井上靜の気楽な日誌です。気楽にコメントしてください。おたよりも気楽にe-mail:ruhiginoue@excite.co.jpまで


by ruhiginoue

カテゴリ:司法( 516 )

 菅もと総理が、在任中のことで安倍現総理からSNSで嘘を流布されたので名誉棄損で訴えたところ、安倍総理の流布したことは真実だとする判決であった。これを受けて、安倍総理は真実の勝利だとはしゃいでいる。

 しかし、そんな事実は無いという訴えに対し、事実がなくても印象を持ったであろうから真実だという判決であった。あまりの異常さに驚き呆れる人がいるけれど、これは日本の裁判では普通のことだ。
 
 自分の体験だが、SNSの名誉棄損訴訟で、今年は二件の賠償金を取った。これは相手が完全に在野の者である。相手は弁護士を雇い、こちらは雇わないで本人訴訟である。それでも丁寧に立証したら勝てたのだ。
 しかし、その前にやった訴訟は相手が民間人ではあるが政府筋で委員をしているなど権力の側にいて、それを被告もひたすら強調し、まともな抗弁をしなかったが、裁判官は露骨に政治的配慮すると言って法廷でニタニタと笑い、傍聴席から怒りの野次が飛んだ。そして屁理屈を通り越した荒唐無稽な判決であった。
 なんと、東京地裁は、問題になったホームページの記述を、被告は訴えられてから書き換えていて、最初からこう書くつもりだったと思うという一審判決で、控訴審では、東京高裁が無関係な話を羅列して争点に全く言及しないという無茶苦茶なものだった。

 こういう裁判が、日本の名誉棄損訴訟の通例である。いつも裁判官は、内容ではなく、原告と被告とでどちらがより権力に近いかで判断している。それをしたがらない裁判官もいるが、そうすると、転勤ばかりの裁判官が突然現れて、変な判決だけして去って行く。
 今回の菅もと総理の訴訟の永谷というのも、そんな裁判官だ。法務省から東京地裁にやってきて、無茶苦茶な判決で現総理を庇い、またすぐに去り、しかしご褒美の地位などは得るのではないかと予想されている。

 ただ、この裁判は、菅もと総理の一審敗訴こそむしろ意義がある。こういう現実を、もと総理対現総理の裁判という形でわかりやすく一般に周知させたのだから。


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by ruhiginoue | 2015-12-19 17:38 | 司法 | Comments(5)

菊池直子さんに無罪判決

 オウム教がらみの爆弾事件で被告となっていた菊池直子さんに無罪の判決が言い渡された。彼女は、自分の運んだものが爆弾に関係があったことを遺憾としながらも、そうであるとは知らなかったので、それについて話をちゃんと聞いてもらえたことは良かったと談話していた。

 菊池直子さんは、爆弾事件で疑惑を持たれた当初、かつてオウム真理教の信者だったことだけでなく、マラソン選手であったことまで揶揄されて、「走る爆弾娘」と茶化す報道だった。マラソン大会に出場したさいの写真に、そのナレーションとテロップを付けられ、さらに変な効果音まで被せて、それをテレビで執拗に流された。
 そもそも、マラソン選手だったことは事件と何の関係もない。それに、結果として無罪判決となっただけでなく、事件に関与した疑いを持たれた段階では、当時信者だった人が関与を疑われていると報ずるのが限界であり、勝手に犯人だと決めつけるなんてことはテレビで放送してはならない。
 つまり、放送法違反をしているテレビ局のしてきたことの方がむしろ犯罪である。

 なのに犯罪者であると断定できない人を犯罪者として報道してしまい、そのうえ結果は裁判で無罪となっているし、しかも報じ方はまるで悪ふざけで、なんでそんなことをしたのかというと、ただ事件と無関係のことをこじつけて面白おかしくしようとする下らないものだった。そんなことをテレビはやっていたのだ。
 これに限らず、オウム教事件の報道で、特にテレビはその不真面目さを当時から指摘されていた。また、新聞のテレビ欄の投書には、そんなことして受けると思っているなんて、番組の製作をしている人たちは視聴者をバカにしているという指摘が載っていた。

 このように、95年のオウム教事件のころから、マスコミ特にテレビの信用失墜は著しくなっていて、つまらないし下らないし腹立たしいとまで言われるようになった。
 ほぼ同時に、コンピューターのウインドウズ95によってインターネットの時代が始まり、数年後には爆発的な拡大となり、テレビはマスメディアの王座から転落したのだ。それに、新しい技術が実用化されただけでなく、テレビは業界の構造からどうしても下らない番組が主流にならざるを得ない現実が見えてしまったのだ。
 
