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by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 502 )

 排外主義と差別主義を標榜する団体と密接な関係をもっていると週刊誌に報じられた稲田朋美は、それを違法だと訴えていたが敗けた。事実であると認定されてしまいヤブヘビだという指摘もされている。
 そもそも、そんな団体と蜜月であるという証拠はいろいろとあるし、なによりそのことで当人は堂々としていたのではなかったか。むしろ訴えることのほうが不可解というべきだろう。
 
 この人は「商売で右翼ぶってヒステリックに叫ぶ恥知らずなオバハンたち」といわれる人たちのうちの一人であった。もともとは売れない田舎の弁護士だったが、極右月刊誌『正論』に投稿して自ら売り込んだのだった。

 そして戦争犯罪を告発する記事を掲載した新聞はケシカランという訴訟を起こした。この決起集会を開いて聴衆に向けて絶叫調のアジ演説をしていたが、結果は完敗。弁護士として支援者たちに自らの力足りずと詫びることなく、これを機会に自民党から選挙に立候補すると表明。訴訟の報告を聞きに集まった人たちの中には呆れた人もいたという。自分のために利用しただけだったのだから。

 そのうえ敗訴について法的知識の欠片もない発言をしている稲田朋美に、この人は本当に弁護士なのかと唖然とさせられたものだ。

 このあたりについては拙書『朝日新聞の逆襲』で述べているので参照してほしいが、またおかしな裁判を起こした稲田朋美は、今回は何を意図していたのだろうか。とにかく、ヘボ弁護士であることは間違いない。

 どうも、本業がダメだから政治家になろうという人がいて、その手が通用してしまうのだから困ったものである。


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by ruhiginoue | 2016-03-15 17:38 | 司法 | Comments(2)
 アメリカの大統領選挙で話題のトランプ候補は映画『グレムリン2新種誕生』に登場する実業家クランプ氏のモデルで、映画の描き方は皮肉であった。億万長者がその財力によって世のため人のために活躍するのは『サンダーバード』や『バットマン』のようなSFだけだろう。

 『サンダーバード』といえば、そこに登場する悪役みたないな風貌の百田尚樹という作家が、書いた本『純愛』の中で故人となった歌手の遺族を悪く描き、その遺族から名誉棄損で訴えられている。
 そして法廷に出た百田尚樹は証言のなかで、その遺族に取材しておらず話を聞いていなかったことを認めたと報じられている。つまり勝手に面白おかしく書いていたということになる。

 しかも、自分の側の弁護士に訊かれた時でさえ「自爆証言」といわれる話をするうえ、相手方の弁護士に訊かれたさいは「そんなこと何の関係があるんだ」と声を荒げるなど、かなり印象が悪い態度であったらしい。

 この人のように、もともと暴言を吐いている人が出るところに出たら途端にシッカリしたりシオラシクしたりすることは難しいものだ。そうしようと試みはする者もいて、空々しいほどの見せかけだけ紳士ぶる人もいるが、それでもすぐに本性が露呈するものだ。

 こういう現実は、医療裁判の体験からよく知っている。自分の裁判でも、他人の裁判を傍聴した場合でも、そうだった。
  「医師たるものが患者に暴言を吐くわけがない」などと医師側の弁護士が主張してくれているそばで、被告の医師は不都合なことを問われると乱暴な言動をよくする。百田尚樹と同じように「そんなこと関係ないでしょう」と怒気を含めて言い放つこともある。
 
 つまり、普段から平気で暴言を吐いている人は場所がどこでも同じであり、その本性は隠せない。のだ。

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by ruhiginoue | 2016-03-10 17:30 | 司法 | Comments(6)
 前回、東洋医学について、誰に診てもらったらよいかは悩ましいことだという話題を述べたが、ここでもうひとつ困るのは、他人から聞いた体験談から、この先生にかかれば何でも治してくれるというような過大な期待をし、是非にと言う人が必ずいるということだ。

 それで、本多勝一さんが書いていた記事に出ていた東洋医学の先生は誰なのかと問い合わせてくる読者とか、『らんま1/2』みたいな整骨師だからと喜んでいる同級生とか、そんな人がいるわけだ。当の整骨院の先生も、そういう感覚で遠くから来る患者が時々いるため、「『北斗の拳』の主人公の兄さんみたいに思われても、そんな期待には応えられない」と言っていた。

