形でナノ銀の件を「ありえませんよね」と否定するのだが、当人としては「左巻さんはそんなこと考えていないはず」という意味のつもりだったのだろうが、「井上静という人が妄想でナノ銀除染を唱えている」という意味にしか受けら取られない文になりネット上で流通してしまった。
 これを指摘して訂正するよう求めても、大石という人は知見は間違ってないと繰り返すばかり。それとは別の意味を発生させているという指摘については無視である。誤解させたことで違法行為になるという指摘が第三者からも寄せられたのだから、普通はわかりそうなものだ。
 おそらく、彼は恍けているのか、本当にわからないのか、それらのどちらかだろう。まさか後者ということはないだろうが、しかし理科は得意だが国語は苦手という人もいる。

 以上のような次第だったが、ここで問題となるのは、この大石という人は文句があったら名誉毀損で裁判に訴えたらいいと開き直っていたことだ。
 そこで訴訟とするなら、相手方がどんな抗弁に出るかをあらかじめ検討しておかなければならない。そうすると、別の意味を発生させて誤解させる言質を流布した事実は争いがないので、あとはその誤解によっても名誉低下をきたすことはないという主張をすることになる。
 
 そう主張するためには、「してもいない間違いをしたことにされてしまった」ということを否定する必要がある。そして「ナノ銀除染を唱えたとしても、それで直ちに間違いを言ったことにならない」ということでなければならない。さらに「『ナノ銀除染はあり得ない』というのはあくまで一部の人たちが説いていることであり、学問上の定説でもなければ社会一般の認識でもないから、言ってもいないのに言ったと思われたとしても非常識とか誤りとかの誹りを受けることはない」ということでなければならない。
 
 このような主張を、訴えられたらするだろうかと考えると、どんな弁護士でもほぼ確実にするだろう。実際にそうだからで、あとは意見の違いや主張の対立ということになるのだから。

 ここで逆の見方をすると、それ故あの日本共産党の松崎いたる板橋区議は訴えられてしまったのだ。ナノ銀除染を否定する人たちに自分も賛同しているというだけならともかく、ナノ銀除染を肯定的に話す者は悪意に決まっていて「犯罪」だと罵ったのだから。

 よって、大石という人を訴えて勝てるか否かは、ナノ銀除染なんてありえないということが一部の説ではなく普遍的な真理となるか否かにかかっている。そうなるように、左巻一派のみなさんには健闘してもらいたいと願うものである。

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by ruhiginoue | 2016-03-07 17:30 | 学術 | Comments(0)
 拙書『防衛医大・・・』のとおり、この医療裁判で被告側の防衛医大講師は、自分には何の落ち度もないと主張した。他の大学病院はもちろん同じ防衛医大の医師たちからも批判されていたのに。
 この講師であった伊藤嘉恭医師は皮膚科が専門で、防衛医大でも皮膚科の講義をもっていた。ところが形成外科に手を出して不充分な知識に基づいた手術をした。
 だから、防衛医大の医師たちも「こんな手術をしたら裁判沙汰も当然だ」と言った。

 その後、伊藤嘉恭医師は美容診療所の経営を始めた。一時はかなり羽振りが良かった。この当時は美容外科ブームと言われていた。
 その後、千葉県で在宅診療所の経営を始めた。さらに専門分野と大きく違う。インターネットで知った時は不可解に思い、千葉県の保健所から一覧を取り寄せて調べたところ、事実であった。そこの役人によると、千葉県の大網というところで大変な田舎というか辺鄙なところだとのことだった。
 しかし、その当時は在宅医療が儲かる分野だった。後に保険制度が変わってしまい、今では「美味しい」とまでは言えなくなったが。
 そして、その診療所も人の入れ替わりが激しいらしく、保健所からの情報もめまぐるしくて一定していない。前に勤務していた人がもういないということも、しばしば。