 ということで、菊池直子さんの無罪判決は、テレビの墓に立てる線香のうちの一本である。 



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by ruhiginoue | 2015-12-17 17:37 | 司法 | Comments(2)
 また冤罪が明らかになった。裁判官も司法の非をはっきりと認めたほどだった。
 これについて、国家賠償請求訴訟を起こすべきだと言っている人たちがいる。そうするべきだとは思う。自分だって経験者だし、司法権の独立は「絵に描いた餅」であるのが現実だから、泣き寝入りしろと言う人もいるが、あきらめずに闘ったら一定の成果が出て、マスコミにも取り上げられた。
 
 ただ、心配なこともあるのだ。
 前に、ある冤罪の被害者と話したことがある。この人は、刑務所に入れられて出所したのち真犯人が判明して潔白が証明された。名誉が回復され国から補償も出た。それまでは家族から責められ、友人をなくし、仕事にもつけず、悩んだそうだ。それで自殺未遂もしたと言い、実際に手首に傷跡があった。
 それで国家賠償請求訴訟を起こした。マスコミにも取り上げられ、この人はしっかりした人だから、テレビ局が出演料を払うと言っても、あくまで取材を受けるのであり金のためではないと言って、一切受け取らなかった。

 そして、勝訴して賠償も得たが、この間にその人は健康を害してしまい、潔白が証明されてから復帰できた仕事も、医師から止められて失業してしまった。警察の取り調べで責められ苦しめられ、そのうえで刑務所に入れられ、出所してからは前科者として白い目で見られてしまい、働くこともできない。心身ともにボロボロとなった。生活費と裁判費用とで、無実で刑務所に入った補償金は使い果たしてしまったそうだ。
 また、犯罪者になって世間体が悪いと責めていた家族に、今度は国家賠償請求訴訟を起こしたことで「お上」に立てついた非国民になったから、また家族に迷惑をかけたと責められた。

 それだけでも充分に打撃だが、ここで国賠を支援すると言っていた連中がまたひどいから、なおさらだろうと思った。
 まず、例の赤軍派など極左過激派で、爆弾事件の逮捕歴のある老人たち。もともと親のすねかじりの学生運動から始まり、働いた経験が乏しく、世間知らずで、自分たちのように政治的な犯罪で公安事件になった者だけが偉いと威張りくさり、一般市民の権力犯罪被害者たちを見下し、あざけり笑う。そうしておいて、表向きは支援した格好をつける。

 この仲間になっている中に、心身障碍者がいる。暇つぶしに裁判の傍聴をし、気の毒な人たちを支援するのではなく笑っている。そうすることで自分のみじめさを紛らわしているのだろう。前に脳性麻痺で全身の動きと言葉が不自由な男性が、不自由な全身を懸命にくねらせ動かしながら被害者を付け回しては必死で言葉を絞り出して侮辱の言葉を浴びせ、顔を歪ませながら笑っていた様子を見たときは、あまりの醜さに唖然とした。
 また、精神病の人たちもいたし、身体障害者でも脳に原因がある人は知的障害がある場合もあるから、醜い行動が子供じみていたりしているのにも反映していると、社労士の人が見て指摘していた。

 こういう中に身を置いては、ただでさえ権力犯罪によって傷ついている人が、その傷口に塩を刷り込まれたようになってしまう。
 だから、国賠をやるべきだと思ってはいても、気が重くて奨める気が萎えてしまうのだ。
 


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by ruhiginoue | 2015-10-19 11:32 | 司法 | Comments(7)
 大阪の刺青質問拒否訴訟で、質問に違法性があると認定した一審判決を、高裁が覆した。
この判決だと、単に裁判官が正反対のことを言っただけのようなずさんさだ。
 もともと日本の裁判官は、ゴマスリをしたりヘツライをしたりの「ヒラメ」(上ばかり見ている)、「ハエ」(手を摺る)、ほど上昇していくから、こうした「後出しじゃんけん」だと皮肉される逆転判決がよくある。

 ほんらい、控訴審では原審の判断を尊重しながら、そこにある問題を具体的に見つめなおすべきなのだが、ヒラメとハエの後出しじゃんけんで無茶苦茶にされている。
 やはり、日本のような「キャリア制度」ではなく、諸外国でやっているようにベテランの弁護士から裁判官を選任すべきだ。

 そうした裁判のずさんさとは別に、刺青の問題もある。見せて威圧したのならともかく、見えないところにあるかどうかなど、質問して調べる意味があるのかと言われてきた。

 おそらく、まず大阪のことだし、あの橋下という人が自分の父親のこともあり、よく廃棄部処理で暴力団関係者が入り込むから、神経質になったことが影響しているのだろうとも指摘されている。