 これと似たようなことは弁護士にもあって、法律相談をしたいから紹介してほしいと言うならいいけど、この先生に頼めば困難な裁判でも勝てると勝手に思い込んだ人から紹介してほしいと言われたら、断るしかない。

 これは前に拙書で述べてもいるが、弁護士会の法律相談で出くわした弁護士が、当番だから仕方なくやっている無気力な老人だったなど、当たり外れが激しい。だから知っている人に紹介してもらえば、まだ安心であるということはある。
 また、松本清張の小説『霧の旗』のように、有名な弁護士に依頼したくて地方から東京に来たけれど、出張だと費用も手間暇もよけいにかかるから地元の弁護士に頼みなさいと断られ、それで地元の糞田舎弁護士に任せたら大変なことになってしまった、ということも実際に今だにある。 

 しかし、だからといって、この先生に頼めば解決ということにはならない。これはいろいろな分野に共通することだ。本多勝一さんも、健康問題について総合的な治療をするなかで鍼灸を施術した東洋医学の先生が象徴的に出てきたのだから、とにかくこの先生に頼めばよいというわけではないと書いていたが、弁護士も同じである。
 医療裁判について拙書を読まれた方はおわかりだが、東大医学部で教授に教えてもらったり、被告病院に勤務していた医師がそのときの同僚たちに「このような手術では裁判沙汰になっても仕方ない」と言われたことを証言してくれたことが大きく、それを実現するまで原告当人が悪戦苦闘しており、とてもスマートとは言えなかった。その素材を、弁護士が適切な形に整えたのである。

 ところが、新聞やテレビで一緒にインタビューを受けている様子を見た人が、とにかくこの弁護士の先生に依頼したいと言い出す。東洋医学と同じことである。
 もちろん、適切な人選びは大事だが、それだけではだめだということだ。



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by ruhiginoue | 2016-01-24 17:13 | 司法 | Comments(3)
 知り合いの弁護士がいる法律事務所から、署名の用紙が郵送されてきた。憲法違反の安保法を運用適用せず廃止するよう、総理大臣と衆参両議長に求めるので、署名に協力してほしいということだった。

 これと同様の署名運動は、ほかの団体もやっていて、署名したことがある。
 ただ、前にもこのブログで書いたように、安保法などは安倍内閣だからやっていることではなく、自民党だからでもなく、アメリカがやらせていることだから、国民がやめろと言ってもやめないし、政権交代しても変えることはできない。この自覚をしたうえで運動を続けていかないと、徒労に終わる。

 そして、郵送されてきた署名用紙は二種類で、趣旨は同じだが集約団体は異なり、両方とも協力してほしいという手紙が入っていたが、一種類しか署名しなかった。なぜなら、署名しなかったほうは集約団体が日本弁護士連合会と東京弁護士会だったからだ。
 この、日弁連と東弁は、ほかの弁護士会と同様に、表向きは安保法に反対してデモの主催をしたりと運動を呼びかけているが、実は権力にこびてばかりで、政府に反対する市民を組織的に迫害している。

 例えば、有事法制を批判していた市民にいやがらせを組織的にしていたことは、すでに報告したとおりである。進歩的文化人たちがマスコミ向けに声明を発し、カッコつけるだけでなにもしないという実態は昔から言われてきたとおりだが、それでも反対する市民への組織的迫害まではしなかった。だから、弁護士団体のほうがはるかに悪質である。

 こういうことだから、同趣旨の署名でも、日弁連と東弁が集約団体になっているほうは、偽装工作に協力はできないので、署名しなかったのだ。


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by ruhiginoue | 2016-01-11 17:31 | 司法 | Comments(0)

夫婦別姓の判決について

 夫婦別姓の問題について、同姓の強要は違憲ではないかという訴えに、そうではないという判決が、またあった。
 これは、同姓の強制が良いことだと積極的にいうのではなく、そうしたくないならそうできる制度を作ってもよいが、作られていないことは悪いと判決するわけにはいかない、ということにすぎない。

 では、どうして制度ができないのかというと、反対する人たちがいるからで、よく、夫婦別姓を認めると家族制度が崩壊するという人がいるけれど、これに根拠がないことは昔から指摘されている。
 また滑稽な主張をするひょうきん者もいる。

 例えば、祖先は皇族だと名乗る竹田恒泰というタレント批評家(当人は学者と思っているらしい)は、女性は名字が変ったことを照れながら言うことで結婚した幸せを感じるものだと言う。男のくせに今時こんなことを語って自分で気恥ずかしくないのだろうか。