 つまり、伊藤嘉恭医師は、その時々の「トレンド」で「ビジネスチャンス」となる分野に触手を伸ばしていたということだろう。

 ちなみに、裁判で被告側は「この部分は切っても障害が発生しない。医学的にあり得ないことを言う原告は嘘つきで、不当な訴訟だ」と主張した。
 しかし東大医学部その他おおくの専門医が「防衛医大ばかだな。それをいうなら『この部分は障害を発生させないように切ることができる』だ。切り方が不適切なら障害が生じて当然だ」と言って呆れた。

 こうした防衛医大の医師のトリックにみられるような、専門的または科学的に明らかというごまかしは、過ちを犯した専門家とか、横から口出す御用学者とかの常套手段であるから、これを踏まえていれば、そんな類の連中の詭弁術は簡単に見破れる。 
 


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by ruhiginoue | 2016-03-06 17:30 | 学術 | Comments(4)
 拙書『華麗なる美容外科の恐怖』のなかで「美容ライター」と称する人のことを問題にしたが、まず、この実態は宣伝の請負人であるので信用できないということだった。
 また、その発言の当否を確認することができないという問題もある。医学に関わる話題なのに、その知識が無い。
 これを言ったら医師も同様で、知らない医療機器を使うさい、製造業者の営業担当者から説明を受けているだけでなく、手術のさい立ち会ってもらってセールスマンから商品の使用法について指示を受けながら患者に対して使用している。
 これが普通なのだと、セールスマンをしている人が言っていた。だから、医療事故とか薬害が起きると、医師が弁解するさい業者のせいにするのだろう。

 このように、何もかもわかっているようにしている人たちが、実はよく知らないということがあり、むしろ普通のことだとすらいえる。
 これと同じように、「科学ライター」というのがいて、専門家であるかのように振る舞っているが、どうも変だという発言ばかり目立つものだ。そもそも、学術論文であれば審査を受けて後に引用されているかということから信用性を確認もできるが、それが「科学ライター」には無い。
 また、科学の知識があるかも不明で、博士号をひけらかしている人もいるが、例えば医療裁判では、専門家が唖然とする無知な被告医師が医学博士であったということがざらであるように、知見が狭い専門バカになりがちだから博士はバカセと皮肉られる。そうなると万屋的なライターにとって無意味というか逆に邪魔な肩書である。

 それに、博士だろうと大学教授だろうと、新聞・雑誌やテレビ・ラジオで発言すれば、それはあくまでマスコミの意見である。専門家のふりをしてマスメディアに登場する人はいくらでもいるが、専門家であったとしても、マスコミに請われて述べることは、それに内容を合わせていたり合わせて編集されていたりするもので、専門家として論文を書くなどするのとは性質がまるで違う。

 これは分野の境目がない。例えば法律でも、前にこちらが勝訴した判決について被告が負け惜しみでデタラメを言っているから、その被告が他でも問題を起こして訴えられていたので、そこで負け惜しみのデタラメについて述べたところ、裁判官は、新聞の記事でも判決趣旨を解っていないんじゃないかと思うことがよくあるから、仕方ないと言った。
 たしかに、無知とかデタラメは裁判官にもよくあるが、マスコミに登場する弁護士だの法学者だのがトンデモ発言する姿は、よくみかける。それが政治家になっちゃったりするから困ったものである。それも知事とか市長とか大臣であるから暗たんたるものだ。

 こういうことがまかり通っているし、そのうえ裁判官も弁護士も「文系」だから気づかないだろうと甘く見ているから、医師などが荒唐無稽な戯言を威張って話すのだろうし、マイメディアでは科学雑誌の編集とかライターたちが虚仮脅しの学位を掲げたり、専門用語を花魁が着飾るようにして見せたりするのだ。
 

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by ruhiginoue | 2016-03-05 17:30 | 学術 | Comments(0)
 気候が急に暑くなったので、伸び放題にしていた頭髪を切ることにした。
 そしていつもの店に行ったら、大混雑で待たされてしまった。その間に、店に置いてあるマンガを読んでいたが、『あさりちゃん』という昔テレビのアニメになったものがあり、これがなかなか可笑しかったので、退屈しなかった。店内で笑いをこらえるのが大変だった。