 そんなこととは関係がない者まで質問されたら、失礼だと思う人たちが当然いるだろう。また、そうは言っても、それくらいで何かプライバシー侵害などが具体的にありえるのかという話にもあり、特にないからよいと考える人もいるのだろう。二審の裁判官もそのようだ。

 これが外国だったら、ユダヤ人でナチの強制収容所に入れられていたときに番号の刺青をされている人などは傷つくはずだから具体的な問題に発展するが、日本では暴力団のことばかり気になるというのが現実かもしれない。

 かつて自衛隊の病院では、刺青を切除する手術をよくしていそうで、印象が良くないというだけでなく、刺青をしている人はヤクザになりかかっていた人ばかりだから、「足を洗って」「カタギ」になり自衛隊に入るという意味だったという。
 もっとも、こんなのは昔の話で、今ではそんな人を自衛隊は採用しないし、手術じゃなくてもレーザーで痕跡が残らないよう消せるから、無意味だということだ。

 だから、あまり意味がない質問で不愉快になった人たちがいて問題になったが、その具体性の乏しさに漬け込んだヒラメまたはハエの判事がいたということだろう。

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by ruhiginoue | 2015-10-16 14:53 | 司法 | Comments(0)
 先日、2ちゃんねるの発信元情報を開示するためにフィリピンにある「レースクイーン」という2ちゃんねるを経営する会社の登記簿を取り寄せた。
 これがそうだと画像を掲載したのを、憶えていらっしゃる方もいるだろう。

 ところが、その犯人に郵便が届かない。裁判の書面があるので、役所へ行って住民票を第三者請求をすることが可能だった。それで確認してみたところ、役所に届けを出さずに元いた住所からいなくなっていた。

 この人は何回も裁判に訴えられている人なので、そんな人は引っ越しても届を出さない位の事はよくあるらしい。
 そして郵便局によれば、役所に住民票の届けを出していなくても、郵便局には郵便物を転送するように届けることがよくあるが、その届けもないと言うことだ。

 こうなると、どこにいるとしても実質的には夜逃げである。
 ただ、匿名でインターネットに嫌がらせを書き続けてはいるので、次はここから割り出す。
 あるいは、その身内から情報を引き出すことだ。


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by ruhiginoue | 2015-10-04 10:29 | 司法 | Comments(2)
 このところ問題にしている板橋区の職員だった阿部宣男氏と松崎いたる共産党区議の裁判には、「薬害エイズ」の裁判と共通する部分がある。

 この構造薬害事件の国賠訴訟および加害医師の刑事裁判を熱心に応援していた小林よしのりが、その直後から極右に転向した原因の一つとしてよく言われることは、薬害被害者の広告塔である川田龍平を共産党の手先だと思い込んで喧嘩別れした、という程度の下らない動機であろう、ということだ。
 しかも、安部英医師は感染の危険を知りながら非加熱製剤を使った、と悪の権化のように小林は描いたが、これは安部医師から訴えられた櫻井よしこの出世作『エイズ犯罪血友病患者の悲劇』ともども完全に否定されている。

 この、小林よしのり、櫻井よしこ、と同じなのが、今訴えられている日本共産党の松崎いたる板橋区議である。仮に清廉潔白ではない相手を批判するにしても、悪意を持ってやったと明確な根拠もなく憶測で決めつければ、別の話になってしまうからだ。

 さて、松崎いたる区議によると、SNSの発言も含め一連のことは個人ではなく日本共産党の議員としての活動であるそうだ。現に板橋区に於いては党を代表して発言し、また福島に視察に行って来たばかりである。

 だから、もし自分が原告の阿部宣男氏の立場なら、松崎いたる区議と日本共産党の「共同不法行為」として連帯責任を問い両者を被告にするだろう。
 そして、「仮に、批判されて当然の間違いが自分にあって反省しなければならないとしても、それを悪意によるものと決めつけて良いことにはならないし、また、議員の立場から周囲の支持者を煽動して政治的に個人を吊るし上げるとは、まるで中国の文化大革命のようである」と主張し、日本共産党の体質を厳しく糾弾するだろう。
 このほうが社会的インパクトがあるし、党内では松崎区議の品位を欠いた言動が問題にされるはずだ。そんな良識が日本共産党に存在しなかったとしても、迷惑がりはするはずだ。