 では、姓のない皇室に嫁いだ女性は幸せではないのか。政略結婚で朝鮮に嫁がされた李方子は幸せなのだろうか。
 かつて、自分の姓から「熊沢天皇」と自称し、南朝の血を引く自分こそ政党たと騒動を起こした人がいるけれど、それなら姓があったほうが便利だ。そのうち「竹田天皇」を名乗って「我こそは正統」と言い出すかもしれない。

 だいたい、別姓に反対している人たちの本音は、法律の規定を利用して姓を変え、実家の呪縛から逃れたいということではないのか。逆に賛成の人たちは、結婚した先に組み込まれるのが嫌だということではないのか。

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by ruhiginoue | 2015-12-31 17:35 | 司法 | Comments(10)

NHKと弁護士会は同じ

 NHKと弁護士会は同じだ。どちらも、実態は国や役所の下請けなのに、独立して距離をおいているから公正であるという嘘を標榜している。
 また、公正さを確保し自律するために外部の意見を受け付けているとしながら、実際にはそのふりをしているだけだ。それを本当にやる気があるなら、すべて一般公開したうえで、賛同や希望が多いものを公開で審議したうえ、結論を発表するべきだろう。

 ところが、NHKはご意見を伺いましたというだけで終わり。視聴者との懇談会があってもNHKが自らに好都合な話をする人ばかり選んでいる。こうした恣意的な人選によって「シャンシャン総会」という結果になる。アリバイ作り以外に意味がない。

 これとおなじように、弁護士会も不祥事を起こした会員を懲戒請求しても、平気で握りつぶしたり、侮辱的な文書を送付したりで、これを一切公開しないから、その不正が隠ぺいされる。不正をしないようにするなら、プライバシーに関わるなどで請求者が希望しない場合以外は請求内容を公開し、これに対する会員弁護士の抗弁も併せて公開し、そのうえで審議するべきだ。
 ところが、一切秘密にし、たまに金がらみなど単純な不祥事で懲戒されると、それだけを機関誌に掲載するから、それまでに握りつぶした不正は隠匿される。


 これが問題にされると、昔から、国が直接監督下に置くよりマシだという開き直りをすることも、NHKと弁護士会は共通している。普段は国の言いなりになって市民を迫害しておいて、それを批判されたら、権力はもっとひどいことをすると言い出す。
 そもそも、権力から自由になり自律するというなら、市民から監査されなければ意味がない。ところが、市民に対しては御高くとまって上から目線で威張り散らし、権力には弱く、へつらってばかりいる。
 
 これでは、いっそのこと国の機関となり、権力の一部として他の役所と同様に監査を受け、報道の自由とか弁護士の自治とかいう隠れ蓑をなくしたほうが、今よりはまだましだろう。


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by ruhiginoue | 2015-12-20 17:36 | 司法 | Comments(4)
 菅もと総理が、在任中のことで安倍現総理からSNSで嘘を流布されたので名誉棄損で訴えたところ、安倍総理の流布したことは真実だとする判決であった。これを受けて、安倍総理は真実の勝利だとはしゃいでいる。

 しかし、そんな事実は無いという訴えに対し、事実がなくても印象を持ったであろうから真実だという判決であった。あまりの異常さに驚き呆れる人がいるけれど、これは日本の裁判では普通のことだ。
 
 自分の体験だが、SNSの名誉棄損訴訟で、今年は二件の賠償金を取った。これは相手が完全に在野の者である。相手は弁護士を雇い、こちらは雇わないで本人訴訟である。それでも丁寧に立証したら勝てたのだ。
 しかし、その前にやった訴訟は相手が民間人ではあるが政府筋で委員をしているなど権力の側にいて、それを被告もひたすら強調し、まともな抗弁をしなかったが、裁判官は露骨に政治的配慮すると言って法廷でニタニタと笑い、傍聴席から怒りの野次が飛んだ。そして屁理屈を通り越した荒唐無稽な判決であった。
 なんと、東京地裁は、問題になったホームページの記述を、被告は訴えられてから書き換えていて、最初からこう書くつもりだったと思うという一審判決で、控訴審では、東京高裁が無関係な話を羅列して争点に全く言及しないという無茶苦茶なものだった。