 この店の人は、客たちにお待たせしてしまったと謝っていたが、混雑していたのは老婆が大挙して毛染めにやってきたからだった。頭にタオルを巻いて待っている老婆集団の様子は、なかなか異様な感じである。

 なんでかと思ったが、店の人によると年金が入ったからだそうだ。言われてみれば、年金は偶数月の十五日の支給だから、その直後である。そして、では白髪染めしようということだ。
 
 で、今の老人はいいが、将来は「消えた年金」とか「アベノミクス」の株価操作でスッてしまったとかで年金などもらえず、自分で染めるか、それすらできずに、しかも苦労しているから白髪が余計に増えてしまい、惨憺たることになるのだろう。

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by ruhiginoue | 2016-02-17 15:10 | 学術 | Comments(0)
 七十年代に、公害を高校生が独自に調査し、地元の河川の汚染を測定していたら、なにか圧力なのか事なかれ主義なのか、これまで使用していた理科室の機材を学校が使用させなくなり、それでその男子高校生はバイトして機材を自前で購入し調査を続けたところ、今度は近所から「不良」として変な噂を立てられるなどの迫害をされるようになってしまった、という話をフィールズ賞数学者の広中平祐氏が聞いて、その高校生訪ねるという地味なテレビ番組があった。
 
 これとは逆なのが、福島の高校生が原発事故の汚染を否定する「調査」をし、これを東大名物御用学者の一人である早野龍吾氏が支援し、大々的に報道されたという話。その高校生のレポートは調査方法も結論もツッコミどころが満載で、だから外国記者クラブでも厳しい質問が浴びせられたのだが、それを報道では「海外で話題」と大見出し。明らかな印象操作のプロパガンダであった。そうでなければ、こんな宣伝臭い騒ぎ方をされるわけないし、内容が逆だったら迫害されるのが現実だ。

 だいたい、専門家と称していてもお粗末な人は多いというか、そういうほうが主流で、なぜならそういう人ほどゴマスリの処世術に走るものだからだが、そうではなくいちおう専門分野には通じていてもオタク趣味的であるたるめ社会性が欠如した政治オンチは特に理科系に目立つものだ。
 そんな人たちは「危険な政治を見抜くセンス」が欠如している。だから普通なら一発で変だと直感することにすら気づかない。
 そして、政府の言いなりになることはもちろん、「科学的」と「政治的」の正しさをこじつけて悲惨な結果となったスターリン時代のソ連や文化大革命時代の中国の歴史的教訓が理解できないから、その悪しき流れを汲む日本共産党の一部の危険分子らともつるんでしまうのだ。

 これは日本共産党の支持が乏しい原因でもある。
 かつて本多勝一氏が色々な新聞社の記者が集まる会合で発言していた。共産党の機関誌から批判されたことがあり、それで不愉快というのではなく内容がお粗末すぎたので呆れてしまった。世界各地を取材したさい社会主義国でソ連型の組織の問題を感じたと書いたところ、これに日本共産党の機関誌が反論してきたが、それは、他の国では駄目でも日本共産党なら駄目じゃないということでしかなかったから実にお粗末ということだった。
 たしかに、日本共産党の機関誌は、そういうことを執拗に書いていて、いつも根拠薄弱であるどころか、ほとんど妄想の域である。
 そして本多氏は、共産党には特によく選挙で投票していて、それは他の党が自民党をちゃんと追及しないから、それに比べると共産党はちゃんとしているからだとし、そういう人は少なくないはずなのに、どうして共産党はもっと支持が広がらないのかというと、やはりこのような機関誌のお粗末さに反映されているような党の体質のためだろうと指摘していた。


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by ruhiginoue | 2016-02-13 17:20 | 学術 | Comments(6)
 前回、左巻健男という人が、ツイッターで「井上静氏は勝手に妄想しないでください」というのは左巻氏の勘違いであることを説明した。
 ところが、これをソックリ引用しながら
 「左巻さん。銀粒子が放射性物質を非放射性に変えることなどあり得ませんね。」
 とツイートしたのが、「天文学者」の大石雅寿という人である。
 こう書くと、まるで「井上静」は「銀粒子が放射性物質を非放射性に変える」という「あり得ません」というべきことを「勝手に妄想」したことになるが、そのような事実は全く存在しないし、そもそもそんな話に触れたことすらない。
 