 なので、原告がどう考えているかは不明だが、少なくとも自分ならそのように訴える。そうすれば、運良く日本共産党に非好意的な裁判官に当たるかもしれないし、運悪く敗訴したとしても、松崎いたる区議と日本共産党板橋区議団に社会的打撃を与えられる。
 これは日本共産党が憎いからではなく、もともと政治的裁判とは、そうやるものだからだ。

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by ruhiginoue | 2015-09-11 12:16 | 司法 | Comments(4)
 講演会の録音を「テープ起こし」して雑誌の記事にする仕事をよくやっているけれども、これは医療裁判でやった経験から慣れているためだ。文章と違い喋っている言葉を文字にするのは、発音と語彙と趣旨の読み取りが大変な面倒くさい作業である。

 なのに、よく、「証拠がある」と言い録音そのものを持ってくる依頼人がいるから、弁護士が困る。手間ひまのかかる作業を多忙な弁護士はやってられないし、できる事務員を法律事務所が雇っていればいいが、そうでなければ依頼人が自分でやるしかない。
 また、自分でできない人は、その家族も大体できないことが多い。外の誰かに依頼するにしても、事情を理解しているうえに予備知識があるのでないと、正確に聴き取り争点を明確にする文章として構成することは難しい。
 だから、当人ができなければ、その家族も大体できないという傾向となるのだ。めんどくさい作業をコツコツとできる性格か、語彙や作文の能力がそれなりか、ということは家族で共通していることが多いからだ。

 ところでこの「テープ起こし」という表現は、今では録音テープがほとんど使われていないが昔からの慣習で言われている。今主流のICレコーダーは小型なうえ録音時間が長く回転モーターの音がしないので、隠し録りしやすくて便利だ。テープが廃れるわけだ。
 しかし、気付かれたり身体検査されたりで取り上げられてしまうこともある。だから念のため携帯電話を通話状態にして通話相手に録音してもらったりする。

 昔のサスペンスやミステリーでは、写真を撮るとカメラがそのデータを直後に電波で転送すると言うものが出てきたものだ。これはスパイが捕まったりした場合の備えであり、早く情報を届けられるようにするためでもある。
 それが今は携帯電話やスマホでもできてしまう。

 そのあとは、裁判で録音を証拠として出す場合の問題がある。録音は誘導で言わされた場合がある。例えば、オウム真理教に殺されたことで知られる坂本弁護士は、労働争議で証拠の録音を分析し、挑発してやらせた陰謀を暴いた実績があったし、あのマルコムX の娘がFBIの巧みな誘導にひっかけられた時は、キング牧師の未亡人が助けた。夫がFBIに散々やられていたので敵の手口をわかっていたからだ。

 自分の防衛大の裁判の場合、最初は、防衛医大の助教授(今の准教授)が患者に対し驕った口をきいていたので頭にきたから、それを録音しておき法廷で暴露したのだが、後から弁護士が、テープ起こしを見て、問題になった手術をその助教授が、自分ではやらないし執刀医のしたことを理解できないと言っていることに着目した。
 そして、上司ですら理解できないものを、患者に丁寧に説明し納得の上で手術同意書をとったなんてあり得ない、執刀医が言っていることは明らかに虚偽である、と突いた。
 ただし、実際には、こんな単純な話ではなく、そこまでに至るまで、非常な手間と調査と根気が必要だった。

 そして、あの手この手を使いはしたが偶発的な材料もあった。その防衛大の助教授が、録音は誘導尋問だと逃げることも予想して対応策を練っていたが、その前に助教授が証言したくないと言い始め、おかしいじゃないかという話になった。実は学会で東大の教授に「あの手術は何だ」と言われヤバイと思い逃げたのだった。

 あと、これは債権回収業者がよくやることだけども、盗み録りだと、本意な発言じゃなかったとか別の意味で言ったとか色々と弁解されてしまうので、あらかじめ、こういう話だから録音をせてもらいますと宣言しておくことだ。

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by ruhiginoue | 2015-09-11 11:24 | 司法 | Comments(0)
 袴田事件など証拠隠蔽による死刑判決や、村木厚労省次官の事件で発覚した検察による証拠の改竄など、検察の不正や制度の欠陥により発生している冤罪が問題となり、それで司法改革をするはずだったのに、実際には司法取引や盗聴の拡大などを盛り込んだ、冤罪の醸造と警察国家化を柱とした刑事訴訟法改悪が衆議院で可決されてしまった。
 