 こういう裁判が、日本の名誉棄損訴訟の通例である。いつも裁判官は、内容ではなく、原告と被告とでどちらがより権力に近いかで判断している。それをしたがらない裁判官もいるが、そうすると、転勤ばかりの裁判官が突然現れて、変な判決だけして去って行く。
 今回の菅もと総理の訴訟の永谷というのも、そんな裁判官だ。法務省から東京地裁にやってきて、無茶苦茶な判決で現総理を庇い、またすぐに去り、しかしご褒美の地位などは得るのではないかと予想されている。

 ただ、この裁判は、菅もと総理の一審敗訴こそむしろ意義がある。こういう現実を、もと総理対現総理の裁判という形でわかりやすく一般に周知させたのだから。


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by ruhiginoue | 2015-12-19 17:38 | 司法 | Comments(5)

菊池直子さんに無罪判決

 オウム教がらみの爆弾事件で被告となっていた菊池直子さんに無罪の判決が言い渡された。彼女は、自分の運んだものが爆弾に関係があったことを遺憾としながらも、そうであるとは知らなかったので、それについて話をちゃんと聞いてもらえたことは良かったと談話していた。

 菊池直子さんは、爆弾事件で疑惑を持たれた当初、かつてオウム真理教の信者だったことだけでなく、マラソン選手であったことまで揶揄されて、「走る爆弾娘」と茶化す報道だった。マラソン大会に出場したさいの写真に、そのナレーションとテロップを付けられ、さらに変な効果音まで被せて、それをテレビで執拗に流された。
 そもそも、マラソン選手だったことは事件と何の関係もない。それに、結果として無罪判決となっただけでなく、事件に関与した疑いを持たれた段階では、当時信者だった人が関与を疑われていると報ずるのが限界であり、勝手に犯人だと決めつけるなんてことはテレビで放送してはならない。
 つまり、放送法違反をしているテレビ局のしてきたことの方がむしろ犯罪である。

 なのに犯罪者であると断定できない人を犯罪者として報道してしまい、そのうえ結果は裁判で無罪となっているし、しかも報じ方はまるで悪ふざけで、なんでそんなことをしたのかというと、ただ事件と無関係のことをこじつけて面白おかしくしようとする下らないものだった。そんなことをテレビはやっていたのだ。
 これに限らず、オウム教事件の報道で、特にテレビはその不真面目さを当時から指摘されていた。また、新聞のテレビ欄の投書には、そんなことして受けると思っているなんて、番組の製作をしている人たちは視聴者をバカにしているという指摘が載っていた。

 このように、95年のオウム教事件のころから、マスコミ特にテレビの信用失墜は著しくなっていて、つまらないし下らないし腹立たしいとまで言われるようになった。
 ほぼ同時に、コンピューターのウインドウズ95によってインターネットの時代が始まり、数年後には爆発的な拡大となり、テレビはマスメディアの王座から転落したのだ。それに、新しい技術が実用化されただけでなく、テレビは業界の構造からどうしても下らない番組が主流にならざるを得ない現実が見えてしまったのだ。
 
 ということで、菊池直子さんの無罪判決は、テレビの墓に立てる線香のうちの一本である。 



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by ruhiginoue | 2015-12-17 17:37 | 司法 | Comments(2)
 また冤罪が明らかになった。裁判官も司法の非をはっきりと認めたほどだった。
 これについて、国家賠償請求訴訟を起こすべきだと言っている人たちがいる。そうするべきだとは思う。自分だって経験者だし、司法権の独立は「絵に描いた餅」であるのが現実だから、泣き寝入りしろと言う人もいるが、あきらめずに闘ったら一定の成果が出て、マスコミにも取り上げられた。
 
 ただ、心配なこともあるのだ。
 前に、ある冤罪の被害者と話したことがある。この人は、刑務所に入れられて出所したのち真犯人が判明して潔白が証明された。名誉が回復され国から補償も出た。それまでは家族から責められ、友人をなくし、仕事にもつけず、悩んだそうだ。それで自殺未遂もしたと言い、実際に手首に傷跡があった。
 それで国家賠償請求訴訟を起こした。マスコミにも取り上げられ、この人はしっかりした人だから、テレビ局が出演料を払うと言っても、あくまで取材を受けるのであり金のためではないと言って、一切受け取らなかった。