 これを抗議したところ、大石雅寿という人は「科学的知見を述べた」だけだと釈明したが、左巻氏の勘違いに返信する形で、しかも話の経緯を無視して一部だけ引用した文と一緒だから、見た人は誤解する。そこが問題であることは、誰にでも簡単にわかる。
 ところがこれに対して大石雅寿という人は、
 「科学的知見を示すと名誉棄損になるという意味ですか?」
 
 誤解に基づく無関係の人への誹謗に付け加えて書いた形となってることが問題なのだから、これについて、不注意だったためで誤解をする人がいるだろうことは不本意であったとか釈明でもするならともかく、このように空々しく恍けるとは、学者以前に社会人としての誠実さに欠ける。

 ところが、これを指摘すると大石雅寿という人はさらに「質問に答えていただけない、ということですか?」「質問への答えはいただいてませんね」などと、とぼけ方が執拗である。
 まあ、問題の部分は左巻健男氏が書いたと責任転嫁したいのかもしれないが、それは通用しない。書き加えたことで別に問題が発生したのだから、当然だ。

 しかし、これに対し、日本共産党の松崎いたる板橋区議や、それをとりまく日本共産党の支持者が、大石ツイート片側だけを「いいね」とかリツイートとかして応援し、誤解と偏った認識の拡散をし始めた。
 この人たちはニセ科学を糾弾すると言うが、そのやり方がヒステリックな「粛清」であり、無関係とか人違いでも闇雲に攻撃をするので、まるスターリン時代のソ連や文化大革命時代の中国であった。

 これに怒りを感じ非常に危険だと指摘も寄せられた。知見ではなく人違いさせるから問題だと誰でも簡単にわかることなのに、空々しくとぼける無責任で不誠実な「学者」と、デマ拡散する議員とその政党の支持者たち。
 こんな人たちから科学とか政治とか言われても滑稽であるし、確かに危険を覚える。

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by ruhiginoue | 2016-01-19 17:20 | 学術 | Comments(0)
 左巻健男という人(大学のセンセイらしいぞという人がいるが、詳しくは知らない)が、ツイッターで、
 「井上静氏は勝手に妄想しないでください。ナノ銀除染のニセ科学性についてRikaTan誌4月号特集に。乞ご期待!」
 と書いている。

 これは二通りに解釈できる。
 一つは、井上静は「ナノ銀除染」について左巻氏が肯定的だと思いこんでいるという意味。
 もう一つは、井上静は自ら「ナノ銀除染」ついて科学的に何か変なことを述べたという意味。
 
 それで、左巻氏は雑誌かなにかに「ナノ銀除染」について否定的な記事を書くと言って宣伝している、ということになる。

 しかし、どちらにしても事実としては存在しない。明らかに左巻氏の勘違いだ。

 この勘違いの原因は、おそらく前のツイッターだろう。
 まず、左巻氏はあくまで著書の宣伝のために日本共産党を利用していて、内心では何を考えているのか不明で、そのさい利用された共産党の区議会議員は話の程度が左巻氏に比して低いので、左巻氏は陰で笑っているだろうと思う、と前に書いていた。

 これを読んだ人がツイッターに返信し、左巻氏は著書の宣伝のために共産党の議員が云々していた話に合わせて「ナノ銀」に触れてはいるが、彼の著書の本文では満足に言及していないという指摘をしてきた。

 これを左巻氏は取り違えたか、あるいは誤解を受けたか気になったので、先のようなツイートをしたのだろう。どちらにしても勘違いの対応であり、変な形で名前を出されたほうとしては迷惑千万である。

 実際に、これをリツイートした人たちがいて、その多くは誤った認識を持つことだろうし、さらにひどいことを書く人まで出た。それが「天文学者」だという大石雅寿という人である。これについて次の回に述べる。


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by ruhiginoue | 2016-01-18 17:17 | 学術 | Comments(1)