 ここで日弁連も共犯者である。日弁連の執行部は「可視化」を過大に期待した。可視化は事件の僅か2〜3パーセントしか対象にならないというふざけたものであるが、これでも最初の一歩になると言って拘ったという。
 この過剰な拘りに加え、官僚が多数を占める審議の中で負けを嫌い、一括一体採決を受容れてしまった。いちおう自分たちの意見も通ったという体裁にするだけだった。このため弁護士会内と現場の意見を押さえ込んだのだ。

 こうした日弁連の体質は、前から指摘してきたとおりだ。表向きは、ちょうど大江健三郎のような進歩的文化人たちの反核のように、偉い文化人様やセンセイ方がマスコミを意識しながら格好つけて声明を発表するのと同じで、戦争反対とか警察国家化反対と言って見せるが、その裏では権力の手先になって反対する市民に迫害を加えている。

 これを裁判で追及したが、裁判官も権力にすりよるし、天下り先に配慮もする。動かぬ証拠を無視したり捏造をしたりで、見逃したり匿ったりをしてしまう。
 
 また、日弁連は外部から監査する制度もあるが、それに対する訴えを握りつぶす連続である。書面を受け取っていないとか、提出が期日に遅れたなどと虚偽の書面を作製する。もちろん提出したこととその日付は受付の認め印があるから、日弁連の虚偽は簡単に判るし、証拠も大量にあり、例えば懲戒請求をした人などが色々と文書を所持しているのだが、これを訴える制度がない。これをわかっていて日弁連は故意に不正やインチキをしている。
 
 よって、司法の健全化のためには、日弁連も改革というより解体が必要である。  
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by ruhiginoue | 2015-08-13 20:52 | 司法 | Comments(1)
 発売されたばかりの月刊誌『紙爆』9月号に、先日の刑事訴訟法改悪につながる検察の不祥事と居直りについて、青木理氏と鈴木邦男氏が講演した要約の形で記事が掲載されている。
 ここで構成を担当した。紙面の都合で、お二人が冗談を言い合うなどユーモラスなやりとりは最後に省略されてしまったが、それより大切なのはここで語り合われた深刻な問題についてだった。これはぜひ読んでいただきたい。
 
 あと、読者の投書欄に掲載された記事批判には同感だった。先月号の安倍総理退陣までという記事があまりに期待はずれで、これを書いた朝霞唯夫という記者は日頃から自民党の元重鎮と親しくしているからネタにできるという話をするが、そのような「おともだち記事」では安倍政権の延命に好都合なだけだからいらないし、さらに前月の記事でも、同記者は橋下市長を礼賛していて、このような権力に媚びる記事はこの雑誌に相応しくない、というものだった。
 その前にも、朝霞唯夫という人は同じような姿勢の記事があり、例えば都知事選挙では、宇都宮候補の陣営では共産党一色なので多くの有権者から見向きもされていないという、まるで事実に反した記事を書いていた。
 そういうことが続いて、とうとう読者からの批判が掲載されたということだろう。
 

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by ruhiginoue | 2015-08-09 19:26 | 司法 | Comments(0)
 JR駅トイレに「自民党」と落書きされているのが複数見つかり、器物損壊容疑で警視庁が捜査するという報道があった。
 ここで多くの人が疑問に感じるのは、なぜ落書きだと器物損壊になるのか、ということだ。壊れてなどいないじゃないか。

 しかし、前に、公園の公衆便所に落書きして器物損害罪で有罪になった人が、実際にいた。この裁判には批判が多かった。落書きを消す費用を民事で賠償請求すれば良いのに、器物損壊で刑事事件になるとは不可解だから。
 
 そもそも器物損害とは、壊すなど使用できなくすることであり、壊さなくても使用できなくすれば該当する。そして落書きしたことを壊したというのは変だが、不愉快な落書きならトイレを使にいくくなり、壊したも同然ということだった。かなり屁理屈っぽい。

 しかも、そのトイレには前から落書きがあって、しかも卑猥なものだったから変態っぽい人が前に来たと思うと気味が悪くて使い難い。だから既に壊れていたことになる。もう壊れて使用不可能なものを損壊なんて有り得ない。そう弁護側は主張した。
 
 なのに有罪判決になった。被告人の落書きとは「戦争反対」だった。卑猥な落書きがあっても使用可能で、戦争反対だと使用不能になるということだ。
 つまり屁理屈で有罪にしたのは政治的な意図だったという批判が巻き起こったのだった。

 では、このたび警察が器物損壊で捜査を開始した駅のトイレの落書きも、それによって使用不可能になるほど不快な内容だということだろう。
 まあ、確かに「自民党」なんて書いてあるトイレは「感じ悪いよね」


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by ruhiginoue | 2015-07-26 23:50 | 司法 | Comments(0)