 そして、勝訴して賠償も得たが、この間にその人は健康を害してしまい、潔白が証明されてから復帰できた仕事も、医師から止められて失業してしまった。警察の取り調べで責められ苦しめられ、そのうえで刑務所に入れられ、出所してからは前科者として白い目で見られてしまい、働くこともできない。心身ともにボロボロとなった。生活費と裁判費用とで、無実で刑務所に入った補償金は使い果たしてしまったそうだ。
 また、犯罪者になって世間体が悪いと責めていた家族に、今度は国家賠償請求訴訟を起こしたことで「お上」に立てついた非国民になったから、また家族に迷惑をかけたと責められた。

 それだけでも充分に打撃だが、ここで国賠を支援すると言っていた連中がまたひどいから、なおさらだろうと思った。
 まず、例の赤軍派など極左過激派で、爆弾事件の逮捕歴のある老人たち。もともと親のすねかじりの学生運動から始まり、働いた経験が乏しく、世間知らずで、自分たちのように政治的な犯罪で公安事件になった者だけが偉いと威張りくさり、一般市民の権力犯罪被害者たちを見下し、あざけり笑う。そうしておいて、表向きは支援した格好をつける。

 この仲間になっている中に、心身障碍者がいる。暇つぶしに裁判の傍聴をし、気の毒な人たちを支援するのではなく笑っている。そうすることで自分のみじめさを紛らわしているのだろう。前に脳性麻痺で全身の動きと言葉が不自由な男性が、不自由な全身を懸命にくねらせ動かしながら被害者を付け回しては必死で言葉を絞り出して侮辱の言葉を浴びせ、顔を歪ませながら笑っていた様子を見たときは、あまりの醜さに唖然とした。
 また、精神病の人たちもいたし、身体障害者でも脳に原因がある人は知的障害がある場合もあるから、醜い行動が子供じみていたりしているのにも反映していると、社労士の人が見て指摘していた。

 こういう中に身を置いては、ただでさえ権力犯罪によって傷ついている人が、その傷口に塩を刷り込まれたようになってしまう。
 だから、国賠をやるべきだと思ってはいても、気が重くて奨める気が萎えてしまうのだ。
 


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by ruhiginoue | 2015-10-19 11:32 | 司法 | Comments(7)
 大阪の刺青質問拒否訴訟で、質問に違法性があると認定した一審判決を、高裁が覆した。
この判決だと、単に裁判官が正反対のことを言っただけのようなずさんさだ。
 もともと日本の裁判官は、ゴマスリをしたりヘツライをしたりの「ヒラメ」(上ばかり見ている)、「ハエ」(手を摺る)、ほど上昇していくから、こうした「後出しじゃんけん」だと皮肉される逆転判決がよくある。

 ほんらい、控訴審では原審の判断を尊重しながら、そこにある問題を具体的に見つめなおすべきなのだが、ヒラメとハエの後出しじゃんけんで無茶苦茶にされている。
 やはり、日本のような「キャリア制度」ではなく、諸外国でやっているようにベテランの弁護士から裁判官を選任すべきだ。

 そうした裁判のずさんさとは別に、刺青の問題もある。見せて威圧したのならともかく、見えないところにあるかどうかなど、質問して調べる意味があるのかと言われてきた。

 おそらく、まず大阪のことだし、あの橋下という人が自分の父親のこともあり、よく廃棄部処理で暴力団関係者が入り込むから、神経質になったことが影響しているのだろうとも指摘されている。

 そんなこととは関係がない者まで質問されたら、失礼だと思う人たちが当然いるだろう。また、そうは言っても、それくらいで何かプライバシー侵害などが具体的にありえるのかという話にもあり、特にないからよいと考える人もいるのだろう。二審の裁判官もそのようだ。

 これが外国だったら、ユダヤ人でナチの強制収容所に入れられていたときに番号の刺青をされている人などは傷つくはずだから具体的な問題に発展するが、日本では暴力団のことばかり気になるというのが現実かもしれない。

 かつて自衛隊の病院では、刺青を切除する手術をよくしていそうで、印象が良くないというだけでなく、刺青をしている人はヤクザになりかかっていた人ばかりだから、「足を洗って」「カタギ」になり自衛隊に入るという意味だったという。
 もっとも、こんなのは昔の話で、今ではそんな人を自衛隊は採用しないし、手術じゃなくてもレーザーで痕跡が残らないよう消せるから、無意味だということだ。

 だから、あまり意味がない質問で不愉快になった人たちがいて問題になったが、その具体性の乏しさに漬け込んだヒラメまたはハエの判事がいたということだろう。

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by ruhiginoue | 2015-10-16 14:53 | 司法 | Comments(